本稿では、複数惑星系の一覧について取り上げる。複数個の惑星を持つ惑星系は特に複数惑星系(英語: Multiple planetary system、Multiplanetary system)または多重惑星系と呼ばれる。2020年10月11日時点で太陽系外惑星が確認されている3,223個の恒星のうち2個以上の惑星が確認されている複数惑星系は713個である。既知の惑星系内における惑星数の最多記録は太陽系とケプラー90系の8個で、グリーゼ892系、HD 10180系、TRAPPIST-1系の7個がこれに次ぐ。しかし、2012年にHD 10180に新たに2つの太陽系外惑星が存在する可能性が指摘された。もし、その惑星が存在するならばHD 10180の惑星数は9個になる。
713個の複数惑星系の一覧は、距離が地球の近い順に掲載する。最も近いのは2個の惑星を持つプロキシマ・ケンタウリ系である(近い恒星の一覧も参照)。現在、地球から50光年以内の範囲には12個の惑星系が確認されている。しかし、ほとんどの複数惑星系は地球から非常に遠い位置にある。一番遠いとされている複数惑星系は13,300光年離れた位置にあるOGLE-2012-BLG-0026L系であるとされている。
恒星の質量、半径、表面温度、年齢、距離、視等級は中央値のみ掲載する。視等級は特記しない限り、Vバンドで示すが、ケプラー宇宙望遠鏡が発見した惑星はKepler Discoveries Tableに掲載されているケプラーバンド(Kp)で示す。
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