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ハプログループM7a (mtDNA)


ハプログループM7a (mtDNA)


ハプログループM7a (mtDNA)(ハプログループM7a (ミトコンドリアDNA)、英: Haplogroup M7a (mtDNA))とは、分子人類学で用いられる、人類のミトコンドリアDNAハプログループ(型集団)の分類のうち、ハプログループMを祖先に持ち「ハプログループM7」より分岐したものである。

概略

起源

約4万年以上前に誕生したアジア最大の母系グループである「M」型から分岐したM7より分岐したグループで、約2万5000年前に「スンダランド」で誕生し北上して日本列島に到達した系統にあたるとする見方がある一方で、シベリア南部 - 極東あたりで発生したとする見方もある。

古人骨

2010年までに沖縄県石垣島の白保竿根田原洞穴遺跡から発掘された、旧石器時代の人骨を国立科学博物館が分析した結果、国内最古の人骨(約2万-1万年前)とされた4点のうち2点は、このハプログループM7aと呼ばれる系統であることが明らかとなった。

分布

日本人の約7.6%がこの型に属し、沖縄(23%)、本州(7%)の他、北海道アイヌ(16%)や、縄文人の人骨からも検出されている。韓国人にも3%弱確認され、日本から移住し在住・帰化している日本人であると思われる。

系統樹

ハプログループM7のサブクレードの系統樹は、マニス・バン・オーブンとマンフレッド・カイザーの論文に基づく。

    • M7
      • M7a
        • M7a1
          • M7a1a
            • M7a1a1
              • M7a1a1a
            • M7a1a2
            • M7a1a3
            • M7a1a4
              • M7a1a4a
            • M7a1a5
            • M7a1a6
            • M7a1a7
          • M7a1b
        • M7a2
          • M7a2a
          • M7a2b

脚注


Text submitted to CC-BY-SA license. Source: ハプログループM7a (mtDNA) by Wikipedia (Historical)