『FNS27時間テレビ にほんのれきし』(エフエヌエスにじゅうななじかんテレビ にほんのれきし)は、フジテレビ系列で2017年9月9日 18:30 - 9月10日 21:24(JST)に放送された通算31回目の『FNS27時間テレビ』。
2017年6月1日、本番組が9月の土曜夕方から日曜夜までの放送であることや総合司会及びテーマが正式に発表された。
例年は7月下旬(夏) に放送されており、9月(秋)に放送されるのは31回目にして番組史上初となった。
前年まではお笑い(バラエティ)色が濃かったが、本年以降は放送内容が大幅にリニューアルされることとなった。2020年の東京オリンピック・東京パラリンピックに向けて、テーマに「にほんのれきし」を掲げ、日本の歴史を、旧石器時代から現代まで各時代ごとにバラエティやドキュメント、時代劇ドラマを織り交ぜながら、コンセプトである「学び、笑い、楽しむ」に則って多角的な視点で紹介。バラエティ・情報・ドラマ・スポーツ・アニメといったフジテレビの全ジャンルに渡り、作り上げる長編バラエティとなった。
これまでの生放送中心の放送と大きく異なり、番組の大部分を事前に収録する形に変更となった。バラエティパートの収録は8月3日の記者会見までに3日間に分けて行われた。こういった大規模リニューアルもあり、『さんま・中居の今夜も眠れない』などの一部の恒例であったコーナーの放送が行われなかった。このため、一部生放送パート(FNNニュース・スポーツニュース・『めざましテレビ』・競馬中継など)でリアルタイム字幕放送を行うか字幕自体を行わないコーナーもあるが、大半の録画パートでは通常の字幕放送が実施された。『めざましテレビ』も番組冒頭と終盤(天気予報・ニュース)を除く大部分が事前収録となり、例年とは異なる様相となった。
この年の総合司会は、『FNSの日 十周年記念1億2500万人の超夢リンピック』(1996年)での大会委員長以来21年ぶり6回目のビートたけし、たけしのアシスト役で日本の歴史の旅のキャプテンは村上信五(関ジャニ∞)が務めた。因みにたけしは放送当日、ヴェネツィア国際映画祭参加のため日本に不在だった。そのため裏番組にあたる『新・情報7days ニュースキャスター』(TBS)も欠席している。
この回から製作総指揮は宮内正喜社長に交代した(前回までの製作総指揮だった亀山千広前社長はBSフジ社長に転任)。また長く製作総指揮・制作代表を務めた日枝久と豊田皓が勇退したため、フジテレビ社長経験者が務めていた制作代表ポストは空白となった。
番組全体平均視聴率は8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)。歴代ワースト2位であったが、歴代最低値だった前年の数字を0.8ポイント上回った。
番組瞬間最高視聴率は9日22:02の「ホンマでっか!?TV」パート放送中の18.6%だった。
コーナー別視聴率は以下の通り(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)。
[FNSの日 制作実行委員会]
〈フジテレビ技術〉
〈フジテレビ美術〉
〈にほんのれきしアニメーション〉
『こちら葛飾区亀有公園前派出所』
『ちびまる子ちゃん』
『ドラゴンボール超』
『ワンピース』
〈にほんのれきしドラマ〉
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