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片桐貞音


片桐貞音


片桐 貞音(かたぎり さだなり)は、大和国小泉藩の第5代藩主。

第4代藩主片桐貞起の次男。母は上田勘解由の娘。官位は従五位下、主膳正。幼名は勝之助。

経歴

享保13年(1728年)、兄の満紀が廃嫡され、代わって後継者に指名される。寛保元年(1741年)、父が死去したため家督を継いだ。寛延2年(1749年)4月10日、片桐氏一門の片桐信與(2代藩主片桐貞昌の庶長子・信隆の子孫)を独断的に処罰したことが不孝に当たるとして幕府から咎められ、出仕を止められたが、同年5月2日に許された。寛延3年(1750年)4月3日、39歳で死去し、跡を長男の貞芳が継いだ。墓所は東京都品川区北品川の東海寺。


Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 片桐貞音 by Wikipedia (Historical)