『アイカツスターズ!』(Aikatsu Stars!)は、日本のアーケードゲーム、および それを基にしたテレビアニメ。
クロスメディア作品『アイカツ!』の後継シリーズとして2016年4月よりバンダイの原案によりアニメシリーズが、5月よりデータカードダスが稼動開始された(一部店舗では4月下旬から先行稼働)。前作と同様、カードを組み合わせてオーディションに参加する国民的アイドルオーディションゲーム。
キャッチコピーは『わたしだけのアイカツ!カードで、わたしだけのアイドル活動!』。
データカードダスのオーディションパートおよびアニメの主題歌・挿入歌は前作からの続投となる「AIKATSU☆STARS!」が務める。
また、2016年8月10日より劇場版の連動したキャンペーンも兼ねて、スマートフォンアプリ『アイカツ! フォトonステージ!!』(以下、フォトカツ!)のキャラクターフォトや独自シナリオの提供を開始した。
2017年4月からは“翼”をテーマにした新シリーズ『星のツバサ』が開始された。
2017年10月で『アイカツ!』シリーズが5周年を迎えるのに併せ、同年8月より前作とのコラボ企画が展開された。
2018年4月5日から2019年9月まで、シリーズ第3作『アイカツフレンズ!』を放送した。
2019年10月3日から2020年3月まで放送されたシリーズ第4作『アイカツオンパレード!』ではクロスオーバー作品の一環として登場した。
登場人物の学年および年齢は初登場時のものとする。
稼働当初のデータカードダスではゆめ・ローラ・小春・あこの4名に加えてプレイヤーがカスタマイズしたマイキャラを含めた5名が初期使用キャラだったが、第2弾から真昼、第3弾からリリィが追加され、第4・5弾では小春がメインキャラクターから一時的に外れていたが『星のツバサ』第1弾で復帰している。ただしマイキャラの使用にはIDカードが必要となる。特記のない限り、話数はアニメ版を指すこととする。
アニメ版では第26話以降は虹野ゆめ・桜庭ローラ・早乙女あこ・香澄真昼の4人(以下として公式サイト等から1年生チームと略す)を中心(もしくはその4人の中での中心)とした回が多く、第50話で虹野ゆめ・早乙女あこ・香澄真昼は第26代S4に任命され、第51話以降は二階堂ゆずと共にS4としての活動をしている。第55話-第71話においてのヴィーナスアークへの留学により、虹野ゆめ・桜庭ローラ・七倉小春・香澄真昼の4人に軸が変わっている。引き続き、早乙女あこも四ツ星学園のS4として、ヴィーナスアークに在籍(留学)している4人の協力活動を共に行っている。第71話で虹野ゆめ達の留学期間の修了と同時に、七倉小春が四ツ星学園に復学し、以降は1年生チームと七倉小春の5人が話の主な視点・中心となっている。ストーリーとしては2年目で終了したが、第27代S4も引き続き虹野ゆめ・早乙女あこ・香澄真昼が任命され、新たにS4に任命されるハルカ☆ルカと共に活動することになり、『アイカツオンパレード!』でもこの4人がS4として活動している。
四ツ星学園のトップアイドル4人組。各クラスに一名ずつ在籍し、専用の赤い制服が用意されており、夏期でもその格好である。4人で巨大なライブ会場を埋めるほどの人気を誇り、芸能界で常にトップクラスの活躍を見せる学校の顔とも呼べる存在。一人一人にお付きの生徒がついており、仕事への送り迎えに高級車が用意されるなど、かなりの高待遇を受けている。また各組でS4を補佐する幹部生の人選もS4が人事権を持っており、学園の生徒会長も毎年S4の中から選出される。
ただし、選出されて活動できるのは一年間だけで、任期が終わる前には大々的な交代イベントが催される。一年生または二年生が当選すれば当選者がS4に選出されることになるが、三年生が当選した場合は中等部卒業と重なるので一年生か二年生の中で各組の最高成績獲得者がS4に選出される。
ゲームでは2弾サマーで劇場版スペシャルステージのみプレイヤーキャラクターとして選択可能だったが、4弾ウインターより4人とも常時使用可能となり、『星のツバサ』1弾ではS4を継続するゆず以外のメンバー(ひめ、ツバサ、夜空)はプレイアブルキャラクターを外れたが、次弾では3人共プレイアブルキャラに復帰している。アニメ版第1部は第25代、第2部は第26代S4という位置付けである。
高等部もしくはフランス留学となった第25代S4の3人については海外の仕事・活動で一旦日本を離れているが、香澄 夜空に関しての妹・真昼のステージ鑑賞の例外を除き、第67話に帰国し、ゆず主催のShinySmileのイベントに参加している。
以下は第1部の第25代S4のメンバーについて説明する。メインキャラクターの中でも『星のツバサ』(2学年以降)での第26代S4が選出されているが、そちらは該当節を参照の事。
S4に続く実力者で、生徒会の業務や学園の運営を任されている。またS4には各組のアシスタントが付き専用の青いボレロ(蝶結びのネクタイ)や幹部室が用意されている。幹部生は各組S4の指名で選出される。
なお「月の美組」には初期から最終話まで茶髪のセミロングで唇が強調された幹部生が継続して登場していたが、彼女はセリフが一言もなくまた他生徒から名前を呼ばれることもなかったので名称は不明。
他にも教職員の中で、四つ星学園卒業生の元S4がいる。それは該当欄を参照とする。
虹野ゆめ、香澄真昼、早乙女あこについては上記を参照。
男子部のトップアイドル4人組。中等部卒業にともない下級生に引き継ぐ女子部のS4とは異なり、高等部でもそのままユニットを継続することが可能等、女子部とはシステムが異なる。なお、女子部とは異なり歌い手は存在せず、該当声優が歌唱を担当している。きらきらドーム公演にて、ソロデビューが発表されすばると望はアジアでのデビュー、朝陽は俳優業への専念、かなたはアナウンサーの挑戦の決意を表明したが公演の後の話によりあこには解散すると勘違いされてしまった。
上記参照。
上記参照。
芦田有莉を除く生徒第2部から登場。
アニメ版では第31-32話の秋フェスに登場している。
以下は第97話以降で組まれたユニットである。
『データカードダス アイカツスターズ!』は、データカードダスシリーズの第2作。『妖怪ウォッチ ともだちウキウキペディア』に続く縦型の最新筐体機『データカードダスT』として2016年5月19日より2018年3月まで稼働された。縦画面の下にタッチパネルを搭載し、これまでの3つのボタンとタッチパネルでの操作が可能となる。カードもオンデマンドでプリントアウトされるものに変更。また、『プリパラ』のように通常の2倍サイズのカードの排出も可能。
モード選択などの操作はほぼタッチパネルで、カードスキャンは今までのバーコードに代わり、二次元(QR)コードをスキャナー部分にかざして行う(カード裏の星印を上にしてスキャン)。マイキャラの作成、及びミニゲームが存在する「スペシャルアピール」については詳細を後述。
この項では主にオーディション終了後に選択できるアイカツ!カード作成モードについて記述する。
1プレイで複数枚カード化する場合は、時間内に購入したい項目を続けて選択し、100円を追加投入する。
2人協力プレイでは2人のプレイキャラが並んだ構図となり、1Pと2Pの順で1枚ずつ排出されるため、連続購入はできない。また、大会モード、アンコール時のカード払い出しなど、スキップされる場合もある。
この項目では学生証を読み込んだ直後のプロフィール画面で選べるモードを説明する。
100円投入前のデモ画面でタッチパネルを操作することで選べるモード。いずれも学生証を使用して行う。
スペシャルイベントで配信された一部の楽曲やステージは、終了後もフリーオーディションでプレイできる。
稼働終了時点での『星のツバサ』シリーズに従いタイプ別に記載する。上記の通り5弾まではオーディション別(「ライブ」「ドラマ」「ダンス」「ファッションショー」)で分類されていたが、そちらは実装されたバージョンに併記する。
『アイカツスターズ! ファーストアピール』は、バンダイナムコエンターテインメントより2016年7月20日配信の基本無料のニンテンドー3DS用ダウンロードゲーム。データカードダス同様のリズムゲームで遊ぶことができ、またオリジナル要素であるマイルームのインテリアの飾りつけや、すれちがい通信によるほかのユーザーのマイルームにも訪問ができる。
『Myスペシャルアピール』の機能限定版で、収録曲は「アイカツ☆ステップ!」1曲のみでアイカツ!マシンで3DSミュージックチケット(1曲300円)を購入すると遊べるステージが追加できる。スクールドレスも初期コーデのみでゲーム中に追加はされずドレスメイクはできない。ゲームでのステータスやマイルームは『Myスペシャルアピール』に引き継ぐことができる。
『アイカツスターズ! Myスペシャルアピール』は、バンダイナムコエンターテインメントより2016年11月24日発売のニンテンドー3DS用ゲーム。10万通りのキャラメイクができる。プロローグ1話、各組6話、各キャラ3話の計55話のストーリーモード、フリーオーディション、ドレスメイク、ミュージックビデオ、マイルームモードを収録。マイルームではオリジナルデザインにカラーメイキングが可能。登場アイドルは10人、遊べる楽曲は11曲、収録ドレスは997種。ゲーム中に入手したドレスはアイカツ!マシンでも使用できる。
ダウンロードコンテンツとして5曲が購入できる。さらに「ファーストアピール」の35万ダウンロード突破を記念して2017年6月1日より期間限定で新規5曲の無料配信が開始された。
2016年4月7日よりテレビ東京系列にて放送。前作からのストーリー設定やキャラクターなどは一新される。
2017年4月6日より第2部『星のツバサ』シリーズが放送された。
キャッチコピーは「つかめ!アイドル一番星☆」「アイドルの一番星に向かって、夢へのスタート!!」で、第2部からは「はばたけっ☆アイカツ!Newワールド!!」も使用。
前作同様、通常のシーンは2D絵、ライブシーンは3DCGでの描写となっている。
番組開始時は前作と同様に、本作の主人公である虹野ゆめによるオープニングナレーションが入る。第2部では服装がS4の制服に変更されている。
『アイカツ!』シリーズ5周年記念企画の一環として、2017年8月には前作とコラボするエピソードが放送され、前作に登場したスターライト学園のアイドルのうち、第69話ではLuminasの大空あかり・氷上スミレ・新条ひなきが、続く第70話では、Soleilの星宮いちご・霧矢あおい・紫吹蘭、Tristarの藤堂ユリカ・一ノ瀬かえで・学園OGの神崎美月が登場した。
ゲーム版同様2018年3月29日放送の第100話をもって終了し、次作『アイカツフレンズ!』に移行する。
四ツ星学園は歴史あるアイドル学園。歌を究める「歌組」、演技を究める「劇組」、ダンスを究める「舞組」、モデルを究める「美組」、この4つの組のトップスターである「S4」をめざして、生徒たちは日々「アイカツ」に励む。
以下、全話を通してのストーリー内容を述べる。特記しない限りは、キャラクター名は下の名前とする。また、独立したストーリーが多いために、主人公の虹野ゆめを軸としたものとする。それ以外のメインキャラクター(第25代S4・M4も含めた)のエピソードのうち、ゆめが傍観者でしかないエピソードや、ほかの場所でのエピソードは「登場人物」を参照。
虹野ゆめと七倉小春は、白鳥ひめたちS4のステージに影響されて、四ツ星学園に入学することとなる。ゆめはオリエンテーションのなかで、遅刻して窓を開けた桜庭ローラと出会い、今後の歌組1年のトップ2でのユニット仲間、そしてライバルとなっていく。一方で小春は香澄夜空のオファーと憧れもあって、美組に入ることとなる。
小学生時代にバレーボール部であったゆめは、歌唱力もまだ持ち合わせておらず、当初は大成の見込みがなかったものの、ファーストステージでオーラを放ち、ひめすら驚愕させることとなる。このオーラによって、歌組のCDデビューもローラとステージ対戦したうえで獲得するが、学園長はアイドルとしての素質を試すかのように、ひめの代わりでのソロステージを課し、ローラに内定させていた当初のCDデビューも、CDプロデューサーがゆめに確定すると、今度はひめのCDとの同日発売を謀る。その試練は、ひめがのどを痛めた経緯もあり、ゆめも経験していることから無理に潜在能力を発揮させるのを回避して、早く諦めさせるためでもあった。結城すばるとの接近回避の要請もその理由のひとつである。
一方で、S4と1年生ポープとの夏フェスステージにおいて、ローラが別の仕事から戻れないというトラブルから、歌組のひめ・ゆめでのステージを実現させる。また、ゆめ・ひめがメインヒロインとなるドラマ制作も行なう。それから、夏の1年ファン投票においても、幹部の手伝いで出遅れるものの、幹部の支援もあって草の根ステージを行ない、ベスト4入りを果たす。これにより、劇場版冒頭・第24話における1年生ベスト4ステージにも登場し、素の実力も着実に上昇していく。白銀リリィが復学した際には、ゆめはまだ憧れであるひめの模倣しかしていないと指摘され、S4の目標としてはまったく自己の世界観がなかったことに気付かされる。
そして小春がイタリアに発つ際、お別れパーティーでステージを披露するが、ふたたび力を発動させ終盤で昏倒し、ひめから初めてゆめの力の存在や、ひめもかつてこの力を持っていたことを知らされる。
ゆめはこの特殊な力を克服し、自分の実力だけでのステージができるようトレーニングに励むが、小春がいないだけでなくローラも実家に帰省してのレッスンをすることにしたために、ゆめは孤立したままで秋フェスが始まる。まず、如月ツバサが香澄姉妹に感化されて成立したユニットである「SKY-GIRL」が先行し優勝有力ユニットとなり、早乙女あこはゆめに秋フェスのオファーをするつもりだったが、きっかけが掴めずにいた。そのなかで、二階堂ゆずが押し切るかたちであこ・ゆめとのユニットでエントリーをした「ゆずこしょう」のユニットが成立する。そして、ゆめがキラキラインで投稿をしていなかったことも知らされる。ゆめのファンたちが投稿していないことを心配していることがわかり、孤立感があったゆめの現状を知ることとなり、それに報いるためにも「ゆずこしょう」のステージで示す。結果としては、幹部の連携が評価された「幹部ーズ」が優勝し、S4メンバーがいながら「SKY-GIRL」は3位で「ゆずこしょう」は2位となるものの、香澄真昼はユニットでの充実感を示し、ゆめもステージに復帰するきっかけのひとつとなる。
ただ、いまだに不思議な力を恐れて歌声が出なくなるという怯えからソロステージには立てなかったものの、ひめとのユニットでのサプライズゲストや学園長の支持率90%以上でないと退学という無茶振りソロライブによって奮起させられ、さらにはひめのフラワーショップ紹介で諸星ほたるに引き会わせてもらったうえでアドバイスをもらい、ひめ・ローラ・あこ・真昼のレッスンや企画協力によりソロステージを成功させる。これにより不思議な力に迷うことがなくなる。
クリスマス・正月のイベントをこなしたあとに学期末のS4選抜戦が意識されるなかで、アイカツ!アイランド(劇場版および第69話・第70話の舞台)での巨額投資により四ツ星学園での経営危機を学園長が告げ、テレビ番組のなかでオリジナルコーデを作りスポンサーを乞うこととなり、S4以外で特例として白銀リリィがブランド設立に名乗り出る。番組の途中で病弱のリリィがゆめ・ローラの体調管理に出向く。また、店の設立でも友人の支援により、「Gothic Victoria」(ゴシックヴィクトリア)を立ち上げることとなる。
S4決定戦の前にダンスパフォーマンスでゆず・リリィでのステージや、劇場版では学園長に押し付けられたことのあるローラ、真昼のユニットステージを自主的に行なうこととし、今回はゆめ・あこの協力も得る。一方のゆめはバレンタインのテレビ番組でのステージを行ない、ゆめ・ローラ・真昼はグレードアップグリッターを入手しS4決定戦のコーデを獲得する。他方のあこはステージを探すが該当がなく、キッズ向けのデパート屋上でステージを行うことにする。ツバサのオファーがあとから来て葛藤することとなるが、ファンを大切にするという意思から当初のデパート屋上ステージを選ぶ。しかし、あこはグレードアップグリッターが得られずに終わる。
S4決定戦の本番、舞組は2年であったゆずが2年連続で決定する。劇組においてはあこが現S4のツバサを超えられなかったが、ツバサが卒業することから次点としての次期S4に決定する。しかし、当日だけはツバサにもごほうびタイムがあったものの、向上心から来る涙を流す。美組は真昼が姉の夜空打倒を意思にしTOPで次期S4が決定するとともに、「Romance Kiss」(ロマンスキス)もメインデザイナーの継承をするが、卒業後の夜空がフランス留学することで、夜空の向上心に真昼をはじめ皆が心を打たれることとなる。
そして歌組ではリリィが見事なステージを披露する。そのステージを見たローラは不安になるものの、ゆめたちの励ましでリリィを超えるステージを行なう。そしてゆめは実力で驚異的なステージを行なうが、最終的にはひめを超えることはできず2位となり、ひめの卒業にともない、ゆめが次期S4となる。卒業式後、ゆめはローラに歌組幹部を申し出るのが分かっていたかのように引き受けたのに驚く。そして、次期S4の3人はS4引き継ぎで多忙のなか、1年目卒業式後のS4ステージでサプライズを行なう。
2学年となり任命を受けた、ゆめ・あこ・真昼は、継続して任命されているゆずとともにS4として本格的に活動することとなり、ゆめは「Berry Parfait」(ベリーパルフェ)のブランドを発表するが、プレミアムレアドレスの案に悩む。一方であこは「FuwaFuwa Dream」(フワフワドリーム)を匿名で提案されるものの、花園きららに先行で発表される。そこで説明を聞くために2学年S4の3名と幹部ローラとシップ型のアイドル学校であるヴィーナスアークに乗り込むものの、アポイントがないために門前払いとなる。そこで学園長に相談に戻ったところで、エルザ フォルテと出会うこととなる。
エルザは、高等部に進学していた白鳥ひめにもヴィーナスアークへのオファーを受けるが断っていた。そこでひめに見込まれていたゆめにもオファーを入れることにするが、S4の仕事もあるために一度は断る。しかし、エルザのステージに言葉も出ずに、新S4の3名はワールドクラスの格の違いと翼のあるスタープレミアムレアコーデ(金星)に驚く。そこでひめはゆめに見送られて学園を離れ、世界を廻って独自活動をすることにする。そして、ゆめがプレミアムレアコーデに苦心するなか、リリィもヴィーナスアークに刺激されてプレミアムレアコーデを考案して手伝うことにし、「Gothic Victoria」(ゴシックヴィクトリア)のプレミアムコーデを完成させる。その際、リリィが冥王星のスタープレミアムレアドレスを獲得する。
「FuwaFuwa Dream」(フワフワドリーム)においては、きららとあこで提案をするものの、きららの世界観の完成度に、あこは一旦引くこととする。そして、学園長の提案でスタープレミアムレアドレスの目的もあり、S4からヴィーナスアークの留学を提案される。ゆずとあこはそれぞれの理由(「登場人物」参照)から留学を見送り、ゆめ・真昼・S4ゆめの幹部としてローラが留学することとなる。ヴィーナスアークのレッスンにはギャップを感じるものの、四ツ星学園のセルフプロデュースも負けず劣らずで、エルザ・きららが評価を改める位だった。真昼も「Romance Kiss」(ロマンスキス)でブランドでのファッションショーを開催してスタープレミアムレアドレス(海王星)を獲得したあとに、「ヴィーナスウェーブ」が開催され「SPICE CHORD」(スパイスコード)の後継で意欲が高かったローラがスタープレミアムレアドレス(火星)を獲得する。一方で、ゆめは互いのファンが競合して雰囲気が悪くなっていることを知ったためにエールを送るという方法を取り、ファンとともにローラ・きららもエールに参加して、成績は二の次にファンを重視したステージを行なう。
2年目の「星のツバサ」でもアイカツ!アイランドを開催するが、資金面から複数の学園での合同開催となる。その際、第25代S4のステージのために四つ葉のクローバー探しや無人島でのサバイバル生活で、冒頭に挙げた前作のスターライト学園生との偶然的な交流が生じる。
ヴィーナスアークの留学後は、七倉小春もヴィーナスアークの卒業を言い渡されたために留学生3人とともに四つ星学園に再入学(復学)として戻る。ゆめ・小春で「Berry Parfait」の共同デザインをするが、変化における意見の対立により対立ムードとなる。和解後は進化形として「Rainbow Berry Parfait」(レインボーベリーパルフェ)という新ブランド確立し、スタープレミアムレアドレス(地球)を獲得する。「FuwaFuwa Dream」についても動物番組を通じてのステージから、きららが再提案したダブルミューズをあこが了承する。
騎咲レイが「Royal Sword」で星のツバサを獲得して、惑星コーデが一通り揃う。そして、「太陽」のドレスやアイカツ!ランキングの件が四つ星学園にも意識されはじめる。ただ、決勝トーナメントが上位4名しか出場できないなかでランキング上位をヴィーナスアークの生徒で占められ、四つ星学園の生徒がいない状況であるなかで「太陽」のドレスをエルザ フォルテが獲得して首位のまま「アイカツ!ランキング決勝トーナメント」に進出する。それから、ゆめ・真昼はイベントでの健闘の結果から、レイもヴィーナスアークの第2部における3月の解散宣言に憤慨し、イベントでの実質首位の結果で「アイカツ!ランキング決勝トーナメント」に進出する。決勝リーグは第1ステージがゆめ・レイでのアピールであったが、ゆめが決勝ステージに進出する。第2ステージがエルザ・真昼のアピールとなり、エルザが勝利して、決勝ステージではゆめ・エルザのアピールとなる。ゆめは四つ星学園だけでなくレイ・きらら・アリアからも全面のバックアップがあってのステージとなるが、エルザはパーフェクトではあったものの孤独なステージとなる。その際、ゆめも「太陽」のドレスを出現させ、僅差でゆめが勝利し優勝となる。
ヴィーナスアークに関しては解散は揺るがなかったが、レイをはじめとした生徒たちの懇願により、エルザの指名制から、志願制の自由に入学できるネオヴィーナスアークにリニューアルして、パーフェクトたちの育成を信条とする方針に変更する。一方の四つ星学園は、第26代S4がS4選抜戦で1位となり、二階堂ゆずについては中等部卒業とともに次点のハルカ☆ルカを次期S4として後継となる。
そしてローラは四ツ星学園を離れ、イギリスへ留学する決意を固める。ゆめ、小春、あこ、真昼とともに最後の憩いの時を過ごすなか、四ツ星学園の在校生や職員、第25代S4のメンバー、M4、ヴィーナスアークの面々からサプライズを受け、旅立ちを祝福される。ゆめたち5人でライブを行なった直後、ローラは早くイギリスでアイカツをしたくなり、仲間たちに見送られながらイギリスへと旅立つ。
それから1年後、世界各国のトップアイドルたちが対戦する「ワールドアイカツカップ」が開催され、1回戦でゆめとローラは対戦し、互いに楽しいライブにすることを誓う。ゆめたちのアイカツはまだまだ続いていく。
次回予告前に放送されるミニコーナーは初回から第25話までは「四ツ星学園ニュース」で、その回の盛り上がったシーンを抜粋して紹介されるものであった。第26話からは「ピックアップコーデ」としてステージで使われた衣装が紹介されている(各話リスト参照)。
「●」は『S4プレゼンツ ブロマイドメイク』として紹介、第2話~第4話までは「アイカツスターズ!GOGOスタートキャンペーン」実施コーナーに差し替え。(BSジャパン等の遅れネットでは通常版を放送)
『劇場版アイカツスターズ!』は、2016年8月13日に公開された劇場アニメ作品。アイカツスターズ!としては第1作、アイカツ!シリーズとしては第3作目に当たる。同時上映は『アイカツ! 〜ねらわれた魔法のアイカツ!カード〜』。キャッチコピーは「夏だ!ビーチだ!!アイカツ!だっっ!!!」「ふたりなら最強☆」「伝説のドレスをめぐる、この夏いちばん熱いアイカツ!が始まるっ!」。全国30万セット限定の入場者特典は劇中にも登場する「伝説のドレス・ガーリーアイランドコーデ」のアイカツ!カード3枚セット。
2016年8月27日に丸の内TOEIで『AIKATSU☆STARS!ミニライブ付き上映会』を開催。9月3日以降の新宿バルト9と9月10日以降の渋谷TOEIで声援やサイリウム&ペンライト持ち込み可能な『コール&レスポンス上映』を開催。9月10日には新宿バルト9で『生オーディオコメンタリー上映』を開催。生オーディオコメンタリーの出演は綿田慎也、佐藤照雄、木村隆一、伊藤貴憲。
Blu-ray / DVDは「スカイアイランドコーデ」のアイカツ!カード3枚セットが付属。また、豪華版およびBlu-ray「アイカツ☆アイランドBOX」には後日談を描くオリジナルドラマCD『キラメキ☆ジェットストリーム ~帰るまでがお仕事です!~』が付属。
ゆめ、ローラ、小春、あこ、真昼の5人は『アイカツ!アイランド』に出演するため、南の島へと訪れる。
まず、ゆめ・ローラ・真昼・あこでの1年生ファン投票で選ばれた上位4人での「アイカツ☆ステップ!」での幕開けで開始される。当初、記念オーディションにローラはゆめとユニットを組むつもりでいたのだが、学園長に真昼と組む様に支持される。ゆめはひめとのユニット候補と聞かされたからである。それ故に突然の事でゆめとローラで喧嘩が勃発した。その影響は大きく、ゆめはまずアイドルとしてユニット以外の仕事をこなす事となった。
また、冒頭にゆめはビーチで遊んでいた際にアイカツモバイルを忘れてしまった際に、ホテルに迷ってしまった。この時、地元の南国風の少女と出会う。観光ガイドの仕事をこなしていた時に、その少女に海岸沿いでハミングを始めると鳥が一斉に集まりだした。この少女は感化し、ゆめに親類を紹介するが、この親類2人が伝説のドレスを持つ元アイドルであった。そして、ゆめは伝説のドレスを手に入れる事が出来た。一方で、小春とあこは探検で伝説のドレスを探すが、結局は観光用のしか得られなかった。
ローラ側も真昼とのレッスンでも上の空であった。真昼はこの上の空の状況を見て、ゆめと仲直りすべきだと提案する。そして、真昼の協力でM4のロケバスも利用して、ローラはゆめを迎えに行き、一方で真昼はオーディションでの参加を棄権し、ゆめにローラとのユニット権限を返した。
S4のステージの後、伝説のドレスを持った、ゆめ・ローラのユニットが優勝し、S4ステージの後でのユニットステージとなった。
ただ、学園長がローラに告げた、白鳥 ひめとのユニット企画については架空企画であり、ゆめのユニット参加を阻止したという背景であった。それでも虹野 ゆめは輝いたのであった。
ランティスウェブラジオにて配信された。2016年4月11日よりアニメ放送に合わせ『AIKATSU☆STARS!のラジカツ!』からリニューアル。2018年3月26日配信の第102回をもって終了。
超!A&G+にて2017年7月6日から9月28日まで放送。毎週木曜日 18:00 - 19:00放送の『A&G ARTIST ZONE AiRIのTHE CATCH』のフロート番組。
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