ソウルイーランドFC(Seoul E-Land FC、朝鮮語: 서울 이랜드 프로축구단)は、大韓民国のソウル特別市をホームタウンとするサッカークラブである。
2014年4月、韓国の財閥であるイーランドグループが、Kリーグチャレンジへの加盟を目指した創立意向書を韓国サッカー連盟に提出し、2015年から同リーグへの加盟が認められた。
初代監督はスコットランド人のマーティン・レニーが選任された。
参入初年度は金永光、金在成、趙源熙など元韓国代表選手や、ジャマイカ代表のライアン・ジョンソン、U-20日本代表のカレン・ロバート、トリニダード・トバゴ代表のカーライル・ミチェルらを獲得した。レギュラーシーズンでは4位となったが、Kリーグクラシックへの昇降格プレーオフは勝ち抜けなかった。
2016年には6位となって得失差のため、釜山アイパークによってKリーグクラシックへの昇降格プレーオフへの進出失敗を経験した。
2017年は8位だった。
2018年シーズンは観客動員が伸び悩み成績も低迷し、最下位に終わった。
2019年シーズンは巻き返しをするべく、蔚山現代FCにも所属歴がある元日本代表の増田誓志などを獲得した。
ホームスタジアムはソウルオリンピック主競技場である。同競技場は収容人数が69,950人と非常に多いため、かつては陸上トラック上に5,216人分の仮設スタンドを設置、フードトラックも陸上トラック上に乗り入れさせていたが、2019年を最後にこの運用はなくなった。
2019年はソウルオリンピック主競技場が第100回全国体育大会のため4~6月中、その後の障害者体育大会のため8月以降の競技場使用の見通しが立たず、その間のホームゲームをソウルから約80km離れた忠清南道天安市の天安総合運動場にて開催することになった。
2020年からはソウルオリンピック主競技場に戻ってホームゲームを開催していたが、ソウル特別市がMICEの拠点として同競技場を再整備されることが決まり、2022年から2025年まで使用不可となったため、その間のホームゲームをソウル特別市陽川区にある木洞運動場にて開催することになった。
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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