『刑事7人』(けいじしちにん)は、テレビ朝日系「水曜21時」枠(水曜日21時 - 21時54分)で継続的に放送されていた日本の刑事ドラマシリーズ。主演は東山紀之。
本項での「S」はSeasonを表す。
タイトルの「刑事7人」は各シーズンの主要メンバー7人のことで、刑事が7人いるというわけではない。S2は当初8人いたが、永沢が殉職して7人になる。基本的には2人1組の4人の視点から進む。
主演の東山が2023年9月5日付でジャニーズ事務所の社長に就任し、並行している芸能活動は2023年末をもって引退することを発表したが、本番組の処遇については不明。
妻子を亡くし長年遺失物センターでくすぶってきた主人公・天樹悠はある日、「警視庁刑事部捜査第一課12係」係長・片桐正敏にひっぱられ12係の刑事として現場復帰。「時間」に執着を見せる風変わりな性格を武器に、個性溢れるメンバーと共に事件に立ち向かっていく。
同枠で同時期に制作・放送されている『相棒』や『警視庁捜査一課9係(2018年より『特捜9』)』と異なり、各シーズンによって主人公たちの所属や彼らの遭遇する事件が変遷していく点が特徴となっている。S1は「捜査第一課12係」の天樹らの活躍を描く一話完結のシンプルな内容だった。S2からはメインライター・プロデューサーの変更と共に主人公の所属部署が「警視庁機動捜査隊」に変更。刑事総務課の片桐と水田環・沙村康介・山下巧・永沢圭太ら旧12係の面々に加え、新たに配属された青山新と共に「別動捜査隊」として活躍するシリアスな雰囲気へ変貌となり、永沢が途中で殉職。S3では「第11方面本部準備室」が結成されると共にメインシナリオが臨海エリア内の出来事に絞られ、これまでの一話完結エピソードに並行し、臨海エリアの大地主として裏社会を牛耳る馬久根恒義との対決を通して妻と娘の死の真相が明らかになる。さらに、仲間の一人であった山下が天樹達を苦しめていた黒幕と判明した。また、S2-S3ではメンバーや刑事達の協力者が惨殺されるといった猟奇的なシーンが増加した。
S4から天樹は「刑事資料係」兼「専従捜査班」として、旧メンバーの片桐、水田、青山、堂本に加え新たに集まった海老沢芳樹、野々村拓海と共に、警視庁刑事資料係と捜査第一課12係の合同チームとして資料保管庫に眠るデータを活かし過去の未解決事件の継続捜査や、新たに引き起こされた事件を解明する。やがて、この活躍を経てS5では「専従捜査班」が正式発足する。
新専従捜査班 / 東都大学医学部 / 元主要メンバー / 主要メンバーの親族 / 警察関係者 / 臨海エリアの住人 / 江戸川区夫婦殺害事件の関係者 / 犯人(被疑者・被告人・服役囚等) / その他
Season1 / Season2 / Season3 / Season4 / Season5 / Season6 / Season7 / Season8 / Season9
※ストーリー内にたびたび登場する施設・会社・組織・部署・事件名・事故名などを記す。各シーズンの主要メンバー7人は下記の表を参照。
※放送開始当初から主題歌や挿入歌はない。
※未使用の参照話数を使うときは両サイドにある「<!-- -->」を除去してください。
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