『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』(おしえて ニュースライブ せいぎのミカタ)は、朝日放送テレビ(ABCテレビ)で2014年4月5日から放送されているニュース情報番組。
朝日放送は、2014年上半期番組編成にて、土曜午前の放送枠での再放送枠を撤退して『見知らぬ関西新発見!みしらん』終了以来、半年振りに新規番組として生放送で新たなニュース情報バラエティ番組を新設する事を発表した。
番組MCにはお笑いタレントの東野を起用した。東野がニュースを扱う番組のメインキャスターを担当するのは、朝日放送は初と銘打っているが、『2時ワクッ!』(関西テレビ)以来、9年3ヶ月振りとなった。
番組構成は、「正義の味方がニュースに悩むあなたを救う」というコンセプトの下に、政治・経済・スポーツ・芸能などの話題に関する「ミカタ(見方)」を、「正義の味方」と称する専門家が解説を交えながら紹介する。番組のタイトルにちなんで、番組宣伝や広告には赤いマフラーを首に巻いた姿で登場しており、番組初期は「正義の味方(コメンテーター)」も着座している雛壇と同じ色の物を身に付けていた。後に着用しなくなったが、年末スペシャル時のニュースプレゼン企画での商品として金のマフラーを贈呈している。
また、番組開始当初は視聴者からニュースに関して知りたいことや、「正義の味方」に調べて欲しいことを番組Webサイト上で募り、「出動!〜のミカタ」というロケ企画に反映させたうえで、「正義の味方」からテーマに見合ったメンバーがロケ先に赴くVTR企画が存在した。
後に番組構成の見直しで、ロケコーナー機会は減ったが、番組開始時から出演しているほんこんと中間は専門家と現場取材に赴く事があった。また、ほんこんはこの番組に出演し、前述のロケ企画で在韓日本国大使館の慰安婦像設置状況と徴用工訴訟問題事を契機に能動的に勉学した上で、当該番組で番組ディレクターと2019年2月米朝首脳会談の現地取材に行った際、日本の大手メディアの殆どが参加出来なかったドナルド・トランプアメリカ合衆国大統領の単独会見に参加する事となった。2021年4月から、当該番組の公式Twitterアカウントは開始したが、この出来事以前からほんこんの国内・国際情勢に対しての見識や主張をほんこん個人のTwitterアカウントでツイートしていたこともあり、Twitterでの視聴者トレンドで話題になっていた事で、ほんこんはニュース関連の著作を出版する迄となった。
その後、朝日放送のキー局に当たるテレビ朝日の2017年10月改編にて『題名のない音楽会』の放送枠移動を発表したが、別の放送枠での編成の為、同時ネット局への影響は無い。
長年に渡って、TVer(在京民放キー局5社共同運営)などといった動画配信サービスでの配信は行っていなかったが、2023年4月からTVerでの見逃し配信に対応することを同年3月に発表した。
番組開始当初は視聴率が3 - 4%台(ビデオリサーチ調べ、関西地区・世帯・リアルタイム、以下略)と『あさパラ!』と『せやねん!・第1部』に苦戦していたが、2014年秋頃になると徐々に上昇するようになり、2014年12月27日には6.2%を記録した。
さらに2015年に入ると6%台をキープするようになり、同年7月4日放送分では7.9%と番組最高視聴率を記録した。以降、当該番組の数字は7%台後半から8%台で安定的に稼ぐようになった。
しかし、後年に2020年からビデオリサーチの視聴率調査方法が変更されて、世帯視聴率よりも個人視聴率を重きを置いた方法となり、朝日放送局舎内のエレベーターに掲示されている視聴率結果ポスターにて、特にF・M1層の視聴率が1%も満たないことが判明したため、後述の2021年4月からテコ入れとして出演者のリニューアルが図られた。
2020年4月11日の緊急事態宣言以降、同年5月29日の放送まで、出演者の東阪間移動自粛のため、東京居住の東野、ほんこん、中間と専門家は朝日放送東京支社が入居する、港区浜松町の「日本生命浜松町クレアタワー」の会議室から出演していた。コメンテーターは、緊急事態宣言直前の同年4月4日からスタジオでの三密を防ぐため、雛壇を廃止し、翌週以降から出演者の東阪間の移動自粛以後、大阪在住のオール巨人以外出演していなかったが6月27日放送分から復活。同局は翌2021年の再宣言以後、演者に対しての東阪間移動自粛対応は行っていない。
現在は、コメンテーターは雛壇で着席しているが、特に同列では横の間隔を大きく空けて座っている。また、パネリストもそれまでは全員が同一テーブルで横一列で座っていたが、テーブルは個別とし、コメンテーターのように二列で間隔をずらして座っている(ただし段差はなくフラット)。さらに、それまで東野と並んで立っていたアシスタントの加藤も同様にスタジオでの三密を防ぐため、スタジオ内のセットとは別の場所で単独で映るようになっていたが、2023年5月13日放送分からアシスタントの加藤は元のスタジオ内に戻った。
全編ローカルセールス枠のため、朝日放送テレビ以外の同時ネット局であっても、編成の都合により時差ネットあるいは放送休止の場合もある。また、時差ネット局でも同時ネットまたは放送休止の場合もある。
いずれも通常放送の枠を後拡大して放送している。ゲストコメンテーターがプレゼンした内容を受けてパネリストが点数をつけ、その合計得点が最も高かったパネリストに対し、番組特製『金のマフラー』を贈呈している。
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