金 度勲(キム・ドフン、김도훈、1970年7月21日 - )は、大韓民国出身の元プロサッカー選手、サッカー指導者。現役時代のポジションはFW。
ニックネームは“爆撃機”。巧さはないが、厳しい状況から強引にシュートへと結びつけるプレイスタイルが魅力。1998年から2年間、Jリーグのヴィッセル神戸に所属、永島昭浩とツートップを組んだ。また河錫舟とのコリアン・ホットラインが機能し、神戸の2年連続のJ1残留に貢献した。1998年3月21日のJリーグ開幕戦となった名古屋グランパスエイト戦でJリーグデビュー、Jリーグ初ゴールを決めると決勝ゴールも決め、3-2での勝利に貢献した。1999年11月23日、2ndステージ第14節のガンバ大阪戦のゴールがヴィッセルでの最後のゴールとなった。2年間で58試合27ゴールとほぼ2試合に1ゴールの得点率を残した。
2005年8月31日にはKリーグでの通算113ゴール目を決め、同リーグ歴代最多得点記録を更新した。2005年限りで現役を引退。2006年から2012年まで城南一和天馬、2013年は江原FCのコーチ、2014年はU-20韓国代表のコーチを務めた。2015年から仁川ユナイテッドの監督に就任したが、2016年8月、成績不振で解任された。
2017年より蔚山現代FCの監督に就任。2020年にAFCチャンピオンズリーグで優勝を果たして退任。
2021年5月18日、アウレリオ・ヴィドマーの後任としてシンガポールのライオン・シティ・セーラーズFC監督に就任。2021年シーズンのシンガポールプレミアリーグ優勝に導いた。2022年7月24日に行われたタンピネス・ローバースFC戦で、相手コーチと取っ組み合いの喧嘩になり頭突きをするなどの暴力行為で両者罰金という懲戒を受けた。その直後の8月11日、監督を解任された。
2024年5月21日、6月に予定されている2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の2試合にて韓国代表の臨時監督として指揮することが発表された。
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