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2011年の阪神タイガース


2011年の阪神タイガース


2011年の阪神タイガースでは2011年の阪神タイガースにおける動向をまとめる。

2011年の阪神タイガースは真弓明信監督の3年目のシーズンである。

概要

投手は榎田大樹がドラフト1位で、また前年ロッテで29セーブを挙げている小林宏之がFAで入団した。野手では2度の優勝に貢献した矢野燿大が現役引退し、新井良太が中日からトレードで入団した。また、3月11日に東日本大震災が発生し、被災地への配慮や節電への対策の不備から、セ・リーグとパ・リーグはともに開幕が3月25日から4月12日に変更されることが決定。例年は選抜高等学校野球大会と日程が重なるため甲子園で開幕できない阪神が、18年ぶりに甲子園で開幕を迎えることになった。この時新井貴浩は労組プロ野球選手会会長であり、予定通り開幕しようとするセ・リーグとの問題解決のため奔走。その一方でオープン戦で20打数以上の連続無安打が続き、選手会会長職の心労がプレーに影響することが心配されたが、問題解決後は復調した。

この年から導入された統一球により前年度猛威を振るった野手陣の打撃成績が軒並み悪化。7月15日には最大9.5ゲーム差をヤクルトにつけられていたが、8月終了時にはヤクルトが調子を崩したこともあり首位ヤクルトから、5位の広島まで横浜以外の5チームが3.5ゲームの中にきしめく大混戦。阪神も2.5ゲームまで縮め優勝も狙える位置にいたが、9月9日-9月11日と9月27日-9月29日の神宮3連戦2カードの6試合で全敗しペナント争いから後退。それ以降のCS争いも8月以降調子を上げた巨人に逃げ切られ、レギュラーシーズンを4位で終えた。シーズン終了後に真弓監督が辞任し、2002年から打撃コーチを務めてきた和田豊が監督に就任した。

チーム成績

レギュラーシーズン


入団・退団

シーズン開幕前

本節では、前シーズン終了後から本シーズン開幕までの入退団について記述する。

入団

退団

シーズン開幕後

本項では、本シーズン開幕後から本シーズン終了までの入退団について記述する。

入団

退団

選手・スタッフ

試合結果

※3月25日から4月10日までの中止は東日本大震災による節電の為

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個人成績

投手成績

  • 色付きは規定投球回数(144イニング)以上の選手
  • 太字はリーグ最高。

打撃成績

  • 色付きは規定打席(446打席)以上の選手
  • 太字はリーグ最高。

表彰

  • 新井貴浩
    • 打点王 93打点(初受賞)
  • マット・マートン
    • 最多安打 180安打(2年連続2回目)
    • ベストナイン〈外〉(2年連続2回目)
  • 鳥谷敬
    • 最高出塁率.395(初受賞)
    • ベストナイン〈遊〉(2年連続3回目)
    • ゴールデングラブ賞〈遊〉(初受賞)
  • 藤川球児
    • 最多セーブ 41S(4年ぶり2回目)
  • 平野恵一
    • ベストナイン〈二〉(2年連続2回目)
    • ゴールデングラブ賞〈二〉(2年連続2回目)
  • ジェイソン・スタンリッジ
    • 月間MVP〈投手6月〉(初受賞)
    • 月間MVP〈投手7月〉(2ヶ月連続2回目)
  • 能見篤史
    • 月間MVP〈投手10月〉(2年連続2回目)

達成記録・出来事

  • 1月28日 - ロッテからFA宣言していた小林宏之と正式に契約、入団会見を行った。登録名は「小林宏」で背番号は41に変更。また、背番号の変更も発表され、上園啓史の41から47へ、白仁田寛和が47から64とそれぞれ変更され、ジェン・カイウンの登録名が鄭凱文に変更になった事が発表された。
  • 2月14日 - 2009年退団し復帰を目指してリハビリをしていたジェフ・ウィリアムスが現役引退することを発表。
  • 2月14日 - 12球団で唯一契約未更改で自費でキャンプに参加していた、久保康友がこの日契約を更改した。
  • 3月1日 - 髙濱卓也がFAで獲得した小林宏之の人的補償選手で移籍することをロッテから発表
  • 3月2日 - ジェフ・ウィリアムスと駐米スカウトとしての契約を締結。
  • 3月24日 - 3月11日に発生した東日本大震災を受けて、セ・リーグの緊急理事会が開かれ、開幕戦を3月25日から4月12日に決定したにより、1993年以来18年ぶりの甲子園開幕が決まる
  • 4月12日 - マット・マートンが広島1回戦(甲子園)で前田健太から史上18人目の開幕戦初回先頭打者本塁打を記録。
  • 4月15日 - 金本知憲が中日1回戦(ナゴヤドーム)の8回二死で代打で出場したが、一塁走者の俊介が盗塁に失敗し打席が完了しないまま攻撃終了となり、その裏の守備には付かずに交代したため、この日の出場自体は記録されるが、連続試合出場継続とはカウントされないルールの為、広島時代の1998年7月10日のヤクルト15回戦(広島市民)以来の連続試合出場記録が日本プロ野球史上歴代2位の1766試合でストップ
  • 4月19日 - 能見篤史が巨人1回戦(甲子園)で初回から3回にかけて7者連続三振の球団タイ記録で史上4度目、7者以上連続三振は日本プロ野球史上25人目(26度目、最多は9)。試合は10回裏に新井貴浩の安打に続き、弟の新井良太のサヨナラ安打で3対2で阪神が勝利、兄弟による同一試合での安打は阪神では25年ぶり。また阪神は3試合連続延長戦の球団タイ記録
  • 5月3日 - 巨人4回戦(東京ドーム)の2回に金本知憲が東野峻から43歳1か月でセ・リーグ史上最年長本塁打となる今季1号本塁打。3回に東野峻から3番鳥谷敬、4番新井貴浩、5番クレイグ・ブラゼルによる3者連続本塁打、球団史上9度目。クリーンアップによる3者連続本塁打は1985年のバックスクリーン3連発以来26年ぶり。試合は阪神が勝利し、完投で勝利投手となった能見篤史は2009年からの対巨人戦の連勝を球団タイ記録の8とした
  • 5月12日 - 城島健司が広島6回戦(甲子園)で7回に岩見優輝から本塁打を放ち、日米通算1000打点を達成(NPB802打点・MLB198打点)
  • 5月14日 - 中日5回戦(甲子園)が開催され、阪神甲子園球場での通算4000試合となった(球団通算2145勝1747敗108分)
  • 5月14日 - 桧山進次郎が中日5回戦(甲子園)に9回に代打で出場し、岩瀬仁紀から右翼ポール際に本塁打を放ち、八木裕の球団記録を更新する日本プロ野球通算14本目の代打本塁打。
  • 5月22日 - 鳥谷敬が西武1回戦(甲子園)で6回に代打で出場し通算1000試合出場、史上442人目
  • 5月24日 - 江草仁貴と西武の黒瀬春樹との交換トレードが成立したことも発表
  • 5月31日 - 新井貴浩が日本ハム1回戦(札幌ドーム)で先発出場し通算1500試合出場、史上169人目
  • 6月15日 - 平野恵一が日本ハム4回戦(甲子園)で3回にダルビッシュ有から犠打を決めて通算200犠打、史上31人目
  • 6月28日 - 元阪神の選手で、同球団のチーフスコアラーの渡辺長助が遠征先の富山市内のホテルで急死。享年54
  • 7月1日 - 横浜6回戦(倉敷)で勝利し、2リーグ制以降で球団通算4000勝、史上6球団目(4000勝3927敗244分)
  • 7月26日 - 森田一成が中日10回戦(甲子園)で5回に代打で出場でマキシモ・ネルソンから本塁打を放ち、球団史上初のプロ初打席初本塁打。日本プロ野球史上では51人目、代打では同13人目
  • 7月30日 - 新井貴浩が横浜13回戦(甲子園)で2回に須田幸太から二塁打を放ち通算1500安打。史上110人目
  • 8月4日 - 7月度月間MVPが発表され、ジェイソン・スタンリッジが外国人選手ではセ・リーグ史上初の2か月連続受賞。
  • 8月20日 - クレイグ・ブラゼルが横浜15回戦(横浜)で8回に真田裕貴から本塁打を放ち通算100本塁打、史上263人目
  • 8月25日 - 巨人18回戦(東京ドーム)は3対3の引き分けで、藤川球児が9回の1イニングを投げ3者連続三振で通算100ホールドとし、日本プロ野球史上初の100セーブと100ホールドを達成
  • 8月28日 - 藤川球児がヤクルト13回戦(甲子園)で9回から登板し通算500試合登板。史上87人目。
  • 9月13日 - 鳥谷敬が中日19回戦(甲子園)で先発出場し通算1000試合連続出場、史上8人目。
  • 9月21日 - 育成選手のマルコス・ベキオナチに戦力外通告
  • 9月28日 - 新井貴浩がヤクルト18回戦(神宮)で3回に七條祐樹から本塁打を放ち、通算250号本塁打。史上56人目
  • 10月8日 - 金本知憲が横浜19回戦(横浜)で6回に高崎健太郎から三振を喫したが、この打席が通算10000打席目、史上8人目
  • 10月9日 - 下柳剛、杉山直久、桟原将司、阿部健太、桜井広大、葛城育郎と育成選手の髙田周平と田中慎太朗に戦力外通告したことを発表
  • 10月9日 - 関本賢太郎が横浜20回戦(横浜)で先発出場し通算1000試合出場、史上447人目
  • 10月10日 - マット・マートンが巨人22回戦(東京ドーム)で8回に福田聡志から安打を放ち29試合連続安打、2001年の桧山進次郎が持つ球団連続試合安打記録を更新
  • 10月11日 - マット・マートンが巨人23回戦(東京ドーム)で2回に東野峻から安打を放ち30試合連続安打、1993年のグレン・ブラッグス(横浜)が持つ日本プロ野球の外国人選手連続試合安打記録を更新
  • 10月16日 - 真弓明信監督の辞任を発表
  • 10月25日 - ヘッドコーチの木戸克彦、野手チーフコーチの岡義朗、投手コーチの久保康生、トレーニングコーチ補佐の海老野貴勇の退団を発表
  • 10月28日 - 新監督に一軍打撃コーチの和田豊の就任を発表
  • 10月31日 - 一軍ヘッドコーチに有田修三、外野守備走塁コーチに関川浩一がそれぞれ就任することを発表
  • 11月1日 - 二軍育成コーチの遠山奨志と来季の契約を結ばないことを発表
  • 11月2日 - 二軍投手コーチに湯舟敏郎の就任を発表。また二軍バッテリーコーチの嶋田宗彦のスコアラーへの就任を発表
  • 11月24日 - 育成選手の玉置隆、吉岡興志、黒田祐輔、藤井宏政と再契約で合意したことを発表
  • 12月8日 - 上園啓史と楽天の松崎伸吾の交換トレードが発表
  • 12月28日 - 清原大貴の背番号が65から47へ、同じく橋本良平が38から 66へ、黒瀬春樹が66から38へそれぞれ変更したことを発表

ドラフト指名選手

出典


Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 2011年の阪神タイガース by Wikipedia (Historical)


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