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2015年の阪神タイガース


2015年の阪神タイガース


2015年の阪神タイガースは2015年の阪神タイガースの動向についてまとめる。

2015年の阪神タイガースは和田豊監督の4年目のシーズンである。

概要

2014年シーズンは7月以降優勝争いを繰り広げたが、9月上旬に6連敗し失速。和田監督の続投は不透明になっていたものの、最終的には続投が決定した。戦力面では、新井貴浩が自由契約を申し出て広島に復帰し、久保田智之が引退、海外FAを宣言していた鳥谷敬の残留が決定した。FA市場で金子千尋、中島裕之、成瀬善久等の獲得を狙ったが、ことごとく失敗し目立った補強ができなかったことから、戦力不足を不安視されながらシーズンを迎えることになった。

シーズンに入ると厳しい戦いが続き、5月終了時点で首位DeNAと5ゲーム差と出遅れたが、交流戦に入るとセ・リーグのチームが苦戦する中で唯一交流戦を勝ち越し、6月には首位に立った。7月、8月で貯金を着実に重ね上位争いを続けていたが、9月半ばになると首位争いをしていたヤクルト・巨人に連敗し、優勝が絶望的になった。その後の広島とのクライマックスシリーズ進出争いでもチームの調子は戻らず、自力でのクライマックスシリーズ進出が消滅。阪神がレギュラーシーズンを終え、広島が最終戦を勝てばクライマックスシリーズ進出という状況で広島が敗れたため、阪神のクライマックスシリーズが決定した。クライマックスシリーズでは第1ステージで巨人に敗れ、シーズンを終えた。6月以降首位争いをしたため和田監督の続投も一時は有力視されていたが、3年連続で終盤の9月に大失速していることを問題視され結果的に退任に追い込まれた。投手コーチの中西清起・山口高志、打撃コーチの関川浩一・高橋光信、守備走塁コーチの山脇光治・風岡尚幸、二軍バッテリーコーチの吉田康夫、二軍打撃コーチの八木裕の8コーチが解任された。後任監督にOBの金本知憲が就任した。なお、この年は3年目の藤浪晋太郎が14勝を挙げる大活躍をしたが、優勝争いのために中5日登板を繰り返したことは、後の故障と翌年以降の不調をもたらすこととなった。

チーム成績

レギュラーシーズン


入団・退団

シーズン開幕前

本節では、前シーズン終了から本シーズン開幕までの入退団について記述する。なお、退団の去就はスポーツ関連及び芸能関係の職業に転身した場合のみを記載し、空欄は前述以外の一般職業に転身したか去就不明を示す。

シーズン開幕後

本節では、本シーズン開幕から本シーズン終了までの入退団について記述する。

マツダオールスターゲーム2015

  • 選出選手及びスタッフ
  • 太字はファン投票による選出、※印は選手間投票による選出、他は監督推薦による選出。
  • 選出回数の括弧内数字は故障のため不出場の回数。

選手・スタッフ

試合結果

クライマックスシリーズ


個人成績

投手成績

  • 色付きは規定投球回数(143イニング)以上の選手
  • 太字はリーグ最高。

打撃成績

  • 色付きは規定打席(443打席)以上の選手
  • 太字はリーグ最高。

表彰

  • 呉昇桓
    • 最多セーブ 41S(2年連続2度目)
  • 福原忍
    • 最優秀中継ぎ 39HP(2年連続2度目)
  • 藤浪晋太郎
    • 最多奪三振 221個(初受賞)
  • 鳥谷敬
    • ベストナイン 〈遊〉(3年連続6回目)
    • ゴールデングラブ賞〈遊〉(3年連続4回目)
  • 福留孝介
    • ゴールデングラブ賞 〈外〉(5回目)

達成記録・出来事

  • 3月29日 - 福留孝介が中日3回戦(京セラドーム)4回に八木智哉から本塁打を放ち日米通算250号本塁打(NPB208本・MLB42本)
  • 4月4日 - 巨人2回戦(東京ドーム)で敗戦を喫し、対巨人通算1000敗目、カード別の対戦成績で4桁の大台に乗ったのは史上初(778勝1000敗67分)
  • 5月10日 - 5月8日からの広島5~7回戦(甲子園)で広島に3連敗、甲子園での広島3連戦3連敗は2004年の4月13日から4月15日にかけての広島1~3回戦以来11年ぶり
  • 5月14日 - 西岡剛がヤクルト8回戦(神宮)で先発出場し通算1000試合出場。、史上469人目
  • 5月27日 - 福留孝介が楽天2回戦(甲子園)で2回に美馬学から三振を喫し通算1000三振。史上58人目、10回には戸村健次からサヨナラ本塁打を放ち3年連続サヨナラ本塁打、史上16人目
  • 5月28日 - 楽天3回戦(甲子園)で勝利し、球団通算5000勝、史上2球団目(5000勝4674敗301分)
  • 6月13日 - 鳥谷敬がオリックス2回戦(京セラドーム)で3回に金子千尋から三振を喫し通算1000三振、史上59人目
  • 7月3日 - DeNA11回戦(横浜)でNPB初の通算10000試合目(5012勝4686敗302分)
  • 7月17日 - 藤浪晋太郎がオ-ルスター第1戦(東京ドーム)で4回から登板し3イニングを完ぺきに抑えてMVPに選出される。阪神選手のMVPは2013年第2戦(神宮)の新井貴浩以来2年ぶり
  • 8月16日 - 福留孝介がヤクルト19回戦(神宮)で8回にオーランド・ロマンから二塁打を放ち通算300二塁打、史上63人目
  • 8月19日 - 巨人19回戦(東京ドーム)で5回に1イニング12失点を喫する、1975年8月26日の大洋19回戦(甲子園)の3回の11失点を超える球団ワースト記録で、1イニング10被安打も1998年8月25日の横浜22回戦(甲子園)の8回に並ぶチームワーストを記録する
  • 9月3日 - マット・マートンが広島18回戦(甲子園)で1回に福井優也から安打を放ち通算1000本安打、史上282人目
  • 9月10日 - ランディ・メッセンジャーが巨人22回戦(甲子園)で1回1死から片岡治大を右飛に打ち取り通算1000投球回、史上342人目
  • 9月23日 - 現役時代は阪神タイガースでプレーし、1990年から5年半監督を務めた中村勝広GMがチームの東京遠征先のホテルで亡くなっているのが発見された。享年66
  • 9月30日 - 和田豊監督の今シーズン限りの退任を発表
  • 9月30日 - 関本賢太郎が今シーズン限りの引退を表明
  • 10月15日 - 投手コーチの中西清起、山口高志、打撃コーチの関川浩一、外野守備走塁コーチの山脇光治、守備走塁コーチが風岡尚幸が解任
  • 10月17日 - 次期監督に金本知憲の就任を発表
  • 10月17日 - 打撃コーチの高橋光信、2軍打撃チーフコーチの八木裕が解任
  • 10月19日 - 2軍バッテリーコーチの吉田康夫が解任
  • 11月23日 - FA宣言をしていた中日の髙橋聡文の獲得を発表
  • 12月1日 - 新外国人選手のマット・ヘイグと契約の締結を発表

ドラフト指名選手

2015 WBSCプレミア12選出選手

  • 取り消し線は出場辞退

脚注

注釈

出典



Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 2015年の阪神タイガース by Wikipedia (Historical)