『銀座三四郎』(ぎんざさんしろう)は、1950年4月9日に公開された新東宝製作の日本映画。
『姿三四郎』の富田常雄の原案による柔道映画。現存するのは1960年5月7日に『銀座の猛者』と改題されて再公開された65分の短縮版のみである。前作の『果てしなき情熱』が酷評され、自信喪失していた監督の市川崑に「くよくよしないで、こういうものを撮って気分転換しなさい」と製作を担当した青柳信雄が持ち込んだ企画で、黒澤明監督の『姿三四郎』を意識した原作と脚本だったが、藤田進のための企画だと理解していた市川は、青柳の温情に向いるために監督を引き受け、現代劇という事もあり、テンポよく展開するよう心掛けたという。
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