阿部内閣(あべないかく)は、予備役陸軍大将の阿部信行が第36代内閣総理大臣に任命され、1939年(昭和14年)8月30日から1940年(昭和15年)1月16日まで続いた日本の内閣。
1939年(昭和14年)8月30日任命。在職日数140日。
1939年(昭和14年)8月30日任命。
1939年(昭和14年)9月19日任命。
1939年(昭和14年)9月19日任命
※ 内閣発足当初(前内閣の事務引継は除く)。
阿部内閣は、平沼内閣の総辞職を受けて、予備役陸軍大将の阿部信行が組閣した内閣である。昭和陸軍の下剋上の風潮の中で、有末精三少佐が実質的に成立を主導したとされる。組閣直後の1939年(昭和14年)9月、ドイツ(ナチス・ドイツ)がポーランドに侵攻したことにより、イギリスとフランスが9月3日に対ドイツ宣戦布告して、第二次世界大戦が勃発。阿部内閣は大戦不介入の方針を採り、日中戦争の解決に努めたものの、不調により内閣総辞職。天津事件ではイギリスと、日米通商航海条約ではアメリカと、ノモンハン事件ではソ連と対立した日本、おまけに独ソ不可侵条約が成立した情勢では孤立無援に陥った状態であった。
Owlapps.net - since 2012 - Les chouettes applications du hibou