種田 梨沙(たねだ りさ、1988年7月12日 - )は、日本の女性声優。東京都出身。大沢事務所所属。
代表作は、『ストライク・ザ・ブラッド』(姫柊雪菜)、『ご注文はうさぎですか?』(リゼ)、『うたわれるもの』(クオン)、『きんいろモザイク』(小路綾)、ゲーム『アイドルマスター ミリオンライブ!』(田中琴葉)、『ゾンビランドサガ』(水野愛)などである。
中学1年の頃に『ハリー・ポッター』シリーズのファンとなり、ファンタジー世界への憧れを深める。この頃に声優関連のラジオを聴いて吹き替えの仕事に興味を持ち始め、次第に「私も出演したい」という思いへと変わっていった。しかし、入学した中学が芸能活動禁止だったため、演技のノウハウは独学で学んでいた。
都内の美術大学デザイン科に進学、中学校・高等学校教諭1種免許(美術)を取得している。
2007年、大学生の時に『智一・美樹のラジオビッグバン』のアシスタントオーディションに合格する。両親の反対にあったが説得して、9代目のアシスタントとして約10ヶ月活動した。三上枝織とはその同期にあたる。共に実写映画『第2写真部』に生徒役で出演した。
大学在学中に大沢事務所の研修生オーディションに合格し、後に所属する。声優としてクレジットされた初仕事は、2010年5月に発売された『いちばんうしろの大魔王 ドラマ&キャラクターソングアルバム〜いちばんうしろにあるキモチ〜』のドラマパート。役名の表記がないエキストラだった。アニメは、短編映画『桜の温度』の劇中ナレーションが初めて。
2012年9月より放送の『新世界より』の渡辺早季役でテレビアニメに初主演。キャラクター名義で前期エンディング曲「割れたリンゴ」も担当した。CSテレ朝チャンネルで放送されたミニコーナー「新世界よりクロニクル」では司会もつとめた。
2015年5月7日に発売された女性ファッション雑誌「AneCan」6月号に声優として掲載された。
2016年9月1日、所属事務所より病気療養のため活動休止を発表。翌2017年8月4日、体調を考慮しながら徐々に仕事を再開することが発表された。
2022年、初のソロ番組である「Salon de Tanedaへようこそ♪」が第7回アニラジアワード(2020・2021年度)にて「BEST SOLO RADIO ひとりラジオ賞」を受賞し、さらに内山夕実とともにパーソナリティを務めるインターネットラジオ「夕実&梨沙のラフストーリーは突然に」が「BEST FEMALE RADIO 最優秀女性ラジオ賞」と「RADIO OF THE YEAR 最優秀ラジオ大賞」を受賞した。
種田の休業に伴い、持ち役を代演または引き継いだ声優は以下の通り。これらの引き継がれた役に関しては、活動再開後も復帰しておらず、降板となっている。
『アイドルマスター ミリオンライブ!』のキャラクターソング「THE IDOLM@STER THE@TER ACTIVITIES 03」にはユーザー投票により、種田の演じる田中琴葉が登場予定であったが、活動休止に伴って次点だった矢吹可奈(声:木戸衣吹)が代わりに登場することが決定し、2017年3月12日に日本武道館で開催された『THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 4thLIVE TH@NK YOU for SMILE!! DAY3 Starlight Theater』も出演を見送った。2017年6月29日にサービスを開始したシアターデイズにおいても、種田が休業中であったことからサービス開始当初は琴葉は実装されていなかったが、活動再開に伴い翌2018年2月8日よりゲームに合流している。
なお、『ストライク・ザ・ブラッド II』では声優変更はなく、2016年11月発売予定の種田の演じる姫柊雪菜のキャラクターソングアルバムは予定通り発売されたほか、『きんいろモザイク Pretty Days』についても、活動休止前に収録を完了していたため、予定通りに公開された。
休業中は「この先続けられるのか、辞めた方がいいのではないか」と不安に陥ったと語っている。
太字はメインキャラクター。
※はインターネット配信。
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