渡辺 一平(わたなべ いっぺい、1997年3月18日 - )は、日本の競泳(平泳ぎ)選手。2017年世界水泳選手権・2019年世界水泳選手権200m平泳ぎで2大会連続銅メダリスト。リオデジャネイロ・パリオリンピック日本代表。LDH JAPAN所属。身長193センチメートル。
1997年3月18日、大分県津久見市出身。津久見市立津久見小学校⇒津久見市立第一中学校と進む。中学2年では第33回全国JOCジュニアオリンピックカップに出場した記録が残っている。
2012年、大分県立佐伯鶴城高等学校に進学すると頭角を現し、高校3年の最後に出場した第37回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季では100m・200m平泳ぎの二冠を制覇して最優秀選手として表彰された。
また、2014年南京ユースオリンピックに高校3年で日本代表に選出され、大会では男子200m平泳ぎで優勝して金メダルを獲得した。
2015年4月に早稲田大学スポーツ科学部へ入学。大学1年目の第91回日本選手権水泳競技大会では5位に敗れてしまい、2015年夏季ユニバーシアード(大韓民国・光州)への出場を逸した。
2016年、大学2年となり、第92回日本選手権水泳競技大会に出場、男子200m平泳ぎでは予選で2分8秒83の自己ベストタイムを出すと、決勝で2分9秒45を出して2位に入って派遣標準記録も突破したことにより2016年リオデジャネイロオリンピック代表の座を獲得した。
リオオリンピックでは準決勝で2分07秒22のオリンピックレコードを記録した。決勝は6位だった。
2017年、1月に開催された第10回東京都選手権水泳競技大会(北島康介杯2017)の200m平泳ぎ決勝において、2分6秒67の記録を出し、山口観弘が4年以上保持していた世界記録を0秒34更新して世界記録保持者となった。
2019年、トヨタ自動車に入社。
2021年 第97回日本選手権水泳競技大会(競泳競技) 200m 平泳ぎ
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