有村 架純(ありむら かすみ、本名:有村 架澄〈読み同じ〉、1993年〈平成5年〉2月13日 - )は、日本の女優。兵庫県出身。フラーム所属。
兵庫県伊丹市生まれ。2009年12月、兵庫県立伊丹西高等学校在学中にFLaMmeのオーディションを受け、合格。
2010年1月、サンケイスポーツの新春企画「新春ガールズ」が芸能界の初仕事となり、4月に親元を離れ、上京。 同年5月、『ハガネの女』(テレビ朝日)でドラマに初出演し、同年12月、FLaMme mobileで携帯ブログをスタートした。
2011年1月、東京ディズニーシー「春のキャンパスデーパスポート」でCM初出演し、同年11月に『ギャルバサラ -戦国時代は圏外です-』で映画初主演した。
2013年4月、出生地である伊丹市より「伊丹市大使」に任命される。同年7月より、アメーバブログをスタート。連続テレビ小説 『あまちゃん』(NHK)で、小泉今日子演じる主人公の母親の若かりし頃を演じて話題を呼び、知名度を高めた。ニホンモニターによる「2013タレントCM起用社数ランキング」で圏外からトップ10入り、VIPタイムズ社(『日本タレント名鑑』発行元)による業界人1,000人を対象としたアンケートで選ばれた「2014年にブレイクを期待するタレント」で女性部門1位となるなど、注目を集めた。
2014年7月公開のスタジオジブリ作品『思い出のマーニー』でオーディションを経てダブルヒロインの1人・マーニー役に抜擢され、同作に声優として出演する。同年10月、舞台劇 『ジャンヌ・ダルク』で初舞台を踏む。同年映画 『ストロボ・エッジ』の役作りのため、デビュー以来一度も短くしたことのなかった髪を20cmカットした。
2015年5月、主演映画『映画 ビリギャル』にて金髪ギャルを演じ、話題となる。同年6月、『永遠のぼくら sea side blue』(日本テレビ)で、地上波ドラマ初主演。同年10月、『海に降る』(WOWOW)で、連続ドラマ初主演。
2016年主演映画『映画 ビリギャル』での演技により第39回日本アカデミー賞優秀主演女優賞および新人俳優賞、さらに『ストロボ・エッジ』『映画 ビリギャル』での演技により第58回ブルーリボン賞主演女優賞を受賞する。同年1月、フジテレビ月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』で同枠および民放連続ドラマ初主演。
2016年11月12日、第67回NHK紅白歌合戦の紅組司会者に起用されることがNHKより発表され(対戦相手の白組は相葉雅紀〈嵐メンバー〉)、同年12月31日放送の同紅白で紅組司会者を務めた。自身にとっては初の司会業となる。
2017年前期連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK)ヒロインに選ばれた。脚本の岡田惠和の強い要望もあり、オーディションを行わずに主演が決まった。
2017年11月13日、第68回NHK紅白歌合戦の紅組司会者に再び起用されることがNHKより発表され(対戦相手の白組は二宮和也〈嵐メンバー〉)、同年12月31日放送の同紅白で2度目の紅組司会者を務めた。自身にとっては2年連続での司会業となる。
2021年3月3日、第12回 Asian Pop-Up Cinemaで作品『有村架純の撮休(#1)』と『劇場版 そして、生きる』が評価され、BRIGHT STAR AWARDを日本人初の受賞。
2021年11月、主演映画『花束みたいな恋をした』の大ヒットや土曜ドラマ『コントが始まる』における活躍が評価され、日経トレンディ「2021年 今年の顔」に選出された。主演を務めた映画『花束みたいな恋をした』における演技が評価され、第45回日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞を受賞した。
2023年、『どうする家康』の築山殿(瀬名)役でNHK大河ドラマ初出演。
※役名が太字で記載されているものは主演した作品
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