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野田市駅


野田市駅


野田市駅(のだしえき)は、千葉県野田市野田にある、東武鉄道野田線(東武アーバンパークライン)の駅である。駅番号はTD 17

歴史

  • 1911年(明治44年)5月9日 - 千葉県営鉄道野田線開通と同時に野田町駅(のだまちえき)として開業。
  • 1913年(大正2年)6月18日 - 野田人車鉄道が野田町駅まで延伸される。
  • 1923年(大正12年)8月1日 - 千葉県営鉄道を北総鉄道に譲渡(現在の北総鉄道とは無関係)。
  • 1925年(大正14年)9月1日 - 野田人車鉄道廃止。
  • 1929年(昭和4年)
    • 9月1日 - 野田町 - 清水公園間延伸開業に伴い旅客業務を現在地に移転。旧駅は貨物駅となる。また旧駅舎は川間駅に転用された。
    • 11月22日 - 北総鉄道が総武鉄道に社名変更。総武鉄道時代は当駅駅舎に本社があった。
  • 1944年(昭和19年)3月1日 - 陸上交通事業調整法に基づき総武鉄道が東武鉄道に吸収合併され同社の駅となる。
  • 1950年(昭和25年)5月3日 - 同日野田町・旭村・梅郷村・七福村が合併、市制施行に伴い野田市駅へ改称。(実施日)。
  • 1985年(昭和60年)3月1日 - 旧駅(貨物営業)廃止。
  • 2008年(平成20年)度 - 高架化工事に着手。
  • 2012年(平成24年)9月30日 - 定期券・回数券うりば営業終了。
  • 2014年(平成26年)9月27日 - 梅郷方の線路を東側の仮線への移設接続完了。
  • 2014年(平成26年)9月28日 - 高架化工事の進捗に伴い単式ホームの1番線(旧上り本線)を使用停止。島式ホームの2番線が大宮方面(旧下り本線→上り本線)、3番線が柏方面(旧下り副1番→下り本線)に発着ホームを変更。1面2線での営業となる。
  • 2018年(平成30年)1月19日 - 仮設駅舎の使用を開始。
  • 2021年(令和3年)3月28日 - 高架駅となる。引き続き島式ホーム1面2線での営業。
  • 2024年(令和6年)
    • 2月11日 - 発車メロディを野田市出身のシンガーソングライター、ナオト・インティライミが作曲した「The Day」に変更。
    • 3月3日 - 新駅舎および新ホームの使用を開始(2面4線化)。仮設駅舎は閉鎖。
  • 2026年(令和8年)度 - 連続立体交差事業完了予定。

駅名の由来

開業時の地名(千葉県東葛飾郡野田町野田)が由来だが、県内には、すでに帝国鉄道庁房総線(現在の東日本旅客鉄道(JR東日本)外房線)の野田駅(現在の誉田駅。千葉県千葉郡誉田村野田に由来)が設けられていたことから「野田町駅」となった。1950年に野田町・旭村・梅郷村・七福村が合併し野田市が発足したのと同時に「野田市駅」に改称された。

なお、2017年(平成29年)1月より当駅に副駅名が導入され、キッコーマンのロゴと「キッコーマンもの知りしょうゆ館前」が駅名標に記入された。2019年(令和元年)9月の同館の一時休館時に「キッコーマン野田本社前」に変更されたが、2022年(令和4年)3月に副駅名自体がいったん廃止された。その後、キッコーマンもの知りしょうゆ館の再開館に併せて2023年(令和5年)5月に副駅名が再導入され、キッコーマンのロゴと「もの知りしょうゆ館前」の副駅名が約1年2か月ぶりに駅名標に記入された。なお、いずれも副駅名の車内アナウンス、路線図等への記載は行われていない。

駅構造

島式ホーム2面4線を有する高架駅。ホームには改札階とのエレベーター・エスカレーターを備える。

かつては駅舎に接する単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線を有していたが、高架化工事に伴い上述の通り2014年9月28日から島式ホーム1面2線のみとなった。駅舎は大宮方面の単式ホーム側にあり、島式ホームとは地下道で連絡していた。

2021年(令和3年)3月28日の高架化の際は島式ホーム1面2線で供用を開始し、高架橋の2期施工が進められていた。2024年(令和6年)3月3日より新駅舎および新ホームの使用を開始し、2面4線(他に保守車両の留置線が1線)となった。

駅に隣接するキッコーマンの醤油工場から貨物輸送が行われていた名残りから、駅構内面積は広い。また、旧駅舎(2代目)は木造2階建ての洋風駅舎で、東武野田線の前身である総武鉄道の本社が置かれていたため、学校風の大柄な建物となっていたが、高架化工事に伴い、2018年1月19日の仮駅舎移転後に解体された。

大宮方面行きの当駅始発列車が設定されている。一方、当駅終着列車は、運行区間延長による削減傾向をたどり2014年5月9日でいったん消滅した。その後、2017年4月21日から浅草発の特急列車で当駅終着が設定されたものの、2020年6月5日より柏行きに延長されて消滅した。2024年3月16日のダイヤ改正により、大宮方面からの当駅終着列車が平日2本、土休日1本設定された。なお、輸送障害時を除き、当駅から柏・船橋方面を運行する列車で当駅始発・終着とする列車はない。

以前は野田車掌区が存在したため、車掌は当駅で交代していた。七光台電車乗務区・野田車掌区を七光台乗務管区に統合したことにより、2011年7月23日のダイヤ改正より車掌も七光台駅での交代に変更された。

のりば

  • 連続立体交差事業着工前の構造は、駅本屋側の単式ホームは上り本線(旧1番線)、島式ホームは下り本線(旧2番線)と下り副1番(旧3番線)として使用していた。下り副1番のみ上下線双方に出発可能であった。
  • 連続立体交差事業に伴い旧1番線を撤去し、旧2番線を上り本線、旧3番線を下り本線に切り替え、島式ホーム1面2線となり下り副1番は消滅した。存続する主本線は上下線双方に出発可能となった。
  • 2021年に高架駅となり、島式ホーム1面2線(1・2番線)で運用し、上下線双方に出発可能であった。
  • 2024年に新ホーム(3・4番線)の使用を開始。既存ホーム(1・2番線)は春日部・大宮方面ホームに、新ホームは柏・船橋方面ホームになった。

発車メロディ

発車メロディは2024年2月11日から野田市出身のシンガーソングライター、ナオト・インティライミが同市の応援ソングとして作曲した「The Day」が使用されている。

利用状況

2022年度の一日平均乗降人員は8,461人である。野田市の中心駅ではあるが、市内の駅では川間駅・梅郷駅・愛宕駅のほうが多い。2019年度までは愛宕駅を上回っていた。

各年度の1日平均乗降および乗車人員は下表のとおり。

駅周辺

野田市中心市街地に近いが、駅前には工場や倉庫が立地する。なお、野田市役所最寄り駅は愛宕駅である。

駅東側には国道16号、西側には千葉県道5号松戸野田線、千葉県道17号結城野田線、千葉県道80号野田岩槻線、南側には千葉県道46号野田牛久線が走る。

東側

駅前にはキッコーマンの工場(製造第2部)などが立地し、愛宕駅方面に市役所をはじめ、警察署や消防署などの行政機関が集約している。

西側

当駅からキノエネ醤油本社方面にかけて、経済産業省認定の近代化産業遺産「野田市の醸造関連遺産」が集約している。

バス路線

埼玉県北葛飾郡松伏町・越谷市、茨城県坂東市岩井地区方面への路線バスが発着する。

駅前の再開発事業に伴い、駅前広場(ロータリー)が2023年11月1日に刷新、バス乗り場も再配置された。また、駅前広場に近接して茨城急行自動車の野田営業所・バス車庫も設置されていたが、この再開発で閉鎖統合された。

  • 1番乗り場 - まめバス
    • 10 南ルート大殿井
    • 12 新南ルート
  • 2番乗り場 - 茨城急行自動車松伏営業所:ND11・ND12・ND13 北越谷駅 行き(中野台・東大沢橋経由、中野台・大沢四丁目経由、下町・大沢四丁目経由)
  • 3番乗り場 - 茨城急行自動車松伏営業所:ND21 岩井車庫 行き

これ以外に各種送迎バスが発着する。

付記

  • 野田市では地下鉄8号線(有楽町線)の延伸を要望しており(詳細は「東京直結鉄道」を参照)、実現すれば当駅が終着駅となる予定だが(ただし当駅以北への延伸要望も存在する)、具体的な計画は決定していない。
  • 当駅の初代駅舎は川間駅に移築後、1970年に駅舎が改築されて役目を終えた後は清水公園内の乗りもの公園(現存しない)へ移築保存された。しかし状態が悪化したため1990年(平成2年)に解体・撤去された。

隣の駅

東武鉄道
東武アーバンパークライン
急行・区間急行・普通
愛宕駅 (TD 16) - 野田市駅 (TD 17) - 梅郷駅 (TD 18)

脚注

注釈

出典

関連項目

  • 日本の鉄道駅一覧

外部リンク

  • 野田市駅(駅情報) - 東武鉄道
  • 東武鉄道 高架化工事の現状|企業情報|東武鉄道

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 野田市駅 by Wikipedia (Historical)


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