菅沢(すがさわ)は、埼玉県新座市の町名。現行行政地名は菅沢一丁目から二丁目。郵便番号は352-0017。
地理
埼玉県新座市西部に位置する。北部は東京都清瀬市と接する。農地が多いが、新座駅からも近く急速に宅地化が進む。
歴史
もとは江戸期より存在した新座郡野方領に属する菅沢村であった。
- 知行ははじめは川越藩領で、1624年(寛永元年)より上野高崎藩領となる。
- 1871年(明治4年)
- 7月14日 - 廃藩置県により、高崎県となる。
- 11月14日 - 第1次府県統合により、入間県の管轄となる。
- 1873年(明治6年)6月15日 - 入間県が群馬県(第1次)と合併して熊谷県の管轄となる。
- 1876年(明治9年)8月21日 - 第2次府県統合により、埼玉県の管轄となる。
- 1879年(明治12年)3月17日 - 郡区町村編制法により成立した新座郡に属す。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴ない、大和田町と野火止村、北野村、菅沢村、西堀村が合併し、新座郡大和田町が成立。菅沢村は大和田町の大字菅沢となる。
- 1896年(明治29年)4月1日 - 新座郡の北足立郡への編入に伴い、北足立郡に属す。
- 1955年(昭和30年)3月1日 - 大和田町と片山村が合併し、新座町が成立。新座町の大字となる。
- 1970年(昭和45年)11月1日 - 市制施行により、新座市の大字となる。
- 1973年(昭和48年)7月1日 - 大字菅沢の一部があたご二丁目となる。また、大字菅沢の一部があたご一丁目・三丁目および本多二丁目の各一部となる。
- 1974年(昭和49年)8月1日 - 住居表示の実施に伴ない、大字菅沢と大字野火止の一部から菅沢一丁目〜二丁目が成立。また、大字菅沢の一部が野火止三丁目の一部となる。大字菅沢が消滅。
世帯数と人口
2017年(平成29年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる。
交通
道路
- 関越自動車道
- 埼玉県道・東京都道40号さいたま東村山線(志木街道)
- 東山通り
- あたご菅沢通り
鉄道
- 地内に鉄道は敷設されていない。JR新座駅が最寄り駅となっている。
施設
- 十文字学園女子大学
- 東京電力パワーグリッド新座変電所
- 菅沢一丁目児童遊園
- 稲荷神社
脚注
参考文献
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104。
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