波多野 豪(はたの ごう、1998年5月25日 - )は、東京都武蔵村山市出身のプロサッカー選手。Jリーグ・FC東京所属。ポジションはゴールキーパー(GK)。
来歴
プロ入り前
土肥洋一に憧れてGKを志したが 小学生時の所属チームではFWに配されていた。6歳の時に2歳の頃から好きだったというFC東京のスクールに参加しGKでプレー。FC東京U-15むさしのセレクションでもGKを選択し、中学進学以降はGKに専念。
同学年でFC東京U-15深川に所属していた廣末陸や山口瑠伊以上の高評価を得て FC東京U-18に進み、2016年にはトップチームに2種登録され、J3リーグにも出場。同年7月の日本クラブユース選手権では、出場した5試合を無失点に抑えて優勝に貢献した。
FC東京
2017年、FC東京トップチームへ昇格。3月12日、J3開幕戦のカターレ富山戦でプロとして初めて公式戦に出場した。4月25日、ルヴァンカップ第3節のジュビロ磐田戦ではトップチーム初のベンチ入りをしたが、大久保択生が退場してしまったため、急遽初出場をした。
2020年8月10日、第9節のセレッソ大阪戦でJ1デビューを果たした。その後は、当時レギュラーであった林彰洋とポジションを争う中、林が4失点を喫した横浜FM戦以降からレギュラーに定着。その後の林の負傷もあって、ACLでもゴールを守った。
2021年は児玉剛とポジションを争いながら、31試合に出場した。
2022年は降格したベガルタ仙台から元ポーランド代表ヤクブ・スウォビィクが加入。自身は第2GKに降格し、開幕戦もベンチスタートとなると、シーズン通しての出場は僅か1試合にとどまった。
2023年、出場機会を求めてV・ファーレン長崎へ期限付き移籍。
2024シーズンより、FC東京へ復帰。ポジションを争うライバルの野澤大志ブランドンがAFCアジアカップ2024出場のためにチームを離脱していたこともあり、野澤不在の間にピーター・クラモフスキー監督の信頼を勝ち取った波多野が開幕戦の先発に抜擢、2失点こそしたものの好守目立つプレーを見せた。
その他
- 2016年11月のJユースカップ準決勝京都サンガU-18戦では、京都のDF麻田将吾と交錯した際、倒されたと勘違いして拳で殴ってしまうという本来ならレッドカードで一発退場かつ数試合の出場停止相当の行為を行い、試合後に京都U-18監督の森岡隆三から激しく説教をされるという軽率さもあった。その後波多野は森岡を見かけるたびに挨拶に行き、謝罪をしているという。
- 2021年3月18日、新型コロナウイルス感染防止対策に取り組むクラブの規則を破り、安部柊斗と会食に出かけ5日間の謹慎処分を受けた。
所属クラブ
- 2005年 - 2010年 武蔵村山1FC
- 2011年 - 2013年 FC東京U-15むさし
- 2014年 - 2016年 FC東京U-18
- 2015年 - 2016年 FC東京 (2種登録)
- 2017年 - FC東京
個人成績
- 2016年5月29日 - Jリーグ初出場 J3第11節 vsAC長野パルセイロ (南長野運動公園総合球技場)
タイトル
クラブ
- FC東京U-18
- 日本クラブユースサッカー選手権 (U-18)大会 (2016年)
- Jユースカップ (2016年)
- FC東京
個人
代表歴
- U-16日本代表
- U-20日本代表
- ドイツ遠征(2017年)
- FIFA U-20ワールドカップ(2017年)
- AFC U-23選手権2018 (予選)(2017年)
- U-21日本代表
- AFC U-23選手権(2018年)
- スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)プログラム 南米・日本U-21サッカー交流(2018年)
- トゥーロン国際大会(2018年、追加招集)
- U-22日本代表
- AFC U-23選手権2020 (予選)(2019年)
- トゥーロン国際大会(2019年)
- U-23日本代表
脚注
関連項目
- 東京都出身の人物一覧
- FC東京の選手一覧
- V・ファーレン長崎の選手一覧
外部リンク
- 波多野豪 - Soccerway.com (英語)
- 波多野豪 - FootballDatabase.eu (英語)
- 波多野豪 - WorldFootball.net (英語)
- 波多野豪 - Transfermarkt.comによる選手データ (英語)
- 波多野豪 - FIFA主催大会成績 (英語)
- 波多野豪 - J.League Data Siteによる選手データ
- 波多野豪 - TheFinalBall.com (英語)
- プロフィール - FC東京
- 波多野豪 (@tokyo_hg) - X(旧Twitter)
- 波多野豪 (@gohatano50) - Instagram
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