太田 淑子(おおた よしこ、本名:阪 淑子〈さか よしこ〉、旧姓:太田、1932年〈昭和7年〉4月25日 - 2021年〈令和3年〉10月29日)は、日本の声優、女優。最終所属はテアトル・エコー。京都府出身。文献によっては長く過ごした兵庫県尼崎市を出身地としていることがある。
1950年、宝塚音楽学校入学。
1951年、宝塚歌劇団に38期生として入団。入団時の成績は20番。星組公演「春のおどり」で若樹 苑子(わかぎ そのこ)として初舞台。
1952年、月組に配属。その後、若樹 実乃里(わかぎ みのり)と改名し、娘役として活動。
1955年12月31日付で宝塚歌劇団を退団。
退団後の1963年よりテアトル・エコー所属となり、声優としての活動を始める。
2021年10月29日、心不全のため死去。89歳没。
夫は声優の阪脩。2人は大阪で、別々の放送局が設立した劇団に所属していた時期に知り合っており、1964年頃共に上京している。
1960年代は手塚アニメのヒーロー、ヒロインの声を演じた。代表作である『ひみつのアッコちゃん』のアニメ三作に全て出演している(配役は毎回異なる)。
『ドラえもん(第1作)』(日本テレビ版)で野比のび太役を演じた、初代のび太役の声優である。『ドラえもん(第2作1期)』(テレビ朝日版)ではのび太の玄孫に当たるセワシ役を演じている。
『ヤッターマン』では主役であるヤッターマンより悪役のドロンボー一味のほうが出番が増えたことに「ワルばっか目立って」と不満を持っていたことが語られている。
太田の死去後、持ち役を引き継いだ人物は以下の通り。
太字はメインキャラクター。
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