『ドーバー海峡殺人事件』(ドーバーかいきょうさつじんじけん、原題:Ordeal by Innocence)は、1984年制作のミステリ映画。
アガサ・クリスティ原作の長編推理小説「無実はさいなむ」(Ordeal by Innocence、1957年発表)の映画化。
南極探検から戻って来た科学者のアーサー・カルガリーは、サニー・ポイント岬にあるアーガイル家にやってきた。この家の次男坊であるジャッコから預かった住所録を返すためだ。
しかし、ジャッコは母レイチェル殺害の犯人として逮捕され、無実を主張したものの、それを証明する人物が現れず、死刑を宣告されて処刑されていた。
ジャッコの無実を信じるカルガリーは独自に調査を開始。その結果、レイチェルが家では独裁者的な性格だったこと、子供たちが皆養子であることや、秘書、家政婦も含めた家族全員に殺人動機があることが判明する。
そんな中、次女ティナと、長女メアリーの夫フィリップが何者かに殺される…。
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