利民杯世界囲碁星鋭最強戦(りみんはい せかいいごせいえいさいきょうせん、利民杯世界围棋星锐最强战)は、囲碁の若手棋士による国際棋戦。2013年に中国国内の棋戦宏達杯全国囲碁星鋭最強戦(宏达杯全国围棋星锐最强战)として開始、2014年に国際棋戦となった。浙江省杭州市で行われる。
第1期は、中国棋院杭州分院国家青少年集中訓練隊と韓国棋士の交流戦が並行して行われた。
持時間は、第1期は各1時間、30秒の秒読み3回。第2期は各2時間、1分の秒読み5回。
1990年以降に生まれたプロ棋士、1995年以降に生まれたアマチュア棋士および韓国、日本、台湾、ヨーロッパ、アメリカの推薦された棋士が出場。
第1節を2013年3月26-31日に実施。アマチュア棋士22名を含む98名と日本代表(常石隆)が出場して、各9局のリーグ戦を行った。
第2節を2013年6月28-7月3日に実施。中国のプロ棋士71名、アマチュア棋士9名、日本から孫喆、沼館沙輝哉、田尻悠人、伊田篤史、姚智騰の5名が出場。各9局のリーグ戦を行った。
第3節を8月13-18日に実施。中国のプロ棋士93名、アマチュア4名、日本代表チームが出場し、各9局のリーグ戦を行った。
決勝戦は10月22-25日に実施。第2節の上位16名と主催者推薦2名の計18名の棋士が出場し、各7局のリーグ戦を行った。
1994年以後に生まれたプロ棋士および1997年以降に生まれた韓国と日本の院生と中国のアマチュア棋士、1991年以降に生まれたヨーロッパ、アメリカの棋士が出場。
第1節を、2014年4月30日-5月3日に実施。中国、韓国、日本、台湾の棋士120名が出場、楊鼎新、羋昱廷、柯潔、陶欣然、童夢成、陳浩の6名が最終トーナメントに進出。
第2節を、2014年8月15-21日に実施。韓国19名、日本の平田智也、余正麒、孫喆、大西研也、鶴田和志、藤村洋輔、芝野虎丸の8名を含む棋士が6組別れて各5局のリーグ戦を行い、各組上位4名のトーナメントにより、李軒豪、謝爾豪、厳在明、喬智健、申真諝(韓国)、黄宰淵の6名が最終トーナメントに進出。
最終トーナメントは、第1、2節を勝抜いた12名と、招待選手12名(中国2、韓国1、日本1、台湾1、ヨーロッパ1、アメリカ1、グロービズ杯ベスト4、特別招待1)の24名が出場し、2014年12月19-23日に中国棋院杭州分院で開催。
第1節は6月19-24日に、中国、韓国、日本、台湾の20歳以下の棋士が、15-16名ずつの8組に分かれて5局ずつの予選を行い、各組上位4名によるトーナメントで8名を選出。第2節も8月12-17日に、同様の方法で8名を選出。進出。決勝戦は第1、2節を勝抜いた16名に、シード棋士16名(中国4、韓国2、日本2、台湾1、ヨーロッパ1、アメリカ1、グロービス杯上位4名、主催者招待1)を加えた32名のトーナメント戦で、11月27日-12月3日に行われた。
参加棋士は、1996年以降に生まれたプロ棋士。2000年以降に生まれた、2015年の中国低段棋士の上位50位まで、日本と韓国の院生1組、招待したアマチュア棋士。1993年以降に生まれたヨーロッパ、アメリカの棋士。
第1節は2016年4月26-29日に行われ、8名が勝ち抜き。
第2節は8月6-9日に行われ、8名が勝ち抜き。
決勝トーナメントは2016年12月31日-2017年1月4日にかけて、第1、2節を勝抜いた16名に、シード棋士16名(中国5、韓国3、日本3、台湾1、ヨーロッパ1、アメリカ1、前回上位2)を加えた32名のトーナメント戦で行われた。
参加棋士は、1997年以降に生まれたプロ棋士。2000年以降に生まれた2016年の中国低段棋士の上位50位まで、日本と韓国の院生1組、招待したアマチュア棋士。1994年以降に生まれたヨーロッパ、アメリカの棋士。
第1節は2017年3月1-4日に行われ、8名が勝ち抜き。
第2節は8月17-20日に行われ、8名が勝ち抜き。
決勝トーナメントは2017年10月14日-1月4日にかけて、第1、2節を勝抜いた16名に、シード棋士16名(中国5、韓国3、日本3、台湾1、ヨーロッパ1、アメリカ1、前回上位2)を加えた32名のトーナメント戦で、中国国際棋文化博覧会と同時に開催された。
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