神鉄バス株式会社(しんてつバス、英:Shintetsu Bus Co.,Ltd.)は、神戸電鉄グループのバス会社。路線バス事業と貸切バス事業を展開する。
神鉄グループのバス会社として神戸電鉄のバス部門を分社して発足。神戸電鉄バスは戦後、神鉄沿線を中心として年々路線網を拡大していき、神鉄バスはこの神戸電鉄バスの路線を引き継いだものである。しかし近年は逆に縮小傾向にあり、2003年に主要な一般乗合路線を阪急バスへ譲渡し、自社の分譲地と最寄り駅を結ぶ培養路線のみの運行となった。2018年3月31日現在、営業キロ数は17.0 km、保有車両数は98両(乗合旅客 12両、貸切旅客 85両、特定旅客 1両)である。
2019年(平成31年)10月1日 消費税率引き上げによる運賃改定(中央病院線の鈴蘭台駅前~惣山町1丁目を160円→170円に、星和台線の西鈴蘭台駅前~星和台2丁目間を160円→170円に変更。また、通勤定期・通学定期の発売額を変更。
2023年(令和5年)4月7日現在、神鉄バスが運行する路線は以下の26系統である(阪急バスからの受託路線を含む)。
一部の組み合わせを省き、上記の各系統を2つ組み合わせ、鈴蘭台駅前(ダイエー前)を起終点とした循環運行、もしくは鈴蘭台駅前(ダイエー前)から西鈴蘭台駅前、西鈴蘭台駅前から鈴蘭台駅前へと運行される。
鈴蘭台線・西鈴神戸線・山の街線・泉台線の4路線9系統は、阪急バスからの受託を受けて運行を行っている。車両が阪急バスである以外は、運行業務・整備管理・乗務などすべて神鉄バスが行っているため、実質的に神鉄バスの路線と変わらない。
経由地の詳細は阪急バス唐櫃営業所を参照
2023年(令和5年)10月24日現在、「神戸電鉄グループ統合報告書」によれば97両(乗合旅客 15両、貸切旅客 81両、特定旅客 1両)を保有している。阪急バスからの委託路線の車両については阪急バス唐櫃営業所を参照。
日野・リエッセ、いすゞ・ジャーニーJ(リエッセのOEM車)、日野・リエッセII(後方にドアを増設)、日野・ポンチョの4車種が在籍し、リエッセおよびジャーニーJはリフト付きの車両も導入されている。過去には日野レインボー・7W、日産ディーゼル・RNも在籍していた。
鈴蘭台駅の高架下の道路には2.7 m(2009年までは2.5 m)の制限高が存在するため、屋根を低くする改造が施されているのが特徴である。改造はオートサービス関西で行われた。
乗降方法は後乗り前降りが基本だが、君影線のみ前乗り後降りであるため、車体側面の「入口」「出口」の札を差し替えることができる構造になっている。
貸切バスは、大型バスから小型バスまで色々な車種を保有している。いすゞエルガ、日野メルファ、三菱ふそうローザが比較的保有数が多い。
多くの送迎バスを運行しており、車体に学校名、施設名などを表記した専用のバスも多数運行されている。また、施設をイメージした車体に改造したバスや、ボンネットバスをイメージし改造されたファンタスティックバスもある。
神鉄バス株式会社
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