Aller au contenu principal

2001年のヤクルトスワローズ


2001年のヤクルトスワローズ


2001年のヤクルトスワローズ(2001ねんのヤクルトスワローズ)では、2001年のヤクルトスワローズにおける動向をまとめる。

このシーズンのヤクルトスワローズは、若松勉監督の3年目のシーズンであり、4年ぶり6度目のリーグ優勝と4年ぶり5度目の日本一に輝いたシーズンである。

概要

開幕前は前年オフに川崎憲次郎がFAで中日に移籍し苦戦が予想された。しかし、開幕直後こそ巨人に首位を許したものの、岩村明憲と新外国人のアレックス・ラミレスとの6、7番コンビの活躍もあり、6月には巨人を追い抜き夏場には独走態勢になった。その後は巨人にゲーム差を詰められるも最後は振り切ってリーグ優勝を果たし日本シリーズでは近鉄を4勝1敗で下し、4年ぶりの日本一となった。投手陣は10年目の石井一久を筆頭に、移籍の入来智、2年目の藤井秀悟などが台頭し川崎や右肩痛で離脱した伊藤智仁の穴を埋め、チーム防御率は3.41でリーグ1位となった。打撃陣は球団史上初めてレギュラーメンバー8人が規定打席に到達し、4番のロベルト・ペタジーニや1番の真中満など打線が打ちまくり、本塁打は148本でリーグ3位も打率は.274でリーグ1位だった。シーズンオフ、エースの石井はFAでロサンゼルス・ドジャースへ移籍し、来シーズンの戦いぶりに不安を残すことになる。

チーム成績

レギュラーシーズン

※このシーズンは勝利数優先で順位を決定。


*順位は勝率に関係なく勝利数順で決定


日本シリーズ

オールスターゲーム2001

  • 選出選手
  • 太字はファン投票による選出。

個人成績

投手成績

  • 色付きは規定投球回(140イニング)以上の選手
  • 太字はリーグ最高

主な打撃成績

  • 色付きは規定打席(434打席)以上の選手
  • 太字はリーグ最高

できごと

若松監督は10月6日優勝を決め胴上げされた直後のインタビューで、「ファンの皆様、本当にあの〜、あの…、おめでとうございます!」と言い間違えてしまったが(本当は「ファンの皆様、ありがとうございます」と言うつもりだった)、むしろ場内は大爆笑に包まれて和やかなムードになった。さらにシーズン本拠地最終戦でのファンへの挨拶では「一戦、一戦、頑張りますので、オールスターでも、いや、日本シリーズでも皆様のご声援よろしくお願いします」と言ってしまい、またしても会場は大ウケとなった。そして日本シリーズ制覇を達成した際のインタビューでは「本当にファンの皆様、改めまして、日本一、おめでとうございます!!」と堂々とファンに叫び(先のリーグ優勝の後に「いや、元々からおめでとうございますって言おうと思ってたんだよ」とうそぶいていたが、今度は緊張せずにしゃべることができたという)、同年の新語・流行語大賞の語録賞に選ばれた。なお、2015年のヤクルトのリーグ優勝およびクライマックスシリーズ制覇時、2001年優勝メンバーでもあった監督の真中満はインタビューの際にこの言葉を再度使用した。

選手・スタッフ

表彰選手

  • 最優秀選手:ロベルト・ペタジーニ(初受賞)
  • 本塁打王:ロベルト・ペタジーニ(39本、2年ぶり2度目)
  • 打点王:ロベルト・ペタジーニ(127打点、初受賞)
  • 最高出塁率:ロベルト・ペタジーニ(.466、2年ぶり2度目)
  • 最多勝利:藤井秀悟(14勝、初受賞)
  • 最優秀救援投手:高津臣吾(37SP、2年ぶり3度目)
  • ベストナイン:
藤井秀悟(投手、初受賞)
古田敦也(捕手、3年連続8度目)
ロベルト・ペタジーニ(一塁手、3年連続3度目)
稲葉篤紀(外野手、初受賞)
  • ゴールデングラブ賞:
古田敦也(捕手、3年連続9度目)
ロベルト・ペタジーニ(一塁手、2年連続2度目)
岩村明憲(三塁手、2年連続2度目)
宮本慎也(遊撃手、3年連続4度目)

ドラフト

脚注

注釈

出典


Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 2001年のヤクルトスワローズ by Wikipedia (Historical)



ghbass