
『超豪華!番組対抗かくし芸』(ちょうごうか!ばんぐみたいこうかくしげい)は、1980年から1984年までTBS系列で放送された正月特別番組(バラエティ番組)である。全5回。
1964年からフジテレビ系列で放送されている『新春スターかくし芸大会』(以降「フジ版」と略記)、前年の1979年から日本テレビ系列で始まった『番組対抗かくし芸大会』(同「NTV版」)に続く、芸能人による正月かくし芸番組。
内容はNTV版と全く同じで、TBS系列で放送されている番組の出演者が番組ごとにチームを編成し、かくし芸を披露するものだが、当番組ではかくし芸を2~4品目紹介したところで、かくし芸を発表した番組出演者が、TBSで放送されているクイズ番組『クイズ100人に聞きました』・『クイズ天国と地獄』・『ザ・チャンス!』に挑戦するという趣向が用意されていた。
NTV版が一貫してゴールデン・プライムタイムで放送し、フジ版が1960年代に2度(1964年と1968年)夕方に放送されていたのに対し、当番組はかくし芸番組では唯一午前に放送された事があった。
期首特番同様アニメは参加せず、当時継続中のTBSを代表するバラエティ番組『8時だョ!全員集合』も参加しなかった。また当時の『ナショナル劇場』は『水戸黄門』・『大岡越前』・『江戸を斬る』(西郷輝彦主演版)でローテーションを組んでいたが、『水戸黄門』だけが越年放送であるため、『大岡越前』と『江戸を斬る』は参加しなかった。
当番組が終了後、1985年1月3日には後継番組『番組対抗!クイズ大集合』を放送。これは1983年・1984年に放送されたタモリ司会の『スター対抗クイズ番組大集合』を流用し、『100人』・『天国と地獄』・『チャンス』と『ぴったしカン・カン』の4番組に、1985年1月から始まるドラマ『水戸黄門』(第15部)・『毎度おさわがせします』(第1シリーズ)・『花田春吉なんでもやります』・『スクール☆ウォーズ』の出演者が挑戦するもの。司会はオリジナル版である関口・山城・伊東に、『ぴったし』の小島一慶(当時TBSアナウンサー)が担当した。この企画がやがて1987年春から始まる『クイズまるごと大集合』へと発展する。
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