吉瀬 美智子(きちせ みちこ、1975年2月17日 - )は、日本の女優、ファッションモデル。福岡県朝倉市出身。フラーム所属。愛称は「みっちゃん」。
高校生の頃は美容部員志望だったが不合格だったため、高校卒業後は地元のエステサロンや喫茶店でアルバイトをしていた。喫茶店でのアルバイト中にスカウトされて地元でモデルの仕事を開始する。当時の所属事務所はオフィスノアールで、「小雪」という芸名で活動をしていた。
その後、20歳で上京しブルーミングエージェンシーおよびブラァバに所属。1999年に女性向けファッション雑誌『Domani』にて専属モデルを務める傍ら、多数のCMに出演。2003年からは情報番組『噂の!東京マガジン』にて5代目アシスタントを務めた。
2007年2月1日付で現事務所フラームに移籍。30代に入ってから「モデルとしての未来を考えた時、活躍できる場が限られてきてしまう」と考えるようになり、現事務所からの「今後モデルの仕事を一切しない」との条件を快諾し移籍に踏み切った。それを機にモデル業を一切辞め本格的に女優に転身し、以後、テレビドラマを中心に活躍。『LIAR GAME』(フジテレビ)や『ブラッディ・マンデイ』(TBS)などに出演し注目されるようになる。ただし、女優への転身以降もファッション雑誌の表紙を飾るなど、モデルの仕事と縁が切れたわけではない。
2009年1月、『妄想姉妹〜文學という名のもとに〜』(日本テレビ)にてテレビドラマ初主演(複数主演)、2010年5月、『ハガネの女』(テレビ朝日)にてテレビドラマ単独初主演。また、2010年9月公開の映画『死刑台のエレベーター』にて映画初主演。
2011年2月、エランドール賞新人賞を受賞。
2014年7月、出産1年後の初復帰作『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』(フジテレビ)にて、家庭と愛人との間で苦悩するセレブ主婦を演じる。同年9月、初のエッセイ『幸転力』を出版。
2019年、第12回ベストマザー賞の芸能部門を受賞した。
モデルから女優への転身を支えた、10歳年上の実業家の一般男性と、出会いから5年の2010年12月25日に結婚。同月28日に自身のブログを通じて発表した。
結婚3年目の2013年2月21日に第1子妊娠を発表し、同年7月17日に女児を出産。また、2016年7月14日に第2子妊娠を発表しし、同年10月26日に女児を出産した。
2021年4月7日、所属事務所の公式サイト及び自身のツイッターを通じて離婚を発表した。
マイペースな性格で、自宅でのんびりするのを好み、極度の潔癖症。外に出かけるのはあまり好きではない一方で、趣味は釣りやゴルフなどアウトドアと語っている。
2021年に離婚はしたものの娘たちに対する愛情は深く、成長した娘たちが結婚したことで自分に孫ができて祖母になるのも悪くないという主旨の発言をしている。
上戸彩とは、ドラマの共演がきっかけで仲良くなり、定期的に会っている。
北村一輝とは、吉瀬が20歳の時のデビュー作で共演して以来長い付き合いで、プライベートでお酒を飲む仲でもあるが、「(吉瀬が)酔って寝ている所をみんなで写真に撮ったら、CMみたいな寝顔」と番組で証言している。
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