哈瑪星台湾鉄道館(はませんたいわんてつどうかん/ハマシンたいわんてつどうかん)は台湾高雄市鼓山区の駁二芸術特区内に所在する、鉄道模型等を展示する博物館。高雄市立歴史博物館が運営している。
鉄道をメインテーマにした台湾初の博物館。アジア最大 のHOゲージジオラマで100年を超える台湾の鉄道の歴史を再現している。2016年6月30日に駁二芸術特区内の蓬莱倉庫群B7、B8倉庫に開館、7月3日より一般公開を開始した。 2年の作業期間中、300人を動員し、製作時間は延べ10,950時間にも及んだ。 なお、哈瑪星の名称は日本統治時代の俗称「濱線」の名残であり、日本語の読みを台湾語の音であてたものを中国語で表記しており、英文表記も台湾語に倣っている。
2019年7月、日本の鉄道博物館で2018年に展示されていた模型や資料が約1年間貸し出された。
動力体験
第一展区と第二展区を繋ぐ渡り廊下。客車内インテリアと窓をあしらったディスプレイが配置され、乗車している感覚を体感できる。
台湾の鉄道網1083kmを再現したジオラマコーナー。31種類のHOゲージサイズの模型車両が走り回り、照明により朝昼晩の演出がなされている。 アジア最大級を謳うジオラマの線路は全長2km、総面積100坪(約330平方メートル)以上で、 縦貫線を中心に台鉄の4大幹線中心に他の事業者も含め200ヶ所以上の情景が再現されている。
特設展スペース。開幕記念として2017年6月末までの1年間は横浜市の原鉄道模型博物館の協力で同館の収蔵模型を空輸、展示していた。
窓口および電子チケットで予約可能。
1000-20:00(ミニ列車は19:00まで、18:50に乗車券発売終了)、火曜休館
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