『警視庁・捜査一課長』(けいしちょう・そうさいちかちょう)は、テレビ朝日系で断続的に放送されていた刑事ドラマシリーズである。主演は内藤剛志。
副題は「ヒラから成り上がった最強の刑事!」(ヒラからなりあがったさいきょうのけいじ!)。
本項での「第○作」は単発ドラマ、「S」はseason、「SP」はスペシャル、「S4」は2020を表す。
通常の刑事ドラマでは脇役になりがちな、捜査一課長にスポットを当てたドラマ。
警視庁の花形部署刑事部捜査第一課のトップであり、ヒラ刑事から這い上がってきたノンキャリアの叩き上げが務める警察組織内でも特殊なポストで、400名以上の精鋭刑事を統率する。
2012年から「土曜ワイド劇場」で単発が2015年まで5作放送された。内藤は本作が「土曜ワイド劇場」初主演である。
単発版の好視聴率を受け、2016年4月14日から同局系「木曜ミステリー」(木曜 20時 - 20時54分)枠にて連続ドラマ版が放送された(後述の通り、初回は編成上は予定通り放送した扱いとはなるも、途中で報道特別番組に差し替えられた)。「木曜ミステリー」シリーズでは数少ない東京が舞台の作品であり、連続ドラマ版では、東京の名所の豆知識もストーリーに取り込んでいる。
「土曜ワイド劇場」での単発ドラマ時代から「木曜ミステリー」で連続ドラマになった初期の頃はシリアスで硬派な作風だったが、連続ドラマのシリーズが進むにつれてシリアスな路線よりコメディな作風(コントや喜劇の様な)に変化しており初期の頃の雰囲気は殆ど薄れている。(登場人物のキャラ設定、何かをもじった役名、毎週番組冒頭の一課長への臨場要請のご遺体連絡など)。
連続ドラマ版の放送がない時期にも「日曜プライム」で不定期に単発スペシャルが放送されている。また、「木曜ミステリー」シリーズでは恒例のクロスオーバー企画として、『未解決の女 警視庁文書捜査官』に本作の登場人物がゲスト出演している。
2020年6月18日、「S4」がシリーズ史上初となる2クール(半年間)放送となることが発表された。
2022年4月より「season6」が放送開始した。
第1作 - 第5作 / season1 / season2 / season3 / スペシャル1 - 8 / 2020 / season5 / season6 / スペシャル9
★(冒頭の第一被害者〈死亡、傷害、誘拐など〉)
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