『ため息つかせて』(原題:Waiting to Exhale)は、1995年制作のアメリカ合衆国のロマンティック・コメディ映画。
4人のアフリカ系アメリカ人女性の友情やそれぞれの生き方をつづったテリー・マクミランのベストセラー小説(松井みどり訳、新潮文庫、1993)の映画化。
アフリカ系アメリカ人の俳優フォレスト・ウィテカーの初監督作品で、ホイットニー・ヒューストン、アンジェラ・バセットなど、主な出演者もアフリカ系アメリカ人の俳優である。
テレビプロデューサーのサヴァンナは、大晦日にアリゾナ州のフェニックスに引っ越してきた。
サヴァンナはそこで親友のバーナディンと再会する。しかしバーナディンは、11年間連れ添った夫ジョンから突然、経営する会社の経理担当の白人女性と暮らしたいので離婚したいと告げられてしまう。
また、バーナディンの古くからの友人でヘアサロンを経営しているグロリアは、大学時代に知り合いそのまま結婚したデヴィッドからゲイである事をカミングアウトされ、衝撃を受ける。
さらに、もう1人の親友で保険会社に勤めるロビンは経済的にも自立し、美人で男にもモテるが、ハンサムな男に騙され続けていた。
そしてサヴァンナもかつての恋人ケネスと再会し、ベッドを共にする。彼は妻との離婚を考えているというが、一向にその気配がなかった。
やがてこの4人の恋愛は様々な方向へ進んでいく。
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