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2016年の広島東洋カープ


2016年の広島東洋カープ


2016年の広島東洋カープ(2016ねんのひろしまとうようカープ)では2016年の広島東洋カープの動向についてまとめる。

この年の広島東洋カープは、緒方孝市監督の2年目のシーズンであり、25年ぶり7度目のリーグ優勝を果たしたシーズンである。キャッチフレーズは「真赤激! Burn it up!」。

開幕前

前年度の2015年は黒田博樹、新井貴浩がカープに復帰したが、4位に終わっている。オフにはエース前田健太がポスティングシステムを利用してメジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースへ移籍している。中日ドラゴンズからはエクトル・ルナを獲得。

チーム成績

開幕4番を務めたルナが早々に故障離脱するも、4月26日の東京ヤクルトスワローズ戦(神宮)で通算2000本安打を達成した新井貴浩らが好調を維持し、交流戦前のチーム打率・本塁打・打点・盗塁数は全て12球団1位だった。そのままリーグ首位で迎えたセ・パ交流戦では、福岡ソフトバンクホークス、千葉ロッテマリーンズとの三つ巴の優勝争いとなり交流戦3位でセ・リーグ唯一の勝ち越し、2位以下を引き離し独走態勢に入った。足裏痛を抱えていたブラッド・エルドレッドが戦線離脱するもルナが一軍に復帰、また鈴木誠也は2試合連続サヨナラ本塁打を放った。7月23日に黒田博樹が日米通算200勝、8月2日に新井が通算300本塁打を達成を達成したが、同じ日に捕手の石原慶幸にウラディミール・バレンティンの空振りしたバットが後頭部を直撃し負傷退場すると残りのヤクルト戦2連戦を連敗、猛追してきた読売ジャイアンツ(以下「巨人」)との直接対決でも負け越すなど、2位巨人とのゲーム差が一時4.5ゲーム差まで詰まったが、8月14日からの6連勝もあって23日からの巨人との3連戦前にはゲーム差を8ゲームまで広げた。8月24日の巨人20回戦を7-3で勝利し25年ぶりに優勝マジック「20」が点灯。8月30日、横浜DeNAベイスターズ(以下「DeNA」)戦の勝利で3位以上を確定させクライマックスシリーズ進出が決定した。9月1日、DeNA20回戦で延長10回、6x-5でサヨナラ勝ちしシーズン76勝目を挙げシーズン最多勝利を更新した。その後も勢いを落とすこと無くマジックを減らし続け(マジック点灯後の8月25日から9月10日の優勝までの14試合の戦績は12勝2敗)25年ぶり7度目となるリーグ優勝を果たした。9月10日の優勝決定試合の視聴率は広島地区で平均60・3%、また瞬間最高視聴率は71・0%を叩き出した。優勝を決めた時点で2位巨人とは14ゲーム差と大きく引き離した。9月16日には先発の野村祐輔が7回4安打無失点で、チームメートのクリス・ジョンソンに並びリーグトップの15勝目を捧げた。ジョンソンは選考基準7項目中4項目(15勝以上、25試合以上登板、防御率2.50以下、勝率6割以上)を満たして沢村賞を受賞した。

クライマックスシリーズのファイナルステージでは、ファーストステージで巨人に勝利したDeNAと対戦。対戦成績は4勝(アドバンテージ込み)1敗で広島が勝利。1991年以来25年ぶりの日本シリーズ出場が決定した。田中広輔が絶好調で打率.833(12打数10安打)、1本塁打、4打点、出塁率.882、長打率1.333、OPS2.215、6打数連続安打、9打席連続出塁を記録してクライマックスシリーズ最優秀選手(MVP)に選出された。

日本シリーズ直前の10月18日、黒田博樹が引退を表明。なおこの日行われた引退会見の模様は、広島県内のテレビ・ラジオ各局で臨時ニュース扱いで放送された。

日本シリーズでは北海道日本ハムファイターズと対戦。マツダスタジアムでの最初の2戦を連勝するも、舞台を札幌ドームに移すと4連敗し2勝4敗で32年ぶりの日本一とはならなかった。

25年ぶりのリーグ優勝を記念し、11月4日に球団及び黒田・新井が広島市民賞を授与された。

11月5日には41年振りの優勝パレード及び優勝報告会が行われた。パレードには31万5000人の市民が駆けつけ、NHKと県内の民放4局の計5局がこの模様を生中継するなど広島の街はカープ一色に染まった。この年、緒方監督がオリックスとの交流戦で鈴木誠也が2試合連続サヨナラ本塁打を放った際のインタビューで使った「神ってる」という言葉がユーキャン新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれた。 なお、MVPには新井貴浩が選出され、セ・リーグ最年長での受賞となった。

レギュラーシーズン


対戦成績

最終成績

セ・パ交流戦

クライマックスシリーズ

日本シリーズ

個人成績

投手成績

  • 色付きは規定投球回数(143イニング)以上の選手

野手成績

  • 色付きは規定打席(443打席)以上の選手

タイトル・表彰

  • 野村祐輔
    • 最多勝
    • 最高勝率
    • ベストナイン(投手)
  • クリス・ジョンソン
    • 沢村賞
  • 石原慶幸
    • ゴールデングラブ賞(捕手)
  • 新井貴浩
    • 最優秀選手
    • ベストナイン(一塁手)
  • 菊池涼介
    • 最多安打
    • ゴールデングラブ賞(二塁手)
  • 鈴木誠也
    • ベストナイン(外野手)
    • ゴールデングラブ賞(外野手)
  • 丸佳浩
    • ベストナイン(外野手)
    • ゴールデングラブ賞(外野手)
  • 黒田博樹
    • コミッショナー特別表彰(功労賞)

達成記録

  • 4月2日 - 黒田博樹が対巨人戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)で40代完封勝利、NPB史上8人目
  • 4月26日 - 新井貴浩が対ヤクルト戦(神宮球場)で2,000本安打、NPB史上47人目
  • 7月23日 - 黒田博樹が対阪神戦(マツダスタジアム)で日米通算200勝、国内では24人目、日米での達成は2人目
  • 8月2日 - 新井貴浩が300本塁打を達成

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2016 野球日本代表 強化試合選出選手

  • 中﨑翔太(出場辞退)
  • 野村祐輔
  • 菊池涼介
  • 鈴木誠也
  • 大瀬良大地(追加招集)

できごと

  • 2015年11月23日 - 2016年シーズンのチームキャッチフレーズを『真赤激!』に決定したことを発表

入団・退団

シーズン開幕前

本節では、前シーズン終了から本シーズン開幕までの入退団について記述する。なお、退団の去就はスポーツ関係又は芸能関係の職業に転身した場合のみを記載し、空欄は前述以外の一般職業に転身もしくは去就不明を示す。

シーズン中

本節では、シーズン開幕から本シーズン終了までの入退団について記述する。なお、退団の去就はスポーツ関係又は芸能関係の職業に転身した場合のみを記載し、空欄は前述以外の一般職業に転身もしくは去就不明を示す。

選手・スタッフ

ドラフト

脚注

注釈

出典


Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 2016年の広島東洋カープ by Wikipedia (Historical)



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