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Nintendo Switchのゲームタイトル一覧


Nintendo Switchのゲームタイトル一覧


Nintendo Switchのゲームタイトル一覧(ニンテンドースイッチのゲームタイトルいちらん)では、日本国内において発売・配信された(予定含む)「Nintendo Switch」ソフト及びアプリケーションを発売・配信日の順に列記する。

概要

Nintendo Switchは据え置き型ゲーム機であると同時に携帯ゲーム機としての性質も有しており、「TVモード」「テーブルモード」「携帯モード」という3つのモードが用意されている。また、Nintendo Switchのコントローラ「Joy-Con」には、「モーションIRカメラ」や細かな振動でゲーム内の触感を表現する「HD振動」という機能が備わっている。 加えて「Joy-Con」には、本体から取り出してWiiリモコンやヌンチャクのように使う「2本持ち」から、「Joy-Con」を横に持つ「いいね持ち」など多様な持ち方が存在している。

また、ダウンロード配信サービス「ニンテンドーeショップ」にて、インディーズ作品が多く配信されているのも特徴の一つであり、「AUTOMATON」編集長を務めるAyuo Kawaseは、ほかのプラットフォームに性能面では及ばない分スペックがそこまで求められない点や、携帯できるという強み、そしてゲームを配信しやすいという点から、ニンテンドーeショップはPC並みのマーケットになっていると述べている。 これらのソフトはストアのニュースで取り上げられるほか、任天堂自身による企画「Indie World」でも紹介される。

なお、Nintendo Switchには過去作品の配信サービスバーチャルコンソールがない代わりに、ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Onlineといった有料サービスNintendo Switch Onlineの会員向け配信や、アーケードアーカイブスやG-MODEアーカイブスといったサードパーティによる復刻プロジェクトが展開された。 また、特殊な例としては開発中止となった作品の復刻や、他機種の非ライセンス品を正式にNintendo Switchへ移植した例がある。

発売ソフトの形態・変遷・問題

2017年

Nintendo Switchは2017年3月3日に発売され、ダウンロード専売を含む複数の作品が本体と同時に供給された。 一部のサードパーティの作品の開発が遅れるなど、ローンチタイトルのラインナップの貧弱さが指摘されつつも、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の大ヒットによって大きな一歩を踏み出した。ローンチ後も、任天堂は2017年12月までの間、『スプラトゥーン2』、そして『 ゼノブレイド2 』など、様々なジャンルのゲームをリレーのように展開した。特に4月26日発売の『マリオカート8 デラックス』はロングセラー商品として知られており、発売から5年以上後の2022年9月末時点における世界累計販売本数は4841万本である。 サードパーティにおいては『Minecraft: Nintendo Switch Edition』といった定番商品や、『神巫女 -カミコ-』といったインディーズゲームなどが登場したほか、2017年の年末に発売された『ヒューマン フォール フラット』は任天堂が公開した2020年のダウンロードランキングで上位5位にランクインするなど、新たなロングセラーとなった。

2018年

パッケージタイトルにおいては、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL 』が2018年12月7日の発売から3週間で200万本を超える売り上げをたたき出し、ファミ通による2018年のゲームソフト販売本数トップ100(集計期間:2018年1月1日〜2018年12月30日、パッケージタイトルのみ)において首位を獲得した。また、このランキングではTOP10のうち9作品がNintendo Switch向けのタイトルで占められた。 ダウンロード専売タイトルにおいては、『ぷよぷよeスポーツ』(2018日10年25日発売)が、eスポーツ推進の目的から内容を抑え、流通経路をダウンロードに限定したことで1999円(税込、2018年9月時点)という低価格での発売を実現し、最終的には任天堂によるダウンロード専売ランキングで3位にランクインした。他方、年末商戦に投入された『ふたりで!にゃんこ大戦争』は翌年のダウンロード専売ランキングで首位を獲得した。

インディーズの分野では、すでに国外で成功を収めていた『Stardew Valley』が2018年1月に日本でも配信され、最終的に同作は任天堂による年間ダウンロード専売ランキングで2位にランクインするなど盛り上がりを見せてきた一方、この年の春の時点からすでに、配信タイトルの数が増えるほど埋もれてしまうことや、質の低い作品を招いているとの懸念も浮上していた。

そのころ、北米のダウンロードランキングにおいては、『フォートナイト』(1位)や『Warframe』(5位)をはじめとする基本プレイ無料タイトルがランクインしていた。

2019年

2019年9月20日には、携帯専用機Nintendo Switch Liteが発売された。

『ファミ通』による「2019年のゲームソフト販売本数トップ100(集計期間:2019年12月31日〜2019年12月29日、パッケージタイトルのみ)」では、前年と同様、TOP10のうち9作品がNintendo Switch向けのタイトルで占められており、うち1位は『ポケットモンスター ソード・シールド』(2019年11月15日)が獲得した。また、2019年の年末商戦に投入されたフィットネスゲーム『リングフィットアドベンチャー』は、外出自粛による運動不足解消ツールとして人気を博し、中国では2019年の12月に発売されたばかりの中国版Nintendo Switchn本体の売り上げの追い風となった。

一方、任天堂が公開した2019年のニンテンドーeショップ配信作品の年間ランキングによると、『moon 』(7位)をはじめとする往年の名作RPGの移植版にくわえ、100円セールを敢行した『グーニャファイター』がランクインした。

それ以外のソフトにおいても、パズルゲームテトリスにバトルロイヤルゲームの要素を取り入れた『TETRIS 99』(Nintendo Switch Online加入者向けに配信)といったユニークなゲームも登場した。

一方、2019年12月10日には中国で正規版のNintendo Swtich(以下:中国版Nintendo Swtich)が発売されたものの、中国国内で販売されるゲームは政府の審査を通じて版号(ライセンス)を取得する必要があったうえ、中国版Nintendo Swtich発売時点での中国のニンテンドーeショップにおいては『New スーパーマリオブラザーズ U デラックス』しか配信されていない、中国版Nintendo Swtichから他地域のニンテンドーeショップにアクセスできないなど、多くの制約があった。

2020年

コロナウイルス(COVID-19)の世界的な流行によってNintendo Switch本体の生産体制に混乱が生じた。同時に、コロナウイルスの流行に伴う外出自粛による「巣ごもり特需」によってNintendo Switch本体の売れ行きも上がったものの、前述の混乱により品薄に陥った。 その一方で、コロナウイルスの流行はゲームのプレイスタイルにも影響を与えており、2020年春に発売された『あつまれ どうぶつの森』は、外出自粛で開催できなかったイベントの代替として用いられた例もあった。加えて、『桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番!〜』や『世界のアソビ大全51』など複数人で遊べる作品も人気を博した。

一方国外においては、2020年5月に北米で発売された『The Bullet: Time of Revenge』(日本未発売)が、アセット・フリップとして批判を招き、最終的にはソフトの販売を認めた米国任天堂にも非難が寄せられた。

また、2020年9月18日にはブラジルでNintendo Switchの本体が正式に発売されたものの、任天堂がブラジル向けに展開するダウンロードサービス「Loja Nintendo」ではラインナップが不完全であり、『マリオ+ラビッツ キングダムバトル』といったほかの国で人気のある作品が入手できないという問題点もあった。

2020年10月には、ダウンロード専売タイトルのみ国際年齢評価連合(IARC)による汎用レーティング審査だけで発売できるようになったことで日本国外のインディーゲーム開発者のさらなる進出を期待する声が挙がった。

2021年

この年もCOVID-19の流行に伴う巣ごもり需要が継続し、Nintendo Switch本体の品薄も続く中、2021年10月8日には本体の仕様を一部変更したNintendo Switch(有機ELモデル)が発売された。 ソフトにおいては、マルチプラットフォームタイトルである『モンスターハンターライズ』が大ヒットし、ファミ通による2021年のゲームソフト販売本数トップ100(集計期間:2020年12月26日〜2021年12月26日)および任天堂が公開した2021年の年間ダウンロードランキングにおいて首位を獲得した。 また、パッケージ併売ソフトにおいては、ファミ通による2021年のゲームソフト販売本数トップ100の上位20位までをすべてNintendo Switch用ソフトが独占していた。 一方、任天堂が公開した2021年の年間ダウンロードランキング(CEROレーティングのみ)においては、複数人で遊べる作品や定番の作品が人気を集めていたことが指摘されている。

そのころ中国においては2021年7月からゲームの販売に必要な版号(ライセンス)の新規発行が凍結した。

2022年

ファミ通による「2022国内家庭用ゲームソフト(パッケージ版のみ)速報」(集計期間:2021年12月27日〜2022年12月25日)においては、上位10本のうち9本がNintendo Switch用ソフトで占められてうちTOP3は『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』(1位)、『スプラトゥーン3』(2位)、『Pokémon LEGENDS アルセウス』(3位)だった。 任天堂が公開した年間ダウンロードランキング(CEROレーティングのみ)におけるTOP3は『スプラトゥーン3』(1位)、『Pokémon LEGENDS アルセウス』(2位)、『ポケットモンスター バイオレット』であり、それ以降には『星のカービィ ディスカバリー』や『Nintendo Switch Sports』などの上半期にヒットした新規タイトルに加え、『マリオカート8 デラックス』といったロングセラー商品もランクインしていた。

その一方、ダウンロード専売においては汎用レーティング審査の導入によって低品質な作品まで招いてしまったことを指摘する声もある

そのころ、中国では、2022年4月に版号発行業務が再開され、同国で開発された『クロッカ 〜時の旅人〜』(2021年2月25日発売)などが承認を得られた。一方、国外作品への承認は2022年12月に一度行われただけであり、しかも版号が発行されたNintendo Switch向けタイトルは6作品しかなく、『ポケモンユナイト』のようにほかの国から1年遅れで承認された作品もあった。

また、2022年のロシアによるウクライナ侵攻に関連して決済会社がロシアの通貨ルーブルの取り扱いを停止したことを理由に、任天堂はロシア向けの製品の出荷および同国内でのニンテンドーeショップの運営を停止した。

2023年

メディアからは世代交代を推測する声があったものの、任天堂はソフトの供給を続ける意向を示した。

2023年春に公開されたアニメ映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』によって、『マリオカート8 デラックス』をはじめとする既存のマリオシリーズ関連作品の売れ行きが伸びた。任天堂自身もこの勢いに乗るかのように、2023年下半期にはシリーズ作品を投入した。2Dマリオ11年ぶりの新作となる『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』は2023年10月20日の発売から2週間で全世界での累計販売本数が430万本を記録するなど、マリオシリーズとしては歴代過去最高の売り上げをたたき出した。同名スーパーファミコン用ソフトのリメイクである『スーパーマリオRPG』(2023年11月17日発売)は諸事情から移植やリメイクが不可能と思われていたこともあり、発売前の時点から大きな反響を呼んでいた。発売後も、オリジナル版を可能な限り再現する姿勢などが評判となった。

マリオシリーズ以外の作品においては、任天堂の『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』が、2023年5月12日の発売から3日間で全世界での累計販売本数が1000万本を突破し、ギネスブックにおける「最も早く売れた任天堂ゲーム」の記録を更新した。また、ピクミンシリーズ10年ぶりのナンバリング作品となる『ピクミン4』は2023年10月末の時点で250万本を売り上げ、すべての地域で過去作品を上回る初動販売を記録した。

一方、ウクライナ侵攻が続くロシアでは、任天堂のロシア法人のCEOが、任天堂製品を国外から並行輸入するための企業を設立したと報じられ、任天堂が関与を否定する一件があった。そして、2023年5月31日には任天堂の欧州法人はロシア国内における事業を縮小する声明を出し、ロシア向けのニンテンドーeショップにおいては、既存ユーザー向けの購入済みソフトの再ダウンロードに限定されることとなり、これを事実上の閉鎖と受け止める者もいた。

凡例

  • 本項にパッケージタイトルとして記載されているソフトは特記がない限り、ダウンロード版も発売されている。また、パッケージ版とダウンロード版で発売日が異なる場合は、以下の例外を除き、先発分の「備考」欄に後発分を記載する。
    • 体験版が先行配信されている場合(テスト目的の配信も含む)は、製品版の「備考欄」に体験版を記載する。
    • ダウンロード配信された複数のソフトを収録し、パッケージタイトルとして発売された場合は、双方のタイトルを別々に記載する。
  • 「パ」の列に印がないタイトルはダウンロード専売であることを示す。
  • 「CERO」には以下のコンピュータエンターテインメントレーティング機構によるレーティング区分を記している。また、2020年10月以降に配信されたダウンロードタイトルの一部ではIARC(国際年齢評価連合)によるレーティング区分を記している。
    • CEROレーティング年齢区分
      • A:A区分(全年齢対象)
      • B:B区分(12才以上対象)
      • C:C区分(15才以上対象)
      • D:D区分(17才以上対象)
      • Z:Z区分(18才以上のみ対象)
      • :教育・データベース区分
    • IARC汎用レーティング年齢区分
      • 3+:3歳以上対象
      • 7+:7歳以上対象
      • 12+:12歳以上対象
      • 16+:16歳以上対象
      • 18+:18歳以上対象
  • パッケージ版として記載されたタイトルのうち、「備考」内に書かれている同梱物について、個数が書かれていない場合は1セットとする。


年別

2023年までに発売されたゲームタイトルの本数および詳細は下記の表を参照。

2024年

2024年(パッケージ)

2024年(ダウンロード)

Collection James Bond 007

その他(非売品など)

発売中止ソフト

脚注

注釈

出典

参考文献

  • 『ファミ通ゲーム白書2019』株式会社Gzブレイン、2019年6月27日。
  • 『ファミ通ゲーム白書2020』株式会社Gzブレイン、2020年7月9日。
  • 『ファミ通ゲーム白書2022』株式会社Gzブレイン、2022年8月25日。
  • 「最新ゲームチェックシート」『週刊ファミ通2023年8月17・24日合併号』第1810号、184–191頁、2023年8月。

外部リンク

  • Nintendo Switch対応ソフトウェア(任天堂)

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: Nintendo Switchのゲームタイトル一覧 by Wikipedia (Historical)