第16回日本フットボールリーグは、2014年(平成26年)3月16日から同年11月29日にかけて行われた日本フットボールリーグ(JFL)のリーグ戦である。Honda FCが6年ぶり5度目(旧JFLを含めると6回目)の優勝を果たした。
第16回JFLの参加クラブは以下の通りである(記載はJFL公式サイトの掲載順)。
前シーズン後にカマタマーレ讃岐がJ2に昇格した。さらに今年度より創設されたJ3リーグ (J3) にAC長野パルセイロなど9クラブが入会したため、引き続きJFLに留まった8クラブに新たに地域リーグから6クラブが昇格し14クラブで開幕する。
1月20日にレギュレーションが発表された。前年から内容が大幅に変更になっている。
前年までの「通年(1ステージ制)ホーム・アンド・アウェー2回戦総当たり」から、「1回戦総当たり×2ステージ制(通年ではホーム・アンド・アウェーのまま)」に変更になる。この変更の理由について、JFLでは「複数のタイトルを争い、より多くのチームにそのチャンスが生まれることで、リーグの活性化につなげていきたい」と説明している。
前半の13節を「ファーストステージ」、後半の13節を「セカンドステージ」とし、両ステージの勝者同士でホーム・アンド・アウェーによる「チャンピオンシップ」(年間チャンピオン決定戦)を開催する。チャンピオンシップ進出チームは通年の成績にかかわらず年間順位の1位または2位となり、3位以下は年間の全試合の成績により決定する。なお、ファーストステージ・セカンドステージを同じチームが制した場合はチャンピオンシップを行わない(この場合、2位以下を年間の全試合の成績により決定する)。
なお当年度の開催節数は年間の通しではなく前期・後期それぞれのステージ別に表示する。したがって、後期の13節分は従前の通年表記では第14-26節に相当する。
開催期間:3月16日 - 6月8日
最終更新は2014年6月8日の試合終了時
出典: 第16回 日本フットボールリーグ(2014) ファーストステージ順位表
順位の決定基準: 1.勝点 2.得失点差 3.総得点 4.当該チーム間の対戦成績 5.勝利数 6.反則ポイント 7.順位決定戦(必要な場合のみ).
最終更新は2014年6月8日の試合終了時
出典: 第16回 日本フットボールリーグ(2014) 戦績表
1左縦列のチームがホーム側。
色: 青 = ホームチームが勝ち; 黄 = 引き分け; 赤 = アウェーチームが勝利。
開催期間:7月19日 - 11月9日
最終更新は2014年11月9日の試合終了時
出典: 第16回 日本フットボールリーグ(2014) セカンドステージ順位表
順位の決定基準: 1.勝点 2.得失点差 3.総得点 4.当該チーム間の対戦成績 5.勝利数 6.反則ポイント 7.順位決定戦(必要な場合のみ).
最終更新は2014年11月9日の試合終了時
出典: 第16回 日本フットボールリーグ(2014) 戦績表
1左縦列のチームがホーム側。
色: 青 = ホームチームが勝ち; 黄 = 引き分け; 赤 = アウェーチームが勝利。
最終更新は2014年11月29日の試合終了時
出典: 第16回 日本フットボールリーグ(2014) 年間通算順位表
順位の決定基準: チャンピオンシップの勝利チームが1位、敗戦チームが2位、3位以下については以下の基準により決定。
1.勝点 2.得失点差 3.総得点 4.当該チーム間の対戦成績 5.勝利数 6.反則ポイント 7.順位決定戦(必要な場合のみ)
なお両ステージの1位が同じ場合は全順位を上記の基準にて決定。.
チャンピオンシップのレギュレーションについては、2014年11月12日付のニュースリリースで詳細が明らかにされた。
なお、アウェーゴール方式はJFLチャンピンシップでは採用しない。
この結果、2戦1勝1分・通算スコア5-4としたHonda FCのリーグ優勝が決定した。
J3の加盟については、「J3スタジアム要件」、「J3ライセンス基準」に関する審査および入会審査に合格したうえで、JFLでの年間の最終順位が4位以内、かつ、JFLに属するJリーグ百年構想クラブのうち上位2クラブに入っていることが条件となる。
2014年度のJFL加盟の百年構想クラブはヴァンラーレ八戸、栃木ウーヴァFC、アスルクラロ沼津、レノファ山口FCであるが、八戸はスタジアムの要件を満たしていないため不合格となり、栃木Uについては本年度のJ3ライセンスを申請しておらず、対象となるのはJ3ライセンス資格審査基準を満たした沼津、山口の2チームである。
11月9日の2ndステージ第13節で栃木Uに勝利した山口はJ3参入条件となるJFL年間順位4位以内を確定させ、11月19日のJリーグ理事会で山口のJリーグ入会が正式に承認された。一方、沼津は年間順位が8位だったためJ3参入は見送りとなった。
2015年のJFLは16チームで行うことが決まっており、地域リーグへの降格は行わない。地域リーグからの昇格はJFLからJ3への加盟数により変わり、JFL年間順位4位のレノファ山口FCがJ3リーグ加盟が決まり、第38回全国地域サッカーリーグ決勝大会上位3チームが昇格することとなった。その結果優勝の奈良クラブ、準優勝のFC大阪、3位のクラブドラゴンズ の3チームのJFL加盟が承認された。
JFL選抜チームを編成し、9月5日から15日にかけて東南アジアで遠征を行った。海外遠征を行うのは2008年シーズン以来となる。
Owlapps.net - since 2012 - Les chouettes applications du hibou