株式会社ユークス(英: YUKE'S Co.,Ltd.)は、大阪府堺市堺区に本社を置く日本のゲーム会社。コンピュータエンターテインメント協会正会員。創業者代表取締役社長は谷口行規。コーポレートスローガンは「FUTURE MEDIA CREATORS」。かつては新日本プロレスの親会社だった。
「闘魂烈伝」シリーズ、「エキサイティングプロレス」シリーズ(ローカライズ)などプロレスゲームの開発を行うメーカー。「ランブルローズ」(コナミ)の開発も行っている。また、新日本プロレスやWWEなどのプロレスに関するDVDソフトの発売も手がけている。かつて、テレビ朝日で放送されていたド・ナイトという番組で谷口が出演した際、エキサイティングプロレスに関する費用はローカライズのみであり、THQへロイヤリティを払わなくて良く、日本での売り上げは全てユークスのものという契約をしていることが明らかとなっている。
2005年に新日本プロレスを子会社化。その影響で、PlayStation 2版レッスルキングダムよりプロレスリング・ノアに関するすべての版権を使用することが出来なくなった。
プロレス以外には、モータースポーツにも積極的に関わり、全日本プロドリフト選手権(通称・D1グランプリ)にチームユークス(通称・チームオレンジ)としてスバル・インプレッサを3台参戦させ、PS2向け公式ゲームも発売している。さらには谷口社長が自らハンドルを握りアルテッツァレースや鈴鹿クラブマンレース、スーパー耐久などにも参戦し、優勝経験もある。
経営再建を進める子会社・新日本プロレスが全日本プロレスと協力し1年振りに開催する東京ドーム大会(2007年1月4日)の大会名を同社のソフト名から取り、「レッスルキングダム」とした。
なお、子会社化した新日本プロレスに対して役員を送り込む他、3月だった決算期も当社と統一し1月とした。当初より不明朗な流れのあった資金・財務面および、ドーム興行やアントニオ猪木提唱のバングラデシュ興行等の採算性に問題があった興行面を中心に見直しを進めたものの、2007年1月期は同社を含むグループ連結で601百万円の赤字(単体では518百万円)となった。 2011年1月期決算では子会社化後初の営業黒字を達成した。
2012年1月31日付で新日本プロレスの全株式を、ブシロードグループの持株会社だったブシロードグループパブリッシングに譲渡し、経営から撤退した。
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