『見知らぬ橋』(みしらぬはし)は、船山馨の小説。単行本は講談社から1971年に初出版、後に角川文庫、講談社文庫からそれぞれ出版された。本項目では、同作を原作としたテレビドラマについても記述する。
京都・嵯峨野に住む能面師・魚住名緒子は、弟・幸夫が網走で自殺した事件が元で、妻子ある並河五郎と知り合い、並河と道ならぬ恋に落ち、たった一夜の情交を永遠に昇華させ生きて行こうとする、名緒子の清らかな愛を描く。
1973年10月1日から1973年12月24日まで、NETテレビ(現・テレビ朝日)の毎週月曜日22:00 - 22:55(JST)の枠『ポーラ名作劇場』で放映。全13話。
東京を始め、網走、アメリカ・サンフランシスコ、アラスカに舞台がまたがる大規模な物語であり、それぞれの地域でロケ撮影も行った。ショパンのピアノ曲がドラマの所々で使われ、タイトルバックにはアラスカのメンデンホール氷河の映像が使われた。
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