大西 亜玖璃(おおにし あぐり、1997年5月2日 - )は、日本の女優、声優、歌手。愛称はあぐぽん、アグメーション。愛知県出身。リンク・プラン所属。
代表作に『まえせつ!』(北風ふぶき)、『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』(上原歩夢)、『このヒーラー、めんどくさい』(カーラ)、『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』(土岐すなお)などがある。
小学校入学前くらいまでは、『明日のナージャ』を見ており、再放送で『カードキャプターさくら』を見ていたり、女の子が主人公のアニメを見ていたという。
父と大河ドラマ『篤姫』を見ており、「宮﨑あおいは本当にかわいいね」という話をしていたところ、「お前もかわいいからテレビに出られるよ」と言われ、「やったー!」と思い、女優になりたいと思ったという。オーディションを受けても、かすりもしなかったという。しかし母からは「あなたは足が長くないからモデルは不向きよ」と言われ、「モデルじゃなく女優になりたかったんだ」という。そうやって話し合いをしながら目指していった感じだったという。
2011年9月2日放送のNHK『中学生日記 転校生シリーズ「僕と君のメロディ」』にヒロイン役で出演、「僕と君のメロディ」は2013年に国際エミー賞の子どもシリーズドラマ部門を受賞した。
2012年に開催された第13回全日本国民的美少女コンテストのファイナリストになり、ファイナリスト21名から結成された次世代ユニットX21のメンバーとして2013年1月から活動。2017年4月16日に卒業、オスカープロモーションを退所した。
アニメに熱中していったのは小学生の頃はまったくだったが、中学生くらいで深夜アニメを見始めたという。当時は『けいおん!』、家に書籍があった『涼宮ハルヒの憂鬱』を見ていたという。
『涼宮ハルヒの憂鬱』を見ていた時、「こんな学校に通ってみたいなぁ」と思い、文化祭も楽しく、自由に好きな事をしているように見えて羨ましく、学校の文化祭は音楽祭のような感じで、合唱コンクールをしたりしていたという。吹奏楽部だったため、発表に向けて楽器の練習をしていたりしたため、『涼宮ハルヒの憂鬱』のような文化祭に憧れがあったという。『涼宮ハルヒの憂鬱』には熱中しており、それまでライトノベルは読んだことがなかったが、全巻買って読んでいたという。
声優のイベントがあることも知り、「こういうこともやっているんだ」と驚いていたという。特に『けいおん!』で平沢唯の歌声を聴いていた時、「こんなに早口なのに、なんてかわいい歌声なんだ!」と衝撃を受けて、「どんな人が歌っているんだろう」と調べていたところ、豊崎愛生だったという。
京都アニメーションの作品が好きで当時は『氷菓』を見ていたりもして、広がって行き、声優のラジオも聴きはじめて、中学2〜3年生くらいからアニメが好きで見ていたという。しかし周囲にアニメ好きな人物がいる感じでもなく、好きな作品を勧めていたが、熱中してくれないような感じだったっという。
高校2年生の頃、お弁当を食べていた時に声をかけてくれた人物達が、アニメ好きだったため、「私も好きなんだ」と言っていたところ驚かれ、そこから仲良くなったという。高校3年生の頃には友人も増えて、好きなことを話し、共感してくれることが楽しく、「中学時代はできないことができたな」と思っていたという。
大学進学前の高校3年生の頃から声優を目指し始めたという。進路を決める時、大学に通う気持ちになれなかったという。「大学に行くのなら、自分でお金を出して行きなさい」と言われていたが、「それだったら声優の勉強をしてみたい」、「養成所に通ったほうが自分のためになる」と思い、目指し始めたという。周囲からは女優への道も勧めてくれていたが、最終的には一番したかった声優の道を選ぶ。
両親には声優は役がオーディションで決まるというのを聞いていたようで、声も、「聞きやすいけどアニメの声なのかな?」という感じに思われていたため、「そういう世界に行って大丈夫なの?」と少し反対されていたという。しかし初めてやりたいと思った仕事でもあったため、最後は認めてもらえたという。
この時期はほとんどの深夜アニメを見ており、そのくらいアニメが好きで、直接目指すきっかけは小倉唯が好きだったことが一番大きいかもしれないという。
元々前述の『カードキャプターさくら』のような魔法少女モノが好きで、「自分じゃない誰かの人生を生きたら楽しいだろうなあ」と変身願望があり、キラキラしたものに憧れがあったという。それが三次元で実在しているように思っていたことから、「私もそうなりたい」と思っていたという。
小倉を知ったのはアニメを見ており、花澤香菜が好きになり、ラジオを聞いていていたところ、ずっと「唯ちゃんかわいい」と話をしており、「こんなに美しい花澤さんがかわいいと言う人は誰なんだろう」と思っていたところ小倉だったという。
『Baby Sweet Berry Love』を聴いていたところ「かわいい!これは人間ではなく天使だ」と思っていたという。その後、調べていたところ、ゆいかおりを見つけて、「ひとりだけではなかった!ふたりも天使がいる!」となったという。
プロ・フィット声優養成所卒。2017年7月よりリンク・プラン所属。2017年、『ヨメクラ』ドラマCDに一之瀬未羽役で出演し、声優デビュー。
2017年9月21日に声優ユニット「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」(『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』)上原歩夢役のキャストとして発表された。
2019年10月7日に声優ユニット「Prima Porta」が結成され、2020年11月14日付で卒業した。
2021年3月3日にシングル『本日は晴天なり』でソロアーティストデビュー、同年8月4日発売の2ndシングル両A面の1曲目『Elder Flower』はテレビアニメ『精霊幻想記』のエンディングテーマに採用された。同曲で令和3年アニソン大賞新人賞に受賞した。
2023年、第17回声優アワードにて、「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」として歌唱賞を受賞。
名前はNHK連続テレビ小説『あぐり』に由来し、吉行あぐりのように「自分をしっかりもった芯のある人になってほしい」という願いが込められている。愛称のアグメーションは、2013年4月19日にテレビ朝日で放送されたバラエティ番組『GO!オスカル!X21』にて、武井咲によって命名された。アニメが好きなことから、アニメーションとあぐりを組み合わせてできた造語である。
趣味は読書、カラオケ、特技はアルトサックス等。
太字はメインキャラクター。
※はインターネット配信。
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