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2010年の阪神タイガース


2010年の阪神タイガース


2010年の阪神タイガースでは2010年の阪神タイガースにおける動向をまとめる。

この年の阪神タイガースは真弓明信監督の2年目のシーズンである。

概要

阪神球団は前年まで20年近く那須社の公式球を使用してきたが、このシーズンからからミズノ社の球に切り替えた。

打線は城島健司を古巣ソフトバンクとの争いで獲得し、新外国人としてマット・マートンを獲得したが、前年末に通算打率.295、381盗塁を記録した赤星憲広が首の怪我の為33歳の若さで引退、藤本敦士や今岡誠という2003、2005年の優勝を支えた主力が退団し開幕前には金本知憲がオープン戦の練習前に若手選手と激突して負傷するなどして不安が残った。

開幕前に負傷した金本のフルイニング出場は19試合目のスタメン落ちで途切れた。金本がスタメンを外れ、代打での出場が多くなるも、打線は、新加入の城島や新井貴浩、鳥谷敬、平野恵一、クレイグ・ブラゼルら主力選手が好調で、鳥谷、新井、ブラゼルのクリーンナップは100打点を記録するなど、第四次ダイナマイト打線を形成。さらに、マートンが安打数を増産して、1994年のイチローが記録した年間安打210を超えて214の日本記録を作り打率.349を記録、チーム打率.290の高打率(野手のみの打率は.2996)の原動力となる。チーム安打数は2003年のダイエーが作った1461本に次ぐ1458本のセリーグ新記録を樹立し、チーム本塁打も173本で1986年に130試合制で184本打って以来の高い数値を残した。投手陣も久保康友、ジェイソン・スタンリッジの先発陣や藤川球児らリリーフ陣が好調で、9月には一時マジックが点灯するなど、シーズン終盤まで中日、巨人と優勝争いをした。しかし、能見篤史、岩田稔らの怪我離脱などによる先発陣の駒不足が響き、最終的に2位でレギュラーシーズンを終えた。クライマックスシリーズも第1ステージで巨人に2連敗を喫し、シーズンを終えた。

チーム成績

レギュラーシーズン


日本生命セ・パ交流戦

  • 同率の場合は前年の順位で上位のチームが上位にランクされる

クライマックスシリーズ

入団・退団

シーズン開幕前

本節では、前レギュラーシーズン終了から本シーズン開幕までの入退団について記述する。なお、退団の去就はスポーツ関係又は芸能関係の職業に転身した場合のみを記載し、空欄は前述以外の一般職業に転身もしくは去就不明を示す。

マツダオールスターゲーム2010

  • 太字はファン投票による選出、※印は選手間投票による選出、+印は「マツダ・プレマシー プラスワンドリーム」投票による選抜、他は監督推薦による選出。
  • 選出回数の括弧内数字は故障のため不出場の回数。

選手・スタッフ

以上。

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試合結果

個人成績

投手成績

  • 色付きは規定投球回数(144イニング)以上の選手
  • 太字はリーグ最高。

打撃成績

  • 色付きは規定打席(446打席)以上の選手
  • 太字はリーグ最高。

表彰

  • マット・マートン
    • 最多安打 214安打(初受賞)
    • ベストナイン〈外〉(初受賞)
  • 久保康友
    • 最高勝率 .737(初受賞)
  • 平野恵一塁手、
    • ベストナイン〈二〉(初受賞)
    • ゴールデングラブ賞〈二〉(初受賞)
  • クレイグ・ブラゼル
    • ベストナイン〈一〉(初受賞)
  • 鳥谷敬
    • ベストナイン〈遊〉(2年ぶり2度目)
  • 城島健司
    • ゴールデングラブ賞〈捕〉(初受賞、パで8度)


達成記録・出来事

  • 1月18日 - 背番号の変更を発表。水田圭介が15から32、柴田講平が2から00、高橋勇丞が58から121、金村大裕が61から117、玉置隆が62から118に変更。また矢野輝弘の登録名を「矢野燿大」に変更したことも発表
  • 3月14日 - 阪神甲子園球場内に甲子園歴史館が開館
  • 3月26日 - 安藤優也が横浜1回戦(京セラドーム)で開幕投手を務め、球団史上初の3年連続開幕投手
  • 3月29日 - 育成選手の田上健一を支配下選手登録したことを発表
  • 4月4日 - 下柳剛が中日3回戦(ナゴヤドーム)で先発登板し通算600試合登板、史上35人目
  • 4月6日 - ロッテの川崎雄介を金銭トレードで獲得したことを発表
  • 4月6日 - 元ソフトバンクのジェイソン・スタンリッジと契約したことを発表
  • 4月6日 - 金本知憲が巨人1回戦(甲子園)で6回に藤井秀悟から本塁打を放ち、阪神移籍後200本塁打、2球団それぞれで200本塁打以上は落合博満(ロッテ・中日で達成)に次ぐ2人目
  • 4月10日 - 金本知憲がヤクルト2回戦(甲子園)に出場し、藤村富美男が持っていた球団最多連続出場1014を更新する1015試合連続出場
  • 4月13日 - 藤川球児が巨人4回戦(東京ドーム)でセーブを記録し、山本和行の持っていた球団通算セーブ130を更新する131セーブ目を記録
  • 4月18日 - 金本知憲が横浜5回戦(横浜)で先発出場を外れ、連続フルイニング出場が1492試合でストップ、この試合は代打で出場し、連続出場記録は継続
  • 5月3日 - 城島健司が中日7回戦(ナゴヤドーム)で2回に朝倉健太から死球を受け通算100死球、史上14人目
  • 6月3日 - 金本知憲が4月17日に達成した1492試合連続フルイニングの記録がギネス世界記録に認定
  • 6月4日 - 桧山進次郎がオリックス3回戦(甲子園)で7回に加藤大輔から代打で安打を放ち、遠井吾郎が持っていた球団通算代打安打の108を更新する109安打目を記録
  • 6月27日 - 金本知憲がヤクルト8回戦(神宮)で8回に松岡健一から本塁打を放ち通算450本塁打、史上13人目
  • 7月20日 - 育成選手の森田一成を支配下選手登録したことを発表
  • 8月12日 - 広島14回戦(マツダ)で6回にエリック・スタルツから城島健司―桜井広大―狩野恵輔が2003年5月9日の横浜7回戦(横浜)以来の3者連続本塁打、球団史上8度目
  • 8月25日 - 広島16回戦(京セラドーム)で22得点を取り、2005年9月10日の広島18回戦(甲子園)の21点を取って以来の球団史上3度目の1試合20点以上で22得点は球団新記録
  • 9月3日 - 矢野燿大が今季限りで現役引退することを発表
  • 9月5日 - 藤川球児が広島20回戦(マツダ)でセーブを記録し通算150セーブ、史上10人目
  • 9月18日 - マット・マートンが巨人20回戦(甲子園)で1回にディッキー・ゴンザレスから安打を放ち、1950年の藤村富美男が持っていた球団最多安打191を更新する192安打目を記録
  • 9月23日 - マット・マートンが中日24回戦(ナゴヤドーム)で7回に吉見一起から本塁打を放ち、日本プロ野球の年間200安打目を記録。史上4人目
  • 9月27日 - ウエスタン・リーグはこの日2位のソフトバンクが中日に敗れたため、阪神の4年ぶり15度目のリーグ優勝が決定
  • 9月28日 - マット・マートンが巨人23回戦(甲子園)で6回に内海哲也から安打を放ち、2007年のアレックス・ラミレス(ヤクルト)の持っていたセ・リーグの年間最多安打204を更新する205安打目を記録
  • 10月1日 - 金村暁、庄田隆弘、大城祐二、西谷尚徳、金村大裕、高橋勇丞に戦力外通告したことを発表
  • 10月3日 - 新井貴浩が広島24回戦(マツダ)で6回に今井啓介から二塁打を放ち、1950年の松竹が記録したセ・リーグのチームのシーズン安打1417を更新する1418安打目を記録(最終記録は1458安打)
  • 10月5日 - マット・マートンがヤクルト24回戦(神宮)で2回に中澤雅人から安打を放ち、1994年のイチロー(オリックス)の持っていた日本プロ野球の年間安打210を更新する211安打目を記録(最終記録は214安打)
  • 10月5日 - 鳥谷敬がヤクルト24回戦(神宮)で3回に橋本義隆から二塁打を放ち通算1000安打、史上262人目
  • 10月19日 - 二軍打撃コーチの町田公二郎からの辞任の申し入れを了承したことを発表
  • 10月22日 - 二軍監督に吉竹春樹、二軍守備走塁コーチに風岡尚幸、高橋光信の現役引退と二軍打撃コーチへの就任を発表
  • 10月22日 - 二軍監督の平田勝男と来季の契約を結ばないことを発表
  • 10月26日 - ケーシー・フォッサムに戦力外通告したことを発表
  • 10月29日 - ロバート・ザラテと育成選手で契約したことを発表
  • 11月12日 - 桟原将司と黒田祐輔と田中慎太朗と玉置隆の4名と育成選手の再契約したことを発表
  • 11月22日 - 藤川俊介の登録名を「俊介」に変更したことを発表
  • 11月24日 - 楽天からFAの藤井彰人が阪神への入団を表明
  • 12月3日 - 前横浜加藤康介の入団を発表を発表
  • 12月6日 - 背番号の変更を発表した。ジェン・カイウンが64から40、小宮山慎二が60から39、大和が66から0、髙濱卓也が36から66に変更。育成選手の桟原将司が40から117、黒田祐輔が59から121に変更
  • 12月17日 - 前楽天の藪恵壹の二軍投手コーチへの就任を発表
  • 12月24日 - 水田圭介と中日の新井良太が交換トレード
  • 12月28日 - マルコス・ベキオナチと育成選手で契約したことを発表

ドラフト指名選手

出典


Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 2010年の阪神タイガース by Wikipedia (Historical)