鶴岡市(つるおかし)は、山形県の庄内地方の南部にある市。市の人口は約11万人で、県内人口は第2位である。鶴岡市の面積は東北地方で最も広く全国第7位となり、市町村別でも全国第10位の広さを誇っている。他にも学校給食発祥の地、バンジージャンプ発祥の地、サーフィン発祥の地など様々な文化の発祥地でもある。国際会議観光都市に指定されている。
鶴ヶ岡城周辺の中心市街地は江戸時代には鶴岡藩(通称:庄内藩)の城下町として栄えた。郊外には庄内米やだだちゃ豆の農地が広がり、出羽三山神社には東北地方唯一皇族(蜂子皇子)の墓がある。
地理
鶴岡市は全国有数の稲作地帯でもある庄内平野の南部に位置し、西側は日本海に面する。
- 山:金峯山(きんぼうざん、標高459m、山岳信仰の山)、高館山(たかだてやま、標高274m、森林浴の森100選)、月山、羽黒山、湯殿山(出羽三山)、摩耶山、日本国、温海岳、化穴山
- 砂丘:庄内砂丘
- 川:赤川(支流として、青龍寺川、内川、新内川がある)、大山川、今野川、藤島川、大鳥川(梵字川と合流後、赤川となる)、梵字川、五十川、温海川、小国川、鼠ヶ関川
- 湖:大鳥池、奥温海湖、 大山上池・下池(ため池百選)
- ダム:月山ダム、荒沢ダム、八久和ダム、温海川ダム
気候
日本海側気候で特別豪雪地帯ではあるが、冬の日照時間が他の日本海側気候の都市に比較しても際立って短い、初夏から梅雨の前半までは好天に恵まれる、年間の降水ピークは、11月から12月にかけてといった庄内地方に共通する特徴を持つ。冬日の観測は多いものの、山形市など内陸部で見られるような最低気温が-10℃を下回る厳しい冷え込みは少ない。暖候期にはフェーン現象の影響などにより日中に高温を記録することがある。
市勢
- 面積 : 1,311.51km2(2009年10月1日時点)
- 人口 : 138,488人(住民基本台帳 2010年4月30日時点)
- 男性 : 66,087人(同上)
- 女性 : 72,401人(同上)
- 世帯数 : 47,546世帯(同上)
人口
地域及び地域別人口
(2005年国勢調査)
- 鶴岡地域 (旧鶴岡市): 98,127人
- 藤島地域 (旧藤島町): 11,595人
- 羽黒地域 (旧羽黒町): 9,323人
- 櫛引地域 (旧櫛引町): 8,320人
- 朝日地域 (旧朝日村): 5,378人
- 温海地域 (旧温海町): 9,641人
行政
- 市長: 皆川治(2017年10月23日就任、2期目)
- 歴代市長
- 初代: 富塚陽一(2005年10月23日 - 2009年10月22日、1期、就任前に旧・鶴岡市長を4期務めた。)
- 2-3代: 榎本政規(2009年10月23日 - 2017年10月22日、2期)
旧 鶴岡市
現在の鶴岡市は平成の大合併の一環として2005年(平成17年)10月1日に新設合併により発足した市であり、1924年に市制施行され2005年に廃止された市とは異なる自治体である。旧市の概要は右記の通り。
なお、旧鶴岡市の市役所本庁は新市における市役所本庁となっている。
- 旧市歴代市長
議会
市議会
議員定数は28人である。
※ 2021年(令和3年)5月20日現在。
県議会
- 選挙区:鶴岡市選挙区
- 定数:5名
- 任期:2019年(平成31年)4月30日 - 2023年(令和5年)4月29日
衆議院
衆議院議員総選挙における選挙区は山形県第3区に属している。なお、かつては山形県第4区に属していた。
- 選挙区:山形県第3区 (鶴岡市、酒田市、新庄市、最上郡、東田川郡、飽海郡)
- 任期:2017年(平成29年)10月22日 - 2021年(令和3年)10月21日(「第48回衆議院議員総選挙」参照)
警察
消防
司法機関
- 山形地方裁判所鶴岡支部
- 山形家庭裁判所鶴岡支部
- 鶴岡簡易裁判所
- 山形地方検察庁鶴岡支部
- 鶴岡区検察庁
歴史
- 古代(古墳時代から平安時代まで)
- 4世紀頃、日本海側では最北に位置する古墳である、鷺畑山古墳が築かれる。
- 推古元年(593年)、蜂子皇子が由良の八乙女浦の海岸に到達し、羽黒山を開山したとされる。
- 中世(院政期から室町時代まで)
- 平安時代末期から鎌倉時代初期、赤川流域一帯に、皇室領(長講堂領)として大泉荘が成立。少なくとも室町時代の応永年間まで、持明院統(北朝天皇家)の所領として継承された。
- 文治5年(1189年)、武藤資頼が大泉荘の地頭に任命される。以降、武藤氏(大宝寺氏)が庄内地方で勢力を振るう。
- 近世(安土桃山時代から江戸時代まで)
- 元和8年(1622年)、酒井忠勝が庄内に遷封され鶴岡に居城。江戸時代には、庄内藩酒井氏の城下町として盛えた。
- 加茂港は、北前船の着く港町であり、明治以後も羽越本線開通まで新潟港へ向かう船が出ていた。
- 近代(明治時代から第二次世界大戦まで)
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、鶴岡40町の区域をもって西田川郡鶴岡町が発足。
- 1918年(大正7年)4月1日 - 鶴岡町が西田川郡稲生村を編入。
- 1920年(大正9年)4月1日 - 鶴岡町が西田川郡大宝寺村を編入。
- 1924年(大正13年)
- 7月31日 - 羽越本線が全通(鶴岡駅開業は1919年(大正8年)7月6日)。
- 10月1日 - 鶴岡町が市制施行して鶴岡市が発足。全国で第100番目の市制施行であった。
- 1933年(昭和8年) - 鶴岡日報社が初代「鶴岡市民歌」を選定し、市に寄贈する。
- 1938年 - 初代の市章を制定する。
- 現代(終戦から現在まで)
- 1955年(昭和30年)
- 4月1日 - 東田川郡黄金村、斎村、西田川郡湯田川村、大泉村、栄村及び京田村を編入。
- 7月29日 - 西田川郡田川村、上郷村、豊浦村及び加茂町を編入。
- 1956年(昭和31年)11月8日 - 2代目「鶴岡市民歌」(作詞・北川冬彦、作曲・中田喜直)を制定。
- 1963年(昭和38年)9月1日 - 西田川郡大山町を編入。
- 2005年(平成17年)10月1日 - 鶴岡市、東田川郡藤島町、羽黒町、櫛引町、朝日村及び西田川郡温海町が合併し、改めて鶴岡市が発足。また、同時に2代目の市章を制定する。
- 2017年(平成29年)10月1日 - 現行の「鶴岡市民歌」(旧市を含めた場合は3代目)を制定。
- 2018年(平成30年)3月18日 - 荘銀タクト鶴岡グランドオープン。竣工は2017年8月。
- 2019年(令和元年)6月18日 - 山形県沖地震が発生。鶴岡市温海川で震度6弱を観測。観測史上初めて山形県内で震度6以上の揺れを記録した。
- 2022年(令和4年)12月31日 - 西目で山腹崩壊が発生。直下の住宅など約10棟が巻き込まれて2人が死亡、2人が負傷。
経済
産業
- 白山原産のだだちゃ豆が有名。ほかに庄内柿や民田茄子などがある。
- 藤島地区、櫛引地区では稲作が盛ん。野菜や果樹(特に庄内柿)栽培なども行われている。
- 温海地区では温海かぶが特産品として有名。あつみ温泉の観光業も引けをとらない。
- 羽黒地区は出羽三山の観光が盛ん。また映画ロケが行われるなど第2の観光も盛んになっている。
- 庄内浜の湯野浜温泉・由良温泉・湯田川温泉および湯野浜海岸・由良海岸・三瀬海岸・小波渡海岸などの海水浴といった夏季観光においても相当の規模を誇る。
- 鶴岡市は日本の本格的な絹産地の北限であり、養蚕から製糸、製織、精練、プリント、縫製にいたる絹織物生産の一連の工程のすべてを同一地域内で行うことができる唯一の地域と言われている。平成15年からは隔年で「鶴岡シルクサミット」を開催し、鶴岡の絹織物の活性とブランド化が図られている。現在、鶴岡シルク、羽前絹練など5社がある。絹入り麦切りなど、絹を使った食品もある。
- 「鶴岡サイエンスパーク」は、慶應義塾大学先端生命科学研究所など研究機関やスパイバーなどバイオ系を中心とするベンチャー企業の集積地となっている。
- 伝統工芸
鶴岡市に本社及び拠点を置く主な企業
- 荘内銀行
- 庄交ホールディングス
- ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング山形テクノロジーセンター
- ヤマガタデザイン株式会社(2014年設立)
- ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(2003年設立)
- スパイバー(2007年設立)
- サリバテック(2013年設立)
- メタジェン(2015年設立)
- メトセラ(本店)(2016年設立)
- MOLCURE(バイオラボ)
- インセムズテクノロジーズ(2021年設立)
- フェルメクテス(2021年設立)
- TDK庄内
- ワテック
- 小川電器商会
- リリーほくと商事
- 山形日産自動車販売
- 鶴岡信用金庫
- 主婦の店鶴岡店
- 木村屋(創業1887年)
- 佐徳(創業1877年)
- 伊藤鉄工(創業1189年)
- 羽前絹練(創業1906年)
- 本長(創業1908年)
- 鶴岡瓦斯(創業1911年)
- 北栄鉄工(創業1912年)
- 木村写真館(創業1913年)
- 羽根田酒造(創業1592年)
- 渡曾本店(創業1624年)
- 佐藤仁左衛門酒造場(創業1724年)
- 冨士酒造(創業1778年)
- 竹の露合資会社(創業1858年)
- 加藤嘉八郎酒造(創業1872年)
- 亀の井酒造(創業1875年)
金融機関
鶴岡市に本店・支店・出張所等の窓口を置く金融機関一覧は以下のとおりである(2022年3月現在)。なお、 鶴岡市の指定金融機関は荘内銀行が指定されている。
- ※括弧内は窓口のある事業所数。荘内銀行、山形銀行、きらやか銀行のブランチインブランチ化された口座店は除く。
情報・通信
- テレビ局・ラジオ局
- NHK山形放送局鶴岡支局
- 山形放送鶴岡支局(山形新聞鶴岡支局と同居)
- さくらんぼテレビジョン庄内支社
- 新聞
- ケーブルテレビ局
- タウン誌
- 鶴岡タイムス社(フリーペーパー『鶴岡タイムス』を発行している)
- アイディア (フリーペーパー『e-Towns』を発行している)
- 出羽庄内地域デザイン(フリーペーパー『Cradle(クレードル)』を発行している)
放送中継局
- テレビ中継局
- 鶴岡中継局(庄内地区の中心的役割を持つ中継局)
- 温海テレビ中継局
- 朝日東岩本中継局(デジタル新局、4月20日予備免許交付、7月下旬開局予定)
- 朝日田沢中継局 : アナログのみ設置されていたが放送終了に伴い廃止された。
- 朝日本郷中継局 : アナログのみ設置されていたが放送終了に伴い廃止され、朝日東岩本中継局が役割を承継している。
- FMラジオ中継局
郵便
郵便局
簡易郵便局
姉妹都市・提携都市
※旧鶴岡市において盟約されたもの。新市との姉妹都市等は今後改めて検討される。旧羽黒町の姉妹村落には、東京都新島村がある。
日本国内
- 鹿児島市(鹿児島県)
- 江戸川区(東京都)
- 木古内町(北海道上磯郡・渡島総合振興局管内)
- 名寄市(北海道)
- 曽於市(鹿児島県)
日本国外
- ニューブランズウィック市(アメリカ合衆国ニュージャージー州)
- ラフォア市(ニューカレドニア)
主な医療機関
- 鶴岡市立荘内病院
- 山形県立こころの医療センター
- 鶴岡協立病院
- 国立がん研究センター「がんメタボロミクス研究室」(慶應義塾大学先端生命科学研究所と連携)
教育
大学
- 山形大学農学部
- 慶應義塾大学先端生命科学研究所(鶴岡タウンキャンパス)
- 東北公益文科大学大学院
高等専門学校
高等学校
中学校
小学校
幼稚園
特別支援学校
交通
鉄道
中心駅は、鶴岡駅である。
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 羽越本線 : 鼠ケ関駅 - 小岩川駅 - あつみ温泉駅 - 五十川駅 - 小波渡駅 - 三瀬駅 - 羽前水沢駅 - 羽前大山駅 - (西鶴岡信号場) - 鶴岡駅 - (幕ノ内信号場) - 藤島駅
空港
- 庄内空港(鶴岡市と酒田市に跨って立地する地方管理空港)
バス
高速バス
- 庄内交通・山交バス(山形線)・羽後交通(仙台線)・宮城交通(仙台線)・国際興業バス(夕陽号)・南海バス(京都・大阪線)
- 夕陽号
- 東京都渋谷・池袋・大宮 - 鶴岡・酒田
- 東京駅・秋葉原・上野 - 鶴岡・酒田
- 大阪・京都 - 鶴岡・酒田線
- ユニバーサル・スタジオ・ジャパン・なんば・大阪駅・京都駅 - 鶴岡・酒田
- gassan・SSライナー・夕陽号
- 仙台国際空港 - 鶴岡・酒田線
- 山形 - 鶴岡・酒田線
一般路線バス
主なツアーバス
- ロータリーエアーサービス「キラキラ号」
- 東京駅・新宿駅・東京ディズニーランド・横浜駅・BUSTLE海老名 - 鶴岡・酒田・山形)
道路
高速道路
- E48 山形自動車道
- 湯殿山インターチェンジ - (庄内あさひバスストップ)- 庄内あさひインターチェンジ - (櫛引パーキングエリア)- 鶴岡インターチェンジ - 鶴岡ジャンクション
- E7 日本海東北自動車道
- 鶴岡ジャンクション - 鶴岡西インターチェンジ - 三瀬インターチェンジ- いらがわインターチェンジ - あつみ温泉インターチェンジ
有料道路
国道
主要地方道
一般県道
道の駅
港湾
漁港
娯楽・祭事
名勝
- 七ツ滝(日本の滝百選)
- 月山八合目(月山の登山口の中では、比較的なだらかで登りやすいとされる。)
祭事
- 日本海寒鱈まつり(1月)
- 鶴岡冬まつり(12月上旬〜2月下旬)
- 鶴岡天神祭(5月25日)別名「化けものまつり」
- 大山犬まつり(6月5日)
- 赤川花火大会(8月)
- 荘内大祭(10月)
総合公園・体育施設・余暇
- 小真木原公園 (武道館・陸上競技場・総合体育館・テニスコート・スケート場)
- 藤島体育館
- 櫛引総合運動公園
- 国民休暇村羽黒
- 羽黒山スキー場(休暇村営業 市営業 各1ペアリフト)
- 月山高原牧場
- 湯殿山スキー場
- 月山あさひサンチュアパーク(キャンプ場)
- タキタロウ公園(キャンプ場)
- 大鳥少年の家
- 金峰少年自然の家
海水浴場
- 三瀬海水浴場
- 由良海水浴場
- 湯野浜海水浴場
- 小波渡海水浴場
- マリンパークねずがせき
- 加茂レインボービーチ
施設・観光
博物館・記念館
- 鶴岡市立加茂水族館(クラゲを多数展示)
- 致道博物館
- 致道館(庄内藩藩校)
- 羽黒山総合博物館
- アマゾン民族館(出羽庄内国際村併設)
- アマゾン自然館
- いでは文化記念館
- 鶴岡市立藤沢周平記念館
- 横綱柏戸記念館
- 大宝館 (大寶館)
寺院・宗教関連
- 国見山玉川寺
- 羽黒山荒沢寺(羽黒山修験本宗本山)
- 湯殿山注連寺(即身仏)
- 修行山南岳寺(即身仏)
- 湯殿山大日坊(即身仏)
- 龍澤山善寳寺(1990年代に人面魚で有名となった寺)
- 長龍山先求院大督寺(酒井氏の菩提寺。学校給食発祥地)
- 興徳寺 – 曹洞宗
- 少林 寳蔵寺 – 矢馳。薬師神社の付近にある
- 宝蔵寺 (鶴岡市菱津) – 菱津。曹洞宗。皇大神社の付近にある
- 泉徳寺 – 曹洞宗
- 法樹院 – 日蓮正宗
- 鶴岡カトリック教会天主堂(国の重要文化財、1979年5月21日指定) - 日本で唯一の黒い聖母と窓絵がある
文化財
- 羽黒山五重塔(国宝、1966年6月11日指定)
- 羽黒山正善院黄金堂(国の重要文化財、1908年4月23日指定)
- 羽黒山三神合祭殿及び鐘楼(国の重要文化財、2000年5月25日指定)
- 南谷のカスミザクラ(国の天然記念物、1951年6月9日指定)
- 羽黒山の爺スギ(国の天然記念物、1951年6月9日指定)
- 文下のケヤキ(国の天然記念物、1951年6月9日指定)
- 黒川能(国の重要無形民俗文化財、1976年5月4日指定)
- 松ヶ岡開墾場(国の史跡、1989年8月11日指定)
- 玉川寺庭園(国の名勝、1987年8月1日指定)
- 田麦俣多層民家(山形県指定有形文化財)
- 念珠の松庭園(村上屋の念珠のマツ、山形県指定天然記念物)
神社
- 出羽三山神社(出羽神社、月山神社、湯殿山神社)
- 荘内神社
- 金峯神社
- 荒倉神社
- 由豆佐売神社
- 三瀬気比神社社叢(国の天然記念物)
- 高館山と椙尾神社 – 椙尾神社会館、八幡宮、永福寺に隣接し、酒井神社、地蔵院の付近にある
城郭
- 鶴ヶ岡城(国の史跡・名勝)
- 藤島城(市の史跡)
- 丸岡城(山形県指定史跡)
炭鉱跡
自然・地理
秘境
- 八乙女浦 - 鶴岡市由良にあり、蜂子皇子が上陸した場所といわれ、周囲が断崖絶壁のため、船でしか行くことができない。鶴岡市で一番の秘境とされる。
- 八乙女洞窟 - 八乙女浦にある洞窟で、明治時代の酒田地震(庄内地震)により、崩れた岩で入口が塞がっている。善宝寺の開祖、妙達上人が竜王様に会いに行くと言って、中に入ったまま出て来なかったという。また、この洞窟は出羽三山神社の境内の下まで繋がっているという伝説もある。
- 白竜窟 - 元の八乙女洞窟の隣りにある洞窟で、現在、観光客などには八乙女洞窟として紹介している。
- 舞台岩 - 八乙女浦にある大きな岩で、蜂子皇子を出迎えた8人の乙女が舞を踊った所。
離島・岬
- 白山島 - 別名を「東北の江ノ島」とも言われる無人島。
- 留棹庵島 - 釣りとスクーバダイビングを楽しむ人で賑わう無人島。
- 弁天島 - 源義経と武蔵坊弁慶が上陸したとされる場所。
山
- 金峯山
- 高館山 - 戦国時代に大宝寺氏の居城である、尾浦城(大山城)が築かれた所。
- 羽黒山
- 月山
- 湯殿山
- 摩耶山
滝・湖沼
- 大鳥池 - タキタロウがいると伝わる湖。
- 七ツ滝 - 日本の滝百選の1つ。
温泉
銭湯
- 鶴乃湯(廃業) : 映画『おくりびと』の撮影が行われたことで有名。鶴岡市内で唯一の銭湯であった。2009年9月1日に廃業。
その他建築物
- 鶴岡市文化会館
- 坂本屋 - 江戸時代・享保年間創業の旅館。
- 五番館(ホテル)
- つるおかユースホステル
- エスモール
- 庄内観光物産館
- 鶴岡サイエンスパーク
作品
映画
- 湯殿山麓呪い村
- 花のお江戸の釣りバカ日誌
- たそがれ清兵衛
- 隠し剣 鬼の爪
- 蟬しぐれ
- 武士の一分
- スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ
- 山桜
- ICHI
- おくりびと
- 山形スクリーム
- 花のあと
- スノープリンス 禁じられた恋のメロディ
- 座頭市 THE LAST
- 十三人の刺客
- 必死剣鳥刺し
- 小川の辺
アニメ
歌
著名な出身者
政治
行政
学者・研究家
医療関係
作家・漫画家・評論家
芸術家
音楽家
スポーツ選手・格闘家
大相撲関係
芸能関係
報道関係
庄内藩関係
軍事・防衛(特記ない限り大日本帝国陸軍または大日本帝国海軍の将官)
ビジネス関係
ゆかりのある人物
- 小笠原祐子 - 世界最高齢のAV女優。父親が鶴岡市出身。
- 高橋政知 - 元オリエンタルランド社長、東京ディズニーランド生みの親。父の太田政弘が鶴岡出身。
- 阿部次郎
- 卍凱 - 総穏寺・第24世住職。
- 西郷隆盛
- 三島通庸
- 森敦
- 鳥居泰彦
- 戸川安章
- 杉村隆
- 物集高量
- 田中桐江
- 鈴木今右衛門
- 加藤清正
- 中田喜直 - 旧市域で愛唱される2代目市民歌を作曲。生前は「鶴岡音楽祭」に毎年招かれていた。
- 及位ヤヱ - 女性パイロット、婦人航空協会理事長、鶴岡高等女学校卒。
- 本上まなみ
- 桜井和寿 - Mr.Children、別荘と母親の実家が鶴岡市にある。子供の頃は毎年来県。
- 佐藤純彌 - 映画監督、父の佐藤貫一が鶴岡市出身。戦時中に鶴岡市の祖父と叔父の元に疎開。
- 佐藤純一 - 言語学者、父の佐藤貫一が鶴岡市出身。
- 佐藤東弥 - テレビドラマ演出家、祖父の佐藤貫一が鶴岡市出身。
- 辻輝子 - 夫の斎藤弘吉が鶴岡市出身。
- ウィリアム・ピニェイロ・ロドリゲス - サッカー選手、京都サンガF.C.、羽黒高等学校卒。
- 川原慶久 - 声優・羽黒高等学校卒。
- 富樫直美 - 女子プロボクサー、母が鶴岡市出身で自身も鶴岡市生まれ。
- 和田毅 - プロ野球選手、母が鶴岡市出身で自身も鶴岡市生まれ。
その他
- 日本の音風景100選 : 松の勧進の法螺貝
- 日本さくら名所100選 : 鶴岡公園
- かおり風景100選 : 羽黒山南谷の蘇苔と杉並木
- 日本の渚百選 : 由良海岸
- ミシュラン・グリーン・ガイド・ジャポンにおける評価として、羽黒山の杉並木が星3つ、羽黒山・五重塔・三神合祭殿・斎館が星2つの判定がなされている。
- 鶴岡のお雛菓子 - 雛祭りの際に供えられる和菓子
脚注
注釈
出典
参考文献
- 『図典 日本の市町村章』小学館、2007年。ISBN 978-4-09-526311-3。
関連項目
- 庄内方言
- 活性白土
- 城下町
- 庄内藩
- 海坂藩 : 藤沢周平の小説に登場する架空の藩。庄内藩および往時の鶴岡がモチーフになっていると考えられている。
- 十五里ヶ原の戦い
- 創造都市ネットワーク
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- 鶴岡市 (@city_tsuruoka) - X(旧Twitter)
- 鶴岡市 (tsuruokacity) - Facebook
- 鶴岡市 - YouTubeチャンネル
- 鶴岡市 (@tsuruokashi) - LINE公式アカウント
- つるおか観光ナビ 鶴岡観光 公式サイト
- 地図 - Google マップ
- ウィキボヤージュには、鶴岡市(日本語)に関する旅行情報があります。
- 鶴岡市に関連する地理データ - オープンストリートマップ
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