トクザクラ(1969年4月13日 - ?)は、日本中央競馬会に所属していた競走馬・繁殖牝馬。「花の47年組」の一頭。
1971年の最優秀3歳牝馬と1972年の最優秀4歳牝馬を受賞。
1969年4月13日に千葉県の徳間牧場で誕生しているが、翌14日には同期のノボルトウコウが、16日にはツキサムホマレが産まれている。
徳間牧場を経営していたオーナーの徳間康快は日本を代表する実業家・映画プロデューサーであり、徳間書店やスタジオジブリの初代社長も務めた。
1971年7月に新潟でデビュー。新馬戦を6馬身差の圧勝で人気に応えると、2戦目の新潟3歳Sはレコード勝ち。3戦目の京成杯3歳Sは初の不良馬場での競馬であったが、7馬身差の圧勝とスピードの違いを見せつけた。新潟3歳S・京成杯3歳Sで共にトクザクラの2着に入ったのが、同期のノボルトウコウ。3戦目の京成杯3歳Sで3着に入ったタケフブキは翌年のオークス馬。その後は白菊S4着を前哨戦とし、朝日杯3歳Sに参戦。メンバー唯一の牝馬だったが、騎乗した田村正光と共にGI級競走を初制覇。1972年は始動戦のオープンを安田隆行との初コンビで快勝し、5月に行われた桜花賞では2番人気に推されるも4着。その後は5ヶ月の休養を経て、牝馬東京タイムズ杯・ダービー卿CTと重賞を2連続圧勝。その後は有馬記念14着を皮切りに、1974年の中山牝馬S7着まで8連続未連対を記録。1974年引退。
引退後は繁殖牝馬となったが、目立った産駒は送り出せなかった。その後は不明。
Owlapps.net - since 2012 - Les chouettes applications du hibou