ハナコは、日本のお笑いトリオ。ワタナベエンターテインメント所属。キングオブコント2018王者。
3人ともワタナベコメディスクール(以下、WCSと略す)12期生。2010年4月入学、2011年3月卒業。
岡部は高校時代からの同級生・中山洋介とコンビ「エガラモガラ」を組んでおり、一時は解散するも大学時代に再結成。ワタナベ主催の大学お笑い選手権「笑樂祭」の第5回大会で優勝、特待生となったことをきっかけにWCSへ入学する。
秋山は高校生オーディションで合格したことをきっかけに、菊田はワタナベの人の熱さに胸を打たれて受けた素人限定オーディションをきっかけにWCSへ入学、2人は「ウエストミンスター」を結成する。特待生だったエガラモガラに反して、ウエストミンスターは事務所への所属に2年要するなど苦戦を強いられた。
第34回ABCお笑いグランプリ(2013年)では準決勝進出など実力があったエガラモガラだったが、漫才よりもコントをやりたいという岡部の希望からエガラモガラは2013年10月に解散。岡部は当初、同期の富樫啓郎(当時キサラギ、現在は引退)と組むのを希望していたが、キサラギが解散しなかったこととウエストミンスターのネタを見て「もっと上に行けるコンビ」と感じていたことから、翌年の2014年に岡部がウエストミンスターに加入する形でトリオになり、トリオ名を「ハナコ」に改めた。岡部から、ウエストミンスターに入りたいと伝えると最初に菊田には難色を示されたが、秋山からは「同期の中でも抜群に面白い存在」と思われていたことから加入を即決されたという。トリオ名は響きが良くて覚えてもらい易く、お年寄りにも愛されるようにと命名したのが由来。事務所の先輩であるコカドケンタロウ(ロッチ)からは、「完全体になった」とトリオになることへの応援もあった。
2015年からキングオブコント(以下、KOCと略)へ出場して2回戦進出、2016年は準決勝進出、2017年は準々決勝進出。2018年は「ワタナベお笑いNo.1決定戦」「あなたが選ぶ!お笑いハーベスト大賞」「KOC」「時事ネタ王」で優勝。
2019年4月10日から2021年7月31日まで、初の冠番組『ハナコのBuzzリサーチ』(OHK)が放送された。
主にコント。シチュエーション・コメディが多く、幅広い人に受け入れられる笑いや3人目(菊田)を無理に出そうとせずトリオの持ち味をほとんど発揮させないのが特徴。ネタの流れは秋山と岡部を主軸に展開し、そこに所々で菊田の出番があるという形。「秋山の困り顔、岡部の怒り顔、菊田の無表情」という三者三様の顔芸が特徴の一つでもあるという。秋山と岡部でネタを作成し、ネタ合わせの段階でそこに菊田が合流し完成させている。パワーバランスが「岡部:秋山:菊田 = 5:5:0」と言われている。
宣材写真ものまねを得意とし、THE ALFEE・KICK THE CAN CREWなどの宣材写真を模したネタも披露している。『有吉の壁』(日本テレビ)のコーナー「なりきりの壁」では、3人それぞれ村上春樹・阿久悠・『ウォーリーをさがせ!』のウォーリーのものまねや、関太(タイムマシーン3号)・パーパーと共に『SLAM DUNK』の登場人物のものまねを披露した。
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