阿部 航斗(あべ こうと、1997年8月1日 - )は、新潟県新潟市江南区出身のプロサッカー選手。Jリーグ・アルビレックス新潟所属。ポジションはゴールキーパー。
亀田フットボールクラブからアルビレックス新潟のアカデミーに加入。2013年には2013 FIFA U-17ワールドカップに出場するU-17日本代表に飛び級で選出され、グループリーグ第2戦のベネズエラ戦で先発出場してチームの勝利に貢献した。2014年4月から2015年末にかけて、トップチームに2種登録選手として選手登録された。
高校卒業後は筑波大学へ進学し、蹴球部へ入部。1年次の関東大学サッカーリーグ戦の開幕節からベンチ入りし、後期リーグ開幕戦で大学リーグ戦デビューを果たした。4年次の2019年にはチームの副将を務めた。また、同年のユニバーシアードに出場する日本代表に選出され、日本代表の優勝に貢献した。
2020年から、新潟へ加入、背番号は21番となる。この番号は、野澤洋輔や東口順昭、守田達弥といった新潟の歴代正ゴールキーパーを務めた選手が着用してきた番号である。1年目の2020年シーズンは大分トリニータから期限付き移籍で加入した小島亨介や小島の負傷離脱後に台頭した藤田和輝にポジション争いで敗れ、公式戦での出場は無かった。
しかし翌2021シーズンは一転。昨季レギュラーを務めたていた小島が怪我の手術で戦列離脱したため、シーズン開幕前のプレーシーズンからレギュラーとして出場しており、開幕戦も昨季ポジション争いで敗れた藤田を抑えてスタメンを勝ち取った。その後も出場を続け、一時は小島復帰に伴って控えに戻るも、小島のコンディションが上向かなかったこともあって再び先発の座を勝ち取り、シーズン終了までレギュラーとして出場。32試合に出場するなどと飛躍のシーズンとなった。
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