「おかえりなさい秋のテーマ - 絹のシャツを着た女」(おかえりなさいあきのテーマ きぬのシャツをきたおんな、WOMAN IN A SILKEN SHIRT)は、1980年8月1日 (1980-08-01)に発売された加藤和彦のソロ名義による8枚目のシングルである。
「おかえりなさい秋のテーマ - 絹のシャツを着た女」は加藤和彦が制作した資生堂のCMタイアップ・シングルで、安井かずみが歌詞を書き、YMOのメンバーに大村憲司と松武秀樹を交えて東京のアルファレコード・スタジオAでレコーディングされた。歌詞では秋の失恋が描かれ、サウンド面ではタンゴやテクノポップなどの要素が聴きとれる。カップリング曲には1979年発表のアルバム『パパ・ヘミングウェイ』収録の「サン・サルヴァドール」が使用された。なお、当シングルの非売プロモーション盤はカバーが異なっている。
アートワークは奥村靫正が担当し、イラストと写真のコラージュによるカバーが制作された。一方、プロモーション盤には資生堂の女性モデルを起用したカバーが使われており、そちらには裏面にメロディー譜が記載されている。
シングル「おかえりなさい秋のテーマ - 絹のシャツを着た女」はアナログレコードのアルバムには収録されず、1982年 (1982)に発売された、カセット限定のコンピレーション・アルバム『さらばミシシッピー - ニュー・ミュージック・ベスト・ヒット』に初収録された。CDでは2014年 (2014)に発売されたCD付き書籍『バハマ・ベルリン・パリ〜加藤和彦 ヨーロッパ3部作』のボーナス・トラックとしてお目見えした。ただし、1980年9月 (1980-09)に発表したアルバム『うたかたのオペラ』には「絹のシャツを着た女」というタイトルで、シングルと異なるミックスの音源が収録されている。
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