今井(いまい)は、東京都青梅市に存在する地名である。現行行政地名は今井一丁目から今井五丁目。郵便番号は198-0023。
概要
青梅市の東端にあり、埼玉県飯能市や入間市、西多摩郡瑞穂町と隣接している。
地理
北部は丘陵地。東・南部は狭山茶などの生産地として知られており、首都圏中央連絡自動車道のインターチェンジもある。西部には三ッ原工業団地が広がる。
地価
住宅地の地価は、2017年(平成29年)の公示地価によれば、今井二丁目845番2の地点で6万8200円/m2となっている。
歴史
「霞村の歴史」を参照。
青梅(成木)と江戸を結ぶ役割をしていた道路が複数存在し、物を見るための塚である物見塚があった。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、大門村、野上村、吹上村、塩船村、谷野村、木野下村、今寺村、根ヶ布村、師岡村、新町村、今井村、藤橋村が合併し神奈川県西多摩郡霞村が成立する。今井村は大字今井となる。
- 1893年(明治26年)4月1日 - 西多摩郡が南多摩郡、北多摩郡とともに東京府へ編入する。
- 1943年(昭和18年)7月1日 - 東京都制施行。
- 1951年(昭和26年)4月1日 - 青梅町、調布村との合併により青梅市が発足。霞村は消滅。大字今井は霞地区(後に今井地区)に属する。
- 1969年(昭和44年) - ロッテ青梅球場(2021年現在の青梅スタジアム)開業
- 1978年(昭和53年) - 青梅市立今井小学校開校。10月「三ツ原土地区画整理事業」に伴い、大門・藤橋・今寺・今井の一部を整理し、今井一丁目〜五丁目として編成。
- 1996年(平成8年) - 首都圏中央連絡自動車道 鶴ヶ島ジャンクション〜青梅インターチェンジ 開通
- 2003年(平成15年) - 首都圏中央連絡自動車道 青梅インターチェンジ〜日の出インターチェンジ 開通
- 2017年(平成29年) - フォレオ青梅今井開業
- 2018年(平成30年) - 入間市内循環ワゴン てぃーワゴン 原今井乗り入れ開始
- 2021年(令和3年)- 瑞穂町コミュニティバス 域内乗り入れ開始(停留所はなし)
世帯数と人口
2018年(平成30年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
公共施設
警察
消防
市民センター
公園
- 城の腰公園
- 城の腰西公園
- 水窪公園
- 七日市場公園
- 原今井公園
- 今井柳田運動公園
- 今井ふれあい公園
- 今井浮島児童遊園
下水道
健康・福祉など
主な医療機関
経済
商業施設
- フォレオ青梅 - ベルク・ヤマダデンキ・ツルハドラッグが入店するショッピングセンター。
- セブン-イレブン 青梅インター店
- ファミリーマート 青梅インター店・青梅今井店
- オリックスレンタカー 青梅インター店
物流施設
学校教育
保育園
小学校
社会教育
図書館
運動施設
- 青梅スタジアム
- 国立音楽大学体育合宿所
- 青梅フレンドシップゴルフ
交通
バス
- 西武バス飯能営業所
- 西東京バス青梅営業所
- 立川バス福生営業所(瑞穂町コミュニティバス)今井域内にバス停はなく、経路上通過のみ
道路
- 首都圏中央連絡自動車道青梅インターチェンジ
- 物見塚通り
- 東京都道44号瑞穂富岡線(岩蔵街道)
産地
旧跡
社寺
神社
寺院
脚注
参考文献
- 青梅市史編さん委員会『増補改訂 青梅市史 下巻』1995年10月20日。
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