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名探偵コナン


名探偵コナン


名探偵コナン』(めいたんていコナン、英: Detective Conan)は、1994年刊行開始の青山剛昌原作による日本の推理漫画作品であり、本作を原作とした一連のメディアミックス作品の総称。

概要

黒ずくめの組織によって幼児化させられた高校生探偵・工藤新一が江戸川コナンと名乗り、組織の行方を追いながら数々の事件を解決していく推理漫画。『週刊少年サンデー』(以下、『サンデー』)にて1994年5号より『名探偵コナン』の連載が開始された。2017年37-38合併号で1,000話目を迎え、『サンデー』史上最長の連載期間となっている。2024年5号で連載30周年を迎えた。話数カウントは「FILE.」。掲載時には、エピソードごとの区切りとして、扉絵のページに「シリーズ第何話(解決編の場合は「シリーズ解決編」)」か表記されている。

1996年からテレビアニメが放送開始され、1997年から毎年4月に劇場版映画が公開されている。

2001年、第46回(平成12年度)小学館漫画賞少年部門受賞。2015年7月時点で単行本の国内累計発行部数は1億4900万部を、2023年2月時点で単行本の全世界累計発行部数は2億7000万部をそれぞれ突破している。なお、2018年6月の時点で漫画は25の国と地域で翻訳・販売され、アニメは40ヵ国で放送されている。

あらすじ

推理作家の父と元女優の母を持ち、シャーロック・ホームズを敬愛する高校生探偵工藤新一は、大人顔負けの推理力と洞察力を併せ持ち、「日本警察の救世主」と言われるまでの活躍をみせていた。

ある日、新一は幼なじみの毛利蘭と私的に遊園地に行くが、そこで謎の組織の取引現場を目撃する。取引の模様を見るのに夢中になっていた新一は、組織のもう1人の仲間のジンによって背後から殴り倒され、口封じのために毒薬(APTX4869)を飲まされる。結果、組織も知らなかった薬の副作用によって神経組織を除いたすべての組織が幼児期の頃まで後退し、小学1年生の体となってしまう。

新一は、自分が生きていることを組織に知られたら再び命を狙われ、周囲の人間にも危害が及んでしまうと隣人の阿笠博士から助言を受ける。そのため、正体を隠して江戸川コナンと名乗り、蘭の父・毛利小五郎が探偵であることから謎の組織の情報が得られると考え、蘭の家に居候する。以後、コナンは周囲で次々に起きる事件を持ち前の推理力や、阿笠の開発した万能アイテムを活用して解決していく。同時に、元の身体を取り戻すために謎に包まれた黒ずくめの組織の陰謀を追っていく。

高校生探偵の工藤新一が黒ずくめの組織によって少年化させられ、正体を隠しながら江戸川コナンとして組織を追いながら日常で起こる事件を解決していくのが基本である。各エピソードごとに事件に関する物語が完結するものの、その中に混じって、黒ずくめの組織や登場人物の過去などといった重要な情報やヒントを各エピソードに散りばめて少しずつ明かしていき、これらを長期に渡って展開していく形式となっている。以下では長期に渡って展開される作品全体のストーリー進行にかかわる大まかな出来事をのべる。

ジン・ウォッカ編(1巻‐23巻)

毛利蘭とともに遊園地へ来ていた高校生の工藤新一黒ずくめの組織の取引現場を目撃し、それに気づいた組織は、口封じのため組織が新開発したという毒が検出されない毒薬によって殺害しようとする。毒薬を飲ませた後立ち去るが、新一が目を覚ますと小学生の姿になっていた。警官に保護されるが逃亡し、隣人の阿笠博士に助けを求める。新一が生きていることを組織に知られたら再び命を狙われ、周囲の人間にも危害が及んでしまうため、正体を隠すことにする。そこへ蘭がやってきて名前を聞かれ、咄嗟に江戸川コナンと名乗り、蘭の父親である毛利小五郎が探偵をしている所で生活しながら、さまざまな事件に関わっていくことになる。

そんな小五郎が大ファンのアイドルである沖野ヨーコと出会う。そして、ヨーコとはまた何回か出会うこととなる。

ある日、10億円強奪事件が発生し、コナンが事件の首謀者であると推理した広田雅美を追うが、事件の黒幕が組織であること、広田の正体は組織の宮野明美であることが明かされる。明美は、10億円強奪の成功と、妹とともに組織を脱退することを交換条件として組織から差し出されていたが、最初から約束を守るつもりがなかった組織は、明美の妹の引き渡し要求を拒否した。明美が10億円の隠し場所を教えることを拒むと、組織によって銃撃される。その後、コナンが駆けつけると、明美は10億円の隠し場所と自らの正体を明かして死亡した。

コナンは新幹線に乗車していた。そこで、組織に遭遇した。そして、組織に盗聴器を仕掛けた結果、そのうちの一人のコードネームはジン、もう一人はウォッカだと判明した。

新一を尋ねるため、大阪から西の高校生探偵・服部平次が小五郎の探偵事務所を訪れる。平次は風邪を引いていたコナンに中国の酒「白乾児」を飲ませる。その後、小五郎が調査依頼を受けたことにより、依頼人の自宅へ向かうが、そこで殺人事件に遭遇する。コナンと平次が事件の捜査を進める中、コナンの体に異変が起き元の新一の体へ戻る。新一の姿で事件を解決するが、コナンの姿へと戻ってしまう。

コナンは、白乾児の作用によって元の体へ戻ったと推測し、元の体に戻るためもう一度白乾児を飲むものの元には戻れず、博士は白乾児に対する抗体ができたため、元に戻れなくなったと予測した。

コナンは平次と再会し、そこで遭遇した殺人事件を解決する過程で平次に正体を見破られてしまったため、真相を話し、コナンの協力者となる。

コナンのクラスに灰原哀がやってくる。そんな灰原がコナンにいきなり正体を明かす。幼児化する薬はAPTX4869であり、灰原自身も服用したこと、灰原はシェリーというコードネームを与えられた本名・宮野志保という組織の元構成員であった。灰原の姉であった明美が殺害されたことをきっかけに組織に反発し身柄を拘束されたため、自殺を図ろうと隠し持っていたAPTX4869を服用したところ偶然幼児化し、脱走して博士に保護されたのだった。一方でジンたちは、失踪したシェリーの行方を追い、殺害しようと試みる。APTX4869の解毒薬を作るには薬のデータが入ったフロッピーディスクが必要で、それを持っている明美の大学教授の自宅を訪れたが教授は死亡していた。コナンは殺人事件であると確信し、事件を解決するが、コナンの推理力を目の当たりにした灰原は、なぜ自分の姉を助けてくれなかったのかと泣き出す。コナンほどの推理力があれば明美の正体くらい見破れたのではないかとコナンを問い正した。フロッピーを手に入れたコナンたちは、博士のパソコンで開こうとするものの、組織が仕掛けていたコンピュータウイルスによりデータが消失してしまう。

ベルモット編(24巻‐48巻)

小五郎の診断結果を聞くため、蘭・コナンと共に新出医院を訪れる。新出院長の息子の新出智明とその家族と共に、院長の誘いで夕食を共にすることになるが、院長は殺害されてしまう。コナンは事件の真相に辿り着くが、犯人が仕掛けたトリックにより、それを知らずにトリックを作動させ院長の命を奪う引き金を引いてしまった関係者に深い傷を負わせないために、犯人とコナンとの密約で偽証することになる。そのことを新出も知ることになる。

コナンと風邪気味の灰原は、ジンの愛車である黒いポルシェ356Aを見つける。コナンは車に盗聴器と発信機を仕掛け、追跡を行い、盗聴によって組織のメンバー・ピスコによる暗殺計画を知り、それを阻止するために計画が行われる杯戸シティホテルへ向かう。しかし、大勢の中に紛れた正体不明のピスコによって標的が殺害されてしまう。コナンはピスコの正体を容疑者の中から掴もうとするが、灰原が何者かによって拉致されてしまう。酒蔵に監禁された灰原はコナンの指示で白乾児を飲み元の体へ戻り、煙突から脱出したが、ジンとウォッカによって見つかってしまう。ジンによって銃撃を受けるものの、間一髪煙突の中へ再び戻り逃亡するが、元の幼児化した姿へ戻ってしまう。そこへ灰原の正体を見破ったピスコが現れ、灰原を殺害しようとするが、コナンが駆けつけ推理を披露した後2人は脱出する。その後ピスコの前にジンが現れる。ピスコは失態を指摘され、ボスの命令を受けたジンにより射殺される。その後、事件現場にいた外国人女優のクリス・ヴィンヤードが組織の仲間のコードネーム・ベルモットであることが判明する。

帝丹高校の学園祭が近づき、校医となった新出は生徒に演劇を教える一方、コナンは蘭に正体が新一ではないかと疑われている。そんな中、コナンは鍾乳洞の中で強盗団と遭遇し、コナンは強盗団に銃撃され重症を負う。コナンは蘭の血を輸血し一命を取り留めるが、蘭にはコナンの正体をほぼ確信されてしまう。それに気づいたコナンは蘭に真相を話すことを考えるが、灰原に釘を指され、ある作戦を立てる。帝丹高校の学園祭で、殺人事件が発生するが、コナンに変装した灰原、一時的に元の体に戻った新一が同時に現れ、事件は解決する。こうして蘭のコナンへの疑いを晴らすことに成功した。

ゲームセンターを訪れていた、コナン・蘭は、カタコトの日本語を話す外国人の帝丹高校新人女性英語教師のジョディ・サンテミリオンと出会う。そこで彼女達は殺人事件に遭遇する。事件解決後の夜、ジョディは何者かと電話をしている。自分が追っている標的が爪にかかったこと、その標的は「容姿を変えて学校に通っている人物」であること、標的名を「Rotten apple(腐ったリンゴ)」とすることを電話で相手に伝えていた。

新一宛の手紙を受けたコナン、平次たち一向は人魚伝説のある島を訪れる。そこでは年に一度の祭りが行われるが、次々と殺人事件が起こる。無事に事件は解決するが、コナンが歴代の祭りの参加者の名簿を調べていたとき、そこには、灰原の本名である志保、そして、「黒澤陣」・「魚塚三郎」の名が、さらに平次が見ていた名簿には元外務大臣や官房長官、日銀の総裁といった大物や、「大黒連太郎」の名が書かれていた。

バスに乗っていたコナンはジョディ、新出と遭遇するが、灰原は組織の気配を感じ怯え出す。そんな中、バスがジャックされる。コナンは一番後ろの座席に座っている乗客3人の中にバスジャック犯の仲間がいることを確信した。乗客の中の誰かに紛れたベルモットはコナンがどのように行動するのかを観察し、一方で灰原はその気配に怯え続ける。そしてコナンはバスジャック犯の仲間を突き止めた。犯人を確保する過程で、ジョディは犯人に「A secret makes a woman woman…」(女は秘密を着飾って美しくなるんのよ…)と告げた。バスを停車させ、バスジャック犯の爆弾から逃れるため乗客たちは避難するが、組織の脅威を感じ居場所がないと感じた灰原は1人中に留まっていた。するとコナンが爆発寸前に灰原を救出し、灰原に「自分の運命から逃げるな」と言葉をかけた。事件解決後、バスの一番後ろの座席に座っていた乗客のうちの1人であった赤井秀一と何者かとの不審なやり取りの中で誰かを追尾していたことが明かされる。

アニマルショーを見に来ていたコナンは、ジェイムズ・ブラックという外国人男性と出会う。その後ジェイムズは誘拐されてしまい、ジェイムズが残したメッセージを元に警察と協力し追跡する。誘拐犯の車が走行中、隣に赤井が運転する車が現れ、犯人に不気味な笑みを浮かべたため、その威圧感に犯人たちは怯える。その後コナンの作戦により犯人を確保し、ジェイムズの救出に成功する。事件解決後、ジェイムズと赤井は合流し、不審な会話をしていた。

蘭とコナンは帰宅中に、蘭たちの英語の授業中にジョディに聞かれた「XXX」の意味が分からず悩んでいた。途中でジョディと偶然会い、誘いでビルの中の喫茶店に誘われ、ストーカーの被害に遭っていないなどと質問される。そこで殺人事件が発生する。事件の捜査中に蘭はある刑事に「XXX」の意味を聞き出す。事件解決後、 「X」はキスマークであることが明かされる。その後、ベルモットがジンにメールを打っていた。XXXを入力しながら、 「Xの意味はキスマークである」と思い浮かべている。そしてダーツの矢を放ち、ダーツの的に貼られたバツ印の入った志保の写真に命中した。その下にはコナンと蘭の写真も貼られていた。

ある日、コナンは小五郎が関わった事件の調書が全て警視庁から盗まれていることを知り、博士の家を尋ねていた。しかし、その調書はその後警視庁に送り返されてきていたという。このことにコナンはこのことを不信感を抱く。また、杯戸シティホテルでのピスコの暗殺計画についてピスコの他に仲間がいたと推測し、その仲間は休業している外国人女優のクリス・ヴィンヤードではないかと睨んだ。これを聞いてた平次は、怪しい女の外国人がコナン達の周りにいないかと尋ね、博士がジョディのことを言うと、コナンと平次はジョディを調べるため彼女の自宅へ向かった。しかし、そこで殺人事件に遭遇する。事件の謎が解けると、平次はトリックの実演のため、ジョディに酔った被害者役を頼む。彼女はそれを承諾するが、代わりに自分が好きな「シェリー酒」を買ってくるよう頼む。事件解決後、平次はカタコトの日本語を話すジョディに対し、日本語が下手なフリをしているのではないかと指摘する。文法は間違えていないのにイントネーションだけはマチマチだったことに不審に思ったという。その後、コナンは、怪しい人物が他に2人いることを思い浮かべていた。

ある日、ソフト開発を引き受けたシステムエンジニアの板倉卓が行方不明になり、依頼者3人が小五郎の探偵事務所を訪れた。依頼者の会話の中から板倉が組織と関わっていることを知り、コナンは彼の居場所を突き止める。しかし、板倉は既に死亡しており、コナンは依頼者3人を容疑者として殺人事件として捜査を進める。また、板倉が残したフロッピーに入っている日記に組織のことが書かれていると推測したコナンは、そのフロッピーを手に入れようとする。

事件解決後、推理ショーを利用してフロッピーを手に入れたコナンは博士の家へ向かい、中身を確認する。日記の内容から板倉はあるソフトを開発するよう組織から強要されていたことを知る。コナンは板倉になりすまして、板倉の死亡をまだ知らないウォッカと、板倉が開発したソフトを渡すという嘘の取引の約束を電話で取り付ける。その後、トラブルや事件に巻き込まれるものの、コナンは午前4時の取引現場の駅構内へと辿り着く。コナンは物陰に隠れながらウォッカの様子を伺っていたが、そこへジンが現れ、取引が罠であることを悟る。そして、次第にコインロッカーの奥へと進み捜索を始め、コナンはロッカーの中へ隠れる。ジンは手当たり次第にロッカーを明けて中を確認していくが、コナンのロッカーを開けようとしたところで、手を止め、捜索を中断する。朝になって灰原がコナンを迎えにくる。帰る途中、赤井が板倉死亡のニュースを聞きながら灰原の姿を眺めていた。

ある日、風邪をひいた灰原を連れたコナンと博士は、病院のあるデパートへと来ていた。地下駐車場に着くと、4台のポルシェがあった。灰原は診察まで車の中で閉じこもるという。コナンと博士はデパート内で、蘭・ジョディと会い、さらに生放送のテレビカメラに姿に映ってしまう。組織に見つかるのを恐れたコナンと博士は車へ戻りデパートから離れようとするが、駐車場で他殺体が発見され、足止めをくらう。また、コナンと博士がテレビに映った様子を見ていた赤井は急いでその現場へ向かっていた。早く現場を離れるため急いで事件を解決しようとコナンは捜査を始める。無事に事件を解決するが、車を残したまま灰原と阿笠が姿を消していた。ジョディの車で灰原と博士を博士の家へ送迎し、灰原は新出の診察と、ジョディ・博士の看病を受けながら家で休んでいた。赤井はその様子を盗聴していた。その夜、ベルモットは不気味な笑みを浮かべながらライターで志保が写っている写真に火を点け、居場所を突き止めたかのような発言をした。

コンビニにやってきた蘭・ジョディは、そこでアルバイトをしている蘭の友人・七川絢が、店長から在庫と売り上げが合わないことから、商品を盗んでいるのではないかと疑われ怒鳴られているのを目撃する。七川は冤罪であるとそれを否定し、それを証明するため蘭は推理を始める。蘭は真相に辿り着く一方、ジョディは過去の記憶を回想していた。回想では、少女と、ぐったりしている少女の父親と、ベルモットが部屋におり、ベルモットは少女に「A secret makes a woman woman…」(女は秘密を着飾って美しくなるのよ…)と告げた。事件解決後、蘭と園子はジョディの家を訪れるが、そこで蘭は、コナンや蘭が映った何枚もの写真を発見し、ジョディを怪しむ。

コナンと小五郎の元に、船上で行われる「季節外れのハロウィンパーティー」の招待状が届く。差出人は「Vermouth」と書かれていた。その内容は殺人を仄めかすような内容のため、小五郎は参加することになる。一方でコナンに届いた招待状は、新一宛になっているにも関わらず、中身の手紙の出だしはコナン宛となっていた。Vermouthはバームースという酒であり、日本では一般的に「ベルモット」と呼ばれていることから、差出人はベルモットであると予測し、正体がバレていると察したコナンは灰原の反対を押し切り、パーティーに参加することを決意する。その後、小五郎はパーティーが行われる船へ乗船した。一方で風邪を引いていた灰原の元に電話が入り、新出の提案で、彼と一緒に病院へ行くことになる。そこへジョディが博士の家に現れ、灰原を車に乗せて連れ出す。その様子を見ていた新出はジョディの追跡を行う。季節外れのハロウィンパーティー会場では殺人事件が発生。乗船していた平次が推理を披露するが、犯人はベルモットと名乗る人物に脅迫されて事件を起こしたと言う。一方で、ジョディは車を停止させ、新出と対面する。そこで、院長が殺害された事件について話を始める。犯人が仕掛けたトリックにより、それを知らずにトリックを作動させ院長の命を奪う引き金を引いてしまった関係者の話をし、調書もその内容に合わせて偽造されていることをジョディが話すと、新出は知らない様子だった。するとジョディが「忘れまいと何度も口ずさんだ父の敵の言葉」として「A secret makes a woman woman… 」(女は秘密を着飾って美しくなるのよ…)と口ずさんだ。そして新出に対し、ベルモットと言い放った。すると、変装をとき、本来の姿ベルモットが姿をあらわにした。ベルモットはシェリーの捜索のため、米花町に潜伏し、新出医院に通院していた。頃合を見計らって新出智光を殺害して彼に成り済ます算段だったが、新出は家族と事故を起こし、車ごと海に沈む様子を目撃する。これを機にベルモットは新出に変装していた。そして、シェリーが灰原であると気づき抹殺しようと企んでいた。しかし、新出の事故はジョディが所属しているFBIによる偽造で、新出は安全な場所へ避難していた。ジョディの本名はジョディ・スターリングであり、FBIの捜査官であったのだ。そして、ベルモットがジョディの父親を殺害しており、ベルモットが「A secret makes a woman woman… 」と言い残した少女は、幼少期のジョディであった。そしてジョディは、なぜ年を取らないのかという疑問をベルモットに投げかけた。その後、ベルモットとの直接対決でジョディはピンチになるものの、灰原がピンチを救う。ジョディが連れ出した灰原は、コナンであり変装していたのだ。しかし、そこへ本物の灰原が現れ、来るなと説得し続けたコナンはベルモットによって時計型麻酔銃で眠らされてしまう。灰原はベルモットに殺害されそうになるが、ジョディの車のトランクに潜んでいた蘭に救われる。さらにそこへFBI捜査官であった赤井が現れ、事態を打開しようとするが、ベルモットはコナンを連れ去り逃亡する。逃亡後、ベルモットは組織のボスとメールでやり取りをするが、コナンはベルモットが打ったメールアドレスの録音が送信される仕掛けていると言い、ボスの元へ連れて行くよう要求する。ベルモットは催眠ガスを放ち2人とも意識を失う。ベルモットはコナンが目を覚ますよりも先に逃亡する。ベルモットはジンに連絡を取るが、そこで新一について聞かれると知らないと嘘をついた。それは、1年前のニューヨークでベルモットは新一と蘭に命を救われており、そのため新一と蘭に危害を加えることはできなかったということがあったからだ。

後日、灰原はジョディから承認保護プログラムを受け別人として安全に生活をすることを勧められる。しかし、ある子供の「逃げてばっかじゃ勝てない」という言葉を思い出し、それを拒否して今まで通り生活を続けることを決意した。

コナンは、以前のベルモットとの接触で聞いた組織のメールアドレスのプッシュ音が気になっていた。小五郎の依頼で絶対音感を持つ人物と出会い、ボスのメールアドレスが七つの子のプッシュ音となっていることが判明する。そこからメールアドレスを推測すると、「#969#6261」となることが判明する。コナンはボスに近づこうとするが、灰原に釘をさされる。また「ただでさえ信じがたい人物が浮かび上がってくる」とも発言した。

キール編(48巻-60巻)

コナン・蘭・小五郎はヨーコに水無怜奈というアナウンサーを紹介される。水無はピンポンダッシュの犯人を捕まえてくれとの依頼を小五郎にする。水無の住んでいる所はアパートだった。コナンは、事件調査のため、水無のアパートに盗聴器と発信器をガムに包んで仕掛ける。そして、コナンの推理で、ピンポンダッシュの犯人を捕まえることが出来た。しかし、盗聴器と発信器を回収し忘れていた。さらに、水無が盗聴器と発信器が包んであるガムを踏んでしまったのだ。だが、そこから聴こえたのは組織のボスへのメールのプッシュ音の七つの子が。さらに、ジンとも電話をする。水無は組織のコードネーム・キールだった。さらにキールの靴の裏についてしまった盗聴器と発信器から組織は誰かを暗殺しようとしていることが分かった。そして、組織のジン・ウォッカ・ベルモット・キール・キャンティコルンが集まる。キャンティとコルンは凄腕のスナイパーだった。コナンは、灰原・博士・ジョディ・赤井・FBIであったジェイムズと協力をして暗殺を阻止することが出来た。

バーボン編(60巻‐85巻)

ラム編(85巻‐)

登場人物

主要人物

江戸川 コナン(えどがわ コナン) / 工藤新一(くどう しんいち)
本作の主人公。その正体は、高校生探偵の工藤新一が幼児化した姿。少年探偵団の一員。
毛利 蘭(もうり らん)
本作のヒロイン。新一の幼馴染で恋人。
毛利 小五郎(もうり こごろう)
蘭の父親でコナンの保護者。毛利探偵事務所を営んでいる。元警視庁捜査一課の刑事。
灰原 哀(はいばら あい)
元「黒ずくめの組織」のメンバー。宮野志保が幼児化した姿。コナンの正体を知っている。少年探偵団の一員。
阿笠 博士(あがさ ひろし)
工藤家の隣人で発明家。数々の発明品をコナンや少年探偵団に提供している。コナンの正体を知っている。

少年探偵団

吉田 歩美(よしだ あゆみ)
コナンを少年探偵団に誘った張本人であり、灰原が入団するまでは探偵団の紅一点であった。
円谷 光彦(つぶらや みつひこ)
「良家のお坊ちゃんタイプ」で、同級生に対しても常に敬語を使う。
小嶋 元太(こじま げんた)
探偵団の切り込み隊長的存在で団長を自称しているが、現在は実質的なリーダーはコナンに取って代わられている。

高校生

服部 平次(はっとり へいじ)
大阪を中心に活躍する「西の高校生探偵」。コナンのライバルであり親友で、正体を知っている。
遠山 和葉(とおやま かずは)
平次の幼馴染で、両想いだが、お互い告白できずにいる。
鈴木 園子(すずき そのこ)
蘭や新一とは幼馴染の同級生で、鈴木財閥の令嬢でもある。
京極 真(きょうごく まこと)
園子の彼氏。高校3年生で空手部主将。
世良 真純(せら ますみ)
蘭たちのクラスに転校してきた女子高生探偵。

警視庁

目暮 十三(めぐれ じゅうぞう)
刑事部捜査一課強行犯捜査三係の警部。
高木 渉(たかぎ わたる)
刑事部捜査一課強行犯捜査三係の刑事で巡査部長。
佐藤 美和子(さとう みわこ)
刑事部捜査一課強行犯捜査三係の女性刑事で警部補。

準主要人物

妃 英理(きさき えり) / 毛利 英理(もうり えり)
蘭の母親で、小五郎の妻である女性弁護士。
赤井 秀一(あかい しゅういち)
FBI捜査官。黒の組織に潜入していた際は「ライ」と名乗っていた。
安室 透(あむろ とおる) / 降谷 零(ふるや れい)
警察庁警備局警備企画課「ゼロ」の公安警察官。「降谷零」が本名で、黒の組織に潜入捜査しており、状況に応じて、偽名の「安室透」、コードネーム「バーボン」を使い分けている”トリプルフェイス”。
怪盗キッド(かいとうキッド) / 黒羽 快斗(くろば かいと)
神出鬼没の大怪盗で、コナンのライバル。『まじっく快斗』の主人公でもある。コナンの正体を知っている。

黒の組織

ジン
コナンにAPTX4869を飲ませた張本人で、組織の実行部隊のリーダー。
ベルモット
組織の幹部。変装が得意。
ウォッカ
ジンと行動を共にしている幹部構成員。

本編の展開

主人公江戸川コナンが、日常生活で発生する難事件を解決していきながら、幼児化した体から工藤新一本来の体に戻るために「黒の組織」という巨大な犯罪組織の謎を解き、立ち向かっていくのが本作の主軸である。

なお、数多くの事件が発生しているものの、ほとんどは組織とは無関係であり、巻数を重ねても組織の正体が少しずつしか見えてこない。組織に関連する長い伏線が張られていて、例を挙げると以下の通りである(年月は現実のもの)。

  • 黒の組織のボス「あの方」は、その正体とされる名前が登場してから17年後に「あの方」と明言された。
  • 主要人物の1人灰原哀は、その存在が示唆されてから3年半後に登場。
  • 黒の組織の幹部・ベルモットやバーボンの正体は3年、No.2のラムの正体は6年に渡って伏せられていた。
  • FBI捜査官・赤井秀一は黒の組織に殺害されたが、その際の状況が2年後に再検証され、姿を消してから7年後に偽装殺人だったことや生存が判明した。
  • APTX4869投与人物リストに名前が載っていた羽田浩司は、初出から18年後に作中の人物によって初めて言及されて容姿が描かれた。

作中の時間は『サンデー』掲載時の季節を追うが、新一や蘭はずっと高校2年生のままである。青山は「『サザエさん』と同じ」とコメントしている。漫画のみならず、テレビアニメ版も放送時の季節に合わせることがあり、原作では夏に起きた事件が放送日に合わせて冬になる場合もある。第1巻File.1「平成のホームズ」での冒頭の事件を掲載している新聞の日付などのように、初期は原作・アニメ共に作中でもその時点の現実のものにほぼ近い年月日が記載されていたが、ストーリーが進むにつれて月日の明示しかされなくなる。登場人物の日付の言及は初期から月日のみで、その時が何年であるかの発言は現在まで1度もされていない。なお、季節こそループはするものの、季節の行事を題材にしたエピソード(例としてはバレンタインデーやホワイトデー、学校における文化祭など)は基本的に1度しか使わないように構成されている。例えばバレンタインを題材にした事件は第33巻に収録されている が、その後は連載における季節ループの後に先述のストーリーの流れを組んだホワイトデーの事件が第69巻で収録されている。そして、第1話以降の作中における具体的な期間の経過も全くないわけではなく、以下のように原作・テレビアニメ・劇場版・テレビスペシャルにおいてストーリーが進展する過程で描かれている。

原作では、第1話における作品内の新聞の年月が、『サンデー』掲載時に合わせて「平成6年1月」と示され、単行本第1巻にもそのまま表記されるが、翌年の『サンデー』掲載分からその新聞の「平成6年」の部分は表記されなくなる。第58巻収録の「赤井の過去」で、「10億円強奪事件」 と、その事件の際に黒ずくめの組織のジンに実行された宮野明美殺害から、その時点で数か月しか経過していないことが語られる。第1話のプロローグに位置づけられる第83巻の「水色の想い出」で、蘭が「あれからまだ1年も経っていない」とつぶやいて水族館事件の回想が始まり、その時が水族館事件からは1年未満であると示された。

テレビアニメでは、第400話「疑惑を持った蘭」で新一=コナンが幼児化してから半年が経過したと語られている。2013年の12月には、蘭役の山崎和佳奈がインタビューで、「新一が幼児化してからまだ約半年ほどという意識を持って臨んでいる」と応えている。

劇場版では、第10作『探偵たちの鎮魂歌』のパンフレットに、テレビアニメ第400話の設定を改めて実感させるように、声優陣は第1話からまだ半年しか経っていないことを考えながらアフレコを行っていると記載されている。第13作『漆黒の追跡者』の本編で、高木刑事が(映画公開から約9年前に放送された)テレビアニメの「命がけの復活シリーズ」の事件を「この前も〜」と語る。

2016年末に放送された原作者・青山剛昌の全面監修によるテレビスペシャル『名探偵コナン エピソード“ONE” 小さくなった名探偵』では、水族館事件から約2週間後に蘭が空手の都大会で優勝し、その同じ日に第1話冒頭で新一が解決した事件が起き、同じく第1話内でのさらにその2日後に新一と蘭がトロピカルランドに行き、そこで新一はAPTX4869を飲まされ幼児化したと描かれ、蘭が再度水族館を訪れた時点で新一=コナンが幼児化してから1年未満であることが示された。また、ラストで組織在籍中のシェリーこと宮野志保が、行方不明になった新一の消息を確認すべく組織の者たちを率いて工藤邸を捜索しているシーンが描かれ、これは既に原作とテレビアニメでも、灰原哀(宮野志保)が「二度の調査があってその間が一ヶ月」とだけ証言していたが、本作で灰原が語った二度目の該当時期が新一の幼児化から「二ヶ月後」と表示され、宮野志保が幼児化して灰原哀として登場した時は、第1話から二ヶ月以上経過していたことも判明した。

作中に登場する道具類も現実の時代に合わせて変化していく。新一としての連絡手段は、初期には公衆電話や阿笠が発明したイヤリング型携帯電話などを使用していたが、時代が進むにつれて小学生でも携帯電話を所持するようになったことで、携帯電話の使用がメインになった。連載当初は手帳型であった警察手帳も、現実世界で2002年10月1日から警察手帳が新しくなってバッジ型に変わったことに合わせ、バッジ型手帳に変更されている。法律・技術・世相なども発表時点での現実のものに準拠しており、第1話以前の時系列を描いたエピソードでもこれらが踏襲されている。

人間関係

推理漫画でありながら、登場人物間の関係についての話も大きな位置を与えられている。物語が進み、黒の組織の内部が明らかになるにつれて両者が混合しつつある。

登場人物の関係ではほとんどが、コナンを取り巻く人々の恋愛が問題になる。また、作者自身もこの作品を「殺人ラブコメ漫画」と称している。恋愛関係になるキャラクターは多くが昔からの知り合いという設定であり、過去の出来事に基づいた挿話がしばしば行われる。

コラボレーション

作中には、青山剛昌の他作品のキャラクターが出演することがある。『まじっく快斗』の怪盗キッドはレギュラーといえる存在になっている。同作品からは中森銀三が準レギュラー、白馬探と黒羽盗一が稀に登場するゲストキャラクターとして、寺井黄之助と中森青子は名前は出ないながらもカメオ出演しており、アニメ版ではそれに加え、小泉紅子・桃井恵子といった人物も登場している。

『YAIBA』に関しては、YAIBA#名探偵コナンを参照。その他、『4番サード』のキャラクターが、「53,000分の1の悪魔」-「試合終了…!?」に登場した。作者の初期作品『プレイ イット アゲイン』、『夏のサンタクロース』は劇中劇として登場している。これ以外に『サンデー』や『コロコロコミック』の企画によるOVAでの共演もある。「紫紅の爪(パープル・ネイル)」では小五郎が同じ『サンデー』原作の『絶対可憐チルドレン』に登場する人物について言及している場面がある。

青山剛昌の作品以外でも、1996年2月5日放送のアニメ第5話「新幹線大爆破事件」 には、新幹線の乗務員がコナンの言葉を受け流そうとしてアンパンマンの名を挙げるセリフが存在するほか、2002年7月1日放送の第284話「中華街雨のデジャビュ(前編)」 には、同日22時放送開始のテレビドラマ『私立探偵濱マイク』の主人公・濱マイクが、同作主演の永瀬正敏の声で登場した。また、サンデー×マガジン創刊50周年企画の一環で『金田一少年の事件簿』との共同漫画誌とゲーム『名探偵コナン&金田一少年の事件簿 めぐりあう2人の名探偵』でのコラボレーション企画や、東川篤哉の『謎解きはディナーのあとで』とのコラボレーション短編小説『探偵たちの饗宴』でコナンと毒舌執事の影山が共演したりするなど、他作者の作品との共演も積極的になってきている。

上記はゲーム作品や他作品間で顔見せ程度等の共演であったが、テレビアニメの特番『ルパン三世VS名探偵コナン』、同じく『名探偵コナン 江戸川コナン失踪事件 〜史上最悪の2日間〜』、劇場版『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』の3作品では、お遊びやパロディではなく本編・映像作品として、『ルパン三世』・『鍵泥棒のメソッド』の世界観とストーリー上の設定も共有した公式の共演・展開がなされた。

その他にも、大沢在昌の小説『新宿鮫シリーズ』の鮫島警部やテレビ朝日のテレビドラマ『相棒』の杉下右京との共演もさせてみたいと青山は考えており、大沢からは人伝ひとづてに「鮫島を出してもいい」と言われているという。

なお、コラボレーションではないが、「仲の悪いガールズバンド」事件 にはかきふらいの漫画『けいおん!』を意識した要素が盛り込まれたため、アニメ化された際にはファンの間で「まさかのコラボ!?」と話題になった。また、このエピソードは毛利蘭・鈴木園子・世良真純の3人が女子高生バンド結成の相談をするストーリーだが、これと同時期に蘭役の山崎和佳奈・園子役の松井菜桜子・真純役の日髙のり子が実際にアイドルユニット・「backdrops(バックドロップス)」を結成している(原作者の青山と山崎・松井・日髙との間で連絡したわけではなく、「まったくの偶然」とのことである)。

用語解説

組織

黒ずくめの組織くろずくめのそしき
新一の体をAPTX4869で小さくしたジンやウォッカが所属する国際的犯罪組織。
APTX4869アポトキシン4869
黒の組織が新開発した、検死しても体内から検出されない毒薬だが、まだ試作段階に過ぎない。服用者の体質によって、ごくまれに死亡せずに体を幼児化させることがある。開発者の灰原いわく、動物実験段階で1匹だけ幼児化するマウスがいたとのこと。「アポトキシン」の「アポ」とは「アポトーシス」のことであり、プログラム細胞死を利用した薬らしい。
黒の組織内では、シリアルナンバーの4869をもじって「シャーロック」となることから、「出来損ないの名探偵」の俗称で呼ばれている。また、APTX4869のデータに施されたパスワードは、この俗称からコナン・ドイルが「シャーロック・ホームズ」と命名前に仮に与えていた探偵の名称「シェリングフォード(Shellingford)」となっている。
宮野厚司とエレーナが「シルバー・ブレット」と呼んでいた薬を、灰原が引き継いで開発を進めていたが、灰原が組織から逃亡したため、薬の開発が中断してしまっている。
白乾児パイカル
中国に実在し、アンチAPTX4869効果を持つ(作中設定)強い酒。体が幼児化している者が風邪にかかっている状態で飲むと一時的に元の体に戻る現象があり、作中で何度かその場面が描かれている。風邪状態でなければならないのか(作中では免疫抗体ができたということになっている)、コナンの場合は2度目には効果がなかった。灰原はこの白乾児の成分を参考に、一時的な解毒薬を試作している。
FBI
黒の組織を追っているアメリカの警察組織。ジェイムズ・ブラックを筆頭に、ジョディ・スターリング、アンドレ・キャメルといった捜査官たちが、黒の組織を追って日本に潜入捜査を行っている。中でも赤井秀一は、とてつもない切れ者で射撃の名手である。
CIA
FBIとは別に、黒の組織について潜入捜査などを行っているアメリカ最大の諜報機関。アメリカの国益のために活動する機関であるため、捜査の目的はFBIと異なる。イーサン・本堂やアナウンサー「水無怜奈」としての表の顔を持つ本堂瑛海が所属していたが、イーサンは自殺によって殉職。現在は本堂瑛海が「キール」のコードネームで黒の組織に潜入、所属している。
公安警察
日本の警察組織の中でも、国家体制レベルの事案に対応する機関。赤井は「立場は違うが黒の組織にかみ付こうとする狼たち」と評している。殉職した諸伏景光(コードネーム「スコッチ」)も公安警察所属であった。現在は降谷零が「バーボン」のコードネームで黒の組織に潜入している。
少年探偵団
様々な事件解決を目的とした帝丹小学校1年B組の児童で構成される自称の探偵団。江戸川コナン・灰原哀・吉田歩美・円谷光彦・小嶋元太の5人。当初は歩美・光彦・元太の3人だけだったが、コナンと灰原が後に加わった。1年B組担任の小林澄子が顧問を自称している。

道具

以下の道具は協力者である阿笠博士が開発した発明品。

腕時計型麻酔銃
コナンが普段から左腕に所持している腕時計。リューズ型の発射ボタンを押すとガラス面が展開して照準器となり、もう一度ボタンを押すと麻酔針が飛び出し、至近距離にいる生物を眠らせる。主に小五郎などを眠らせて推理を披露する時や犯人を抑制させる際に使用するが、その際を第三者に目撃され、怪しまれる場面が時々ある。また、針は1本しか収納できず、持ち歩いている際には補充できないため、ターゲットではない人に偶然当たるなどしてコナンが焦る場面もある。
麻酔は首などに当たるとほぼ瞬間的に効果が現れるが、服などを介すると効果が現れるまで少々時間がかかる。無機物に命中すると針はそのままだが、生物に命中するとほぼ瞬間的に消滅する描写があり、メカニズムは不明。内蓋を回すと懐中電灯並みの明るさを持つライトも内蔵されており、後にブラックライト機能が追加された(スイッチは側面のボタン)。基本的に誰でも眠らせることが可能だが、ジンには膝を突かせたものの、銃で腕を撃ち抜いて麻酔針を排出されてしまった。
劇場版第17作『絶海の探偵』では、通常の麻酔銃に衛星電話機能とUSBメモリが追加された「USB付き衛星電話腕時計」が登場。衛星電話の通話中はアンテナの先端が赤く光る。作中で説明されていないが、何らかの方法でUSBメモリ内のデータを別のパソコンや携帯電話に送信可能。
灰原は予備の麻酔銃、少年探偵団のメンバーはコナンの麻酔銃機能がない「腕時計型ライト」を所持している。蓋を回すことで発光し、懐中電灯のようにして使用可能。防水加工が施されているが、30分程度で電池切れ(時計機能も使用不能)となる。
DBバッジ(探偵バッジ)
探偵団が所有しているバッジ。シャーロック・ホームズのシルエットと「DB(DETECTIVE BOYS)」の文字が記されている。内蔵されている超小型トランシーバーと発信機により、半径20キロメートル以内にいるメンバー同士の交信が可能であり、さらに犯人追跡メガネでの受信も可能である。少年探偵団の名前の由来から、江戸川乱歩の「少年探偵団」シリーズに登場する鉛製のコイン「BD (Boys Detective) バッジ」を踏襲していることがうかがえる。
劇場版第18作『異次元の狙撃手』では通信感度が良化されたほか、アンテナ先端にLEDライト(発光色は赤と青が選択可能)が追加され、任意の相手のバッジを光らせることが可能になったが、発光中にいわゆるモスキート音が鳴る不具合がある。
蝶ネクタイ型変声機
阿笠がコナンに最初に提供した発明品。ネクタイの裏に付いているダイヤルを回し、変幻自在に声を出すことや音量調整が可能。一般のボイスチェンジャーなどとは異なり、単に声の変化だけではなく知っている人物の声質の再現すら可能であり、その幅広さを成功させる機能の詳細は不明。また、工藤優作が使用音を拾える集音器も使用しており、外見が白いタイプも存在する。多くの場合、小五郎を眠らせた後でこの道具を使用して「眠りの小五郎」として推理を披露するが、彼やほかに眠らせるのに適した人物がいない場合でも阿笠がいれば、彼の背後から口パクさせる形で推理を披露する。小五郎の声はダイヤルの59番で出せるが、使用頻度の高さゆえに印を付けてあったことから、メアリー・世良に拾われた際には彼女がこの道具をすぐ使いこなす一因となった。推理の披露以外には、蘭に新一として電話する手法としても使用されている。また、ピスコと杯戸シティホテルで対峙した際には「コナンの声のまま使う」という拡声器代わりのような使い方をする描写も存在する。
ガーゼマスク版の「マスク型変声機」も存在しており、灰原やコナン、優作が使用している。
蝶ネクタイ型変声機の声を飛ばせる「ボタン型スピーカー」も存在する。推理を披露させる人物の襟首などに貼り付けることにより、コナンが当人の側にいなくても推理を披露できる。主にコナンが眠らせた人物から離れた場所でトリックの実証を行う場合、あるいは眠らせた人物の周囲に隠れる場所がない際に使用する。裏にあるシールで貼り付けるようになっており、その際には麻酔銃で眠らせた直後に行うが、小五郎の場合は推理が終わると自分で起きたり、蘭や目暮警部に起こされたりしてしまうパターンがほとんどなので、スピーカーの回収をどのように行っているかは不明。
劇場版第9作『水平線上の陰謀』には「カフスボタン型スピーカー」が登場し、小五郎がコナンから奪って身につけた。通常のボタン型スピーカーと違い、盗聴機能も備わっている。
ターボエンジン付きスケートボード
太陽電池を使用して走るスケートボード。主にアニメオリジナルエピソード・劇場版・特別編で犯人追跡などの用途で使用される。劇場版第1作『時計じかけの摩天楼』では放り出して少しガードレールに接触しただけで故障するなど、当初はほかの道具と同様にささいな原因で故障していたが、その後はかなり丈夫になっており、第4作『瞳の中の暗殺者』ではトロピカルランドのアトラクションからのハイジャンプによる落下の衝撃を耐えきっているほか、第5作『天国へのカウントダウン』ではほぼ助走なしでビルからビルに飛び移っていた。第10作『探偵たちの鎮魂歌』ではスーパースポーツのバイクとカーチェイスを展開し、初代の時点でコナン・小嶋元太・円谷光彦の3人(合計78キログラム)が乗ってもびくともしなかったうえ、機敏に動いて乗用車を追いかけたり川を越えたりしていた。これらのことから相当の排気量や馬力を持つことがうかがえるが、前述の3人と歩美が乗ると(合計93キログラム)自転車にさえ追いつけないという描写もあった。第3作『世紀末の魔術師』でソーラーバッテリーが組み込まれ、昼間に充電をしておけば夜間でも30分程度なら走れるように改良された。また、劇場版第24作『緋色の弾丸』でも、高速道路を走っている。
『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』の冒頭では車輪を格納することでサーフボードのように水上でも走行可能なタイプが登場しており、オリジナルと比べて形や色が大きく異なる。防弾カーボンをボディに仕込んだ防弾仕様となっているが、五ェ門の斬鉄剣による斬撃には耐えられず、真っ二つにされた。
劇場版第15作『沈黙の15分』にはスノーボード版である「ターボエンジン付きスノーボード」が登場した。雪の上なら平地だけでなく坂道も進むことが可能。また、説明されていないが、使用しない時には短くコンパクトにする描写がある。
なお、『まじっく快斗』にキックスクーター型やローラースケート型の同様の道具が存在し、怪盗キッドが使用している。
キック力増強シューズ
コナンがいつも履いている赤いスニーカー。側面のスイッチを入れると電気・磁力によって足のツボを刺激し、筋力を高める。電流を使用した時には、靴の側面などから放電を行っている描写がある。このほか、レベル「中」でサッカーゴールのネットを突き破って木を真っ二つにしたり、キャベツを蹴って粉々にする ほどの威力を持っていた。地面を蹴り上げて走ったり、普段より高く跳躍したり、ジェットコースターのガードを破壊したりする といった用途にも使用される。
スピンオフ作品「犯人の犯沢さん」にコナンが登場した際には蹴る物がなかったという理由で犯人にキック力増強・直接キックをしたが、犯人はキックの反動で歯が飛び散った上に首の骨が折れ曲がるほどの重傷となり、事実を知った阿笠はコナンを叱責した上で「二度とキック力増強シューズを使って直接キックをしない」という内容の誓約書を書かせたが、今度は安室の車のボンネットを直接キックで破壊し、安室は300万円の修理費を阿笠に請求した。
伸縮サスペンダー
コナンが普段身に着けているサスペンダー。スイッチを入れるとベルト部分が自由に伸縮し、ボタン1つで重い扉を開ける、スリングショットの要領で物を飛ばす武器としても使用可能なほど強力である。ベルト部分は強靱で、劇中では一度もちぎれていない。
原作で伸縮機能を使ったのは初登場時のみであるが、アニメではテレビシリーズのオリジナルストーリー・劇場版の両方で散見される。劇場版第13作『漆黒の追跡者』では、100メートルまでの伸長が可能になった。第18作『異次元の狙撃手』・第20作『純黒の悪夢』では、ベルトをしていたためにサスペンダーは身に着けていないが、どこからともなく出している。
犯人追跡メガネ
コナンが普段かけているメガネ。コナンの素顔は新一の幼少時代であり、そのことを周囲に悟られないようにするためにかけているため、度は入っていない。左のツルにあるスイッチを入れるとフレームの左側にあるアンテナが伸び、左レンズに半径20キロメートル以内の発信機の現在地がレーダーで映る。充電式ゆえにバッテリーの持ち時間が短いのが弱点であり、肝心な時にバッテリー切れを起こすことも多い。また、眼鏡ゆえの衝撃への脆弱さも抱えており、劇場版第9作『水平線上の陰謀』では園子が霊安室の棺に閉じ込められて凍死の危機に陥った際に彼女が借りていた元太の探偵団バッジの電波を探ろうとしたが、前日に床に落としたせいで不具合を起こして園子の捜索に時間がかかってしまった。第21作『から紅の恋歌』では携帯電話のGPSを受信出来る様になった。第25作『ハロウィンの花嫁』ではカメラ機能が追加された。左目レンズを使用し、モニターは発信機の位置表示と同じだが、右上に●RECの表示がされており、レンズ越しの視界を撮影できる。さらに、撮影中の映像を外部に送信することも可能なようで、劇中では警察車両の監視画面に発信元を特定させずに送信している。このとき、メガネ単体で送信したのか、スマホを経由して送信したのかは不明だが、セキュリティ面から見て、事前に貰っていた風見の連絡先から送信した可能性が高い。第5作『天国へのカウントダウン』で右レンズに赤外線望遠鏡機能が追加され、後に原作でも使用されている。劇場版では望遠レンズにマルチ機能が搭載されておりわ第12作『戦慄の楽譜』ではサーモグラフィー機能が追加され(こちらは原作未登場)、劇場版第18作『異次元の狙撃手』では暗視モードが追加され、夜間でも見ることができる。透明なガラスに映像を投影するというシステムは、HUDと同様である。このほか、第3作『世紀末の魔術師』では拳銃の弾丸を弾いているが、これは目を狙い撃つスコーピオンへの対応策であり、事前に阿笠による防弾加工として「特別製の硬質ガラス」へのバージョンアップが施されている。
右のツルの先端には盗聴器、左のツルの先端には集音器が付いている。スペアを灰原が所持している。
犯人追跡メガネと同時に阿笠が発明した「犯人追跡メガネ発信機」も存在する。普段はコナンのジャケットのボタンについており、裏面がシールになっているのでどこでも容易に取り付けられる。初期は1枚タイプだったが、その後は10枚ほどめくれるタイプに改良された。半径20キロメートルまで探知可能。なお、盗聴機能付きのタイプやボタン型のものも登場している。
どこでもボール射出ベルト
コナンが普段身に着けているベルト。一見ただのベルトに見えるが、ダイヤルを合わせてボタンを押すと伸縮自在の特殊なゴムにガスが注入され、バックル部分からサッカーボールが射出される。ゴムの性質上ベルトから離れたら10秒程度しか形を保っていられないが、それでも非常事態において被害者を襲おうとしている犯罪者に対し、キック力増強シューズで物を蹴り飛ばす際のタイムロス短縮に役立っている。注入するガスの量次第でボールの大きさがアドバルーン大にもなり、狭い場所で犯人の動きを封じたり、高所から落下した際に衝撃吸収のクッション代わりに利用したりすることが可能。なお、劇中では明言されていないが、1つのベルトから複数の種類のボールを射出できることがうかがえ、コナンが使用後にボールを回収するシーンも見られる。
劇場版第18作『異次元の狙撃手』からは、サッカーボールとは別に蹴り上げると花火のように光りながら爆発する「花火ボール」を射出できるようになった。
登場以降、劇中でのベルトの使用頻度や実用性・応用性は非常に高いが、ベルトをしていなかったことが原因で、逆にコナンが窮地に陥ってしまったこともある。公式サイトのアイテムのページには掲載されておらず、劇場版のオープニングのアイテム紹介で詳しく説明されることがある。
弁当型携帯FAX
単に市販のハンディファックスを弁当箱に組み込んだだけの物。ご飯部分の梅干しが起動スイッチになっている。おかずは本物で、阿笠の手作りである模様。阿笠は「新開発」と言ったが、コナンいわく「市販のFAXを弁当箱に取り付けただけの代物」。10時間ごとに充電しないと使用不可能なのが難点で、本編では2022年現在までで1回しか登場していないが、スピンオフ作品「犯人の犯沢さん」においてはその奇抜さからネタにされている。
イヤリング型携帯電話
イヤリング型の小型携帯電話。蝶ネクタイ型変声機の音を飛ばすことが可能。バスジャック事件 で一度犯人に奪われてしまったが、その後の第31巻から第33巻では、毎巻登場するなどの便利ぶりを見せている。コナンが新一の声で事件の真相を伝えることで、蘭に探偵役を頼んだ際にも使用している。携帯電話の普及を経て、コナンたちがスマートフォンを所有した2013年以降の作品からは使用されていない。
ボイスレコチェンジャー
自分の声を録音可能で、子供の声から大人の声まで出せるペン。コナン・灰原以外の少年探偵団の全員が所持している。一般販売するためにバンダイの特殊科学班と共同開発した物(蝶ネクタイ型変声機の玩具版)で、阿笠はこの発明で多額の契約金を得た。アニメでは仮面ヤイバーが描かれたカード型の道具に変更されており、名前も「ヤイバーレコチェンジャー」となっている。
ノート型電子マップ
外見は普通の算数ノートでデータの絞り込みなどが可能。原作未登場で、特別編第1巻File.2「誘拐」およびそれを原作としたアニメ第86話「誘拐現場特定事件」でのみ登場。
チョーカー型変声機
赤井を沖矢昴に変装させる際に使用された変声機。外見は普通のチョーカーで、服のハイネックによって隠れるほどの大きさである。首に巻き、喉の振動を利用して自在に声を変えられる。元々はストーカーの迷惑電話対策として近所の住人に販売していたものだが、後に販売中止となった。

舞台・施設

作品の主な舞台は東京都内の架空の町や施設で、多くの名称は推理小説に由来している。

毛利探偵事務所もうりたんていじむしょ
米花町5丁目で、毛利小五郎が経営している私立探偵事務所。ビルは小五郎の持ちビルで3階建て、1階に喫茶ポアロ、2階に探偵事務所、3階に毛利家の居住スペースが存在する。
喫茶ポアロきっさポアロ
毛利探偵事務所の下に構えられている喫茶店。名前の由来はエルキュール・ポアロで、推理好きのマスターが名付けた。現在は榎本梓や安室透らが勤務している。あだち充の漫画『タッチ』に登場する喫茶店「南風」がモデルとなっている。
帝丹小学校ていたんしょうがっこう
コナンや少年探偵団が通う小学校。創立以来40年近く経過しており、もはやまともに使われていない倉庫すら存在する。現在の校舎は使われ始めて30年が経過しており、新一と蘭はここの卒業生である。
校長は植松竜司郎、1年B組担任は小林澄子。新出智明は帝丹小学校と高校の校医を兼任している。
名前の「帝丹」ていたん「探偵」たんていのアナグラムである。
帝丹高校ていたんこうこう
新一や蘭たちが通う高校。小五郎や妃英理、工藤有希子はここの卒業生である。
FBI捜査官のジョディ・スターリングは、潜入捜査のために一時期ここで英語教師をしていた。
『コナンドリル』では名家の令嬢、著名人やその子弟が在籍、輩出していることから帝丹と名のつく私立学校グループで幼中高大一貫校でエスカレータ方式で進学できる説を提唱している。
妃法律事務所きさきほうりつじむしょ
英理の経営する法律事務所。秘書として栗山緑が勤務している。
警視庁けいしちょう
東京都警察の本部。目暮警部をはじめとする多くの刑事・警官が所属する。
米花町べいかちょう
東京都米花市米花区 の町。新一や蘭を含む多くの主要人物が住む。2丁目には新一と阿笠博士の家が、5丁目には毛利探偵事務所や喫茶ポアロが存在する。東京都南部の城南エリアに存在することが示唆されている。
作中でも舞台になることが多く、米花博物館や米花公会堂・米花水族館・米花スタジアム・米花シティホールなどのほか、ホテルや百貨店、刑務所など様々な施設が登場する。米花大学という大学があり、小五郎や妃英理の出身校である。
町名の由来は、コナン・ドイルの小説『シャーロック・ホームズシリーズ』の主人公、シャーロック・ホームズの住む街としてある実在の町、ベイカー・ストリート。工藤家の住所である2丁目21番地もホームズの住所 (221B) が由来で、「米」がイギリス国旗のユニオンジャックに似ているために使用している。
トロピカルランド
第1話や劇場版第4作『瞳の中の暗殺者』などの舞台である遊園地。志摩スペイン村がモデルである。
堤無津川ていむずがわ
米花町を流れる川。川辺の会場で行われた「堤無津川凧揚げ大会」に参加したコナンたち少年探偵団は、そこで殺人事件に巻き込まれた。なお、劇場版第1作『時計じかけの摩天楼』では堤向津川緑地公園で爆発事件が起きており、堤向津川ていむずがわという同じ読み方の別の川が存在する。
川の名の由来は、『シャーロック・ホームズシリーズ』に登場する実在の川・テムズ川
杯戸町はいどちょう
東京都内の町。杯戸シティホテルや杯戸中央病院・杯戸公園がある。海に面しており、杯戸港はいどこうという港も存在する。
町名の由来は、『シャーロック・ホームズシリーズ』やロバート・ルイス・スティーヴンソンの小説『ジキル博士とハイド氏』に登場する実在の公園ハイド・パーク
1年前に成瀬市を併合した杯戸市 も存在するが、杯戸町との関係は不明。
西多摩市にしたまし
東京都内の市。原作だけでなく劇場版作品においても何度か名前が登場することがある。第1作『時計じかけの摩天楼』では新一が市長の交通事故の真相を暴いたことが明らかにされ、市長が進めていたニュータウン計画が白紙になった。第5作『天国へのカウントダウン』の舞台となる日本一高い319メートルと294メートルのツインタワービルや第12作『戦慄の楽譜』で登場する音楽の森・堂本アカデミー音楽ホール、第14作『天空の難破船』でテロ組織による襲撃を受け、爆破された国立微生物研究所が存在する。
来葉峠らいはとうげ
FBI捜査官の赤井秀一がキール(本堂瑛海)に射殺されたように偽装された場所。
峠の名の由来は、シャーロック・ホームズが『最後の事件』で宿敵モリアーティ教授とともに崖から落ちて死んだとされるライヘンバッの滝。
日売テレビにちうりテレビ
コナンの劇中に何度か登場し、事件の舞台ともなっているテレビ局。日売テレビは原作、アニメでは東京にあるが、大阪や京都が舞台の劇場版第21作『から紅の恋歌』と大阪が舞台のスペシャルアニメ『大怪獣ゴメラVS仮面ヤイバー』では大阪にも日売テレビが存在する。社名は日本テレビと読売テレビにちなむ。
東都環状線とうとかんじょうせん
劇中で登場する鉄道。劇場版第1作『時計じかけの摩天楼』で初登場した。「TR」が運行している。駅名は山手線のものをモチーフにしたもの(例:「有楽町」→「無楽町」など)になっているものがあるが、ミステリーツアーなどJRとのタイアップが組まれるエピソードでは実際の山手線が登場する。車両は初期は外観が205系(シルバーに青いライン)、アニメ第599話「セイギノミカタ」ではE231系(実際の山手線と同色)となっている。
東都タワーとうとタワー
劇場版第13作『漆黒の追跡者』の舞台。原作やアニメでも複数回登場する。東京タワーがモデルである。
東都ベルツリータワーとうとベルツリータワー
劇場版第18作『異次元の狙撃手』の舞台。ベルツリータワーベルツリーなどとも呼ばれる。モデルは東京スカイツリーであり同作では635メートルの設定だが、原作では実在の建物と同じ634メートルとの発言がある。ベルツリーは鈴木を英語読みにしたもので、鈴木財閥によって建設されたと設定されている。
なお、第14作『天空の難破船』にも「ベルツリータワー」という名の建物は登場しているが、そのベルツリータワーは大阪南港にあるという設定になっており、外観も違う。
東都スタジアムとうとスタジアム
劇場版第16作『11人目のストライカー』の舞台。『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』では『11人目のストライカー』で爆破された設定を引き継いで改修が完了しており、エミリオ・バレッティのライブ会場として登場する。

関連作品

特別編

名探偵コナン 特別編』(めいたんていコナン とくべつへん)は原作とは一線を画したオリジナルストーリー。

かつては小学館の学年別学習雑誌『小学三年生』(1997年4月号-1998年3月号)(『小学四年生』(1996年3月号-2012年3月号)『小学五年生』(1996年4月号-2010年3月号)『小学六年生』(1996年5月号-2004年2・3合併号)にて連載されていたが、3誌ともに全て休刊となったため、2021年現在は『月刊コロコロイチバン!』で連載されている。単行本はてんとう虫コミックスにて発刊。また、小五・小六の後継誌『GAKUMANplus(2011年に休刊)』でも学習漫画「名探偵コナン 推理ファイル」が連載されていた。

アニメ化されたのは第86話「誘拐現場特定事件」・第113話「白い砂浜殺人事件」の2話のみである。ただし、一部事件のトリックは本堂瑛祐の設定、劇場版第7作『迷宮の十字路』に用いられている。原作者・青山剛昌は原案となり、作画は以下の3組にて行われている。

山㟁栄一
青山のアシスタントであり、原作でもモブキャラを描いている。アニメ化された2エピソードは、どちらも山㟁のもの。原作では蘭や小五郎、少年探偵団ら他の人物と行動をともにすることが多いコナンだが、山㟁の作品ではコナンが単独で行動し、事件を解決していく場合が多い。なお、山㟁の作品には灰原は登場していない。「推理ファイル」の単行本としては『環境の謎』を執筆。
阿部ゆたか・丸伝次郎/プロット:平良隆久
当初は少女漫画のような絵だったが、第23巻終盤より原作に近い絵柄になり、服部平次など準レギュラーキャラも登場するようになった。しばしばキャラクターの設定が原作とずれていることがある。2010年には特別編としては初めてコンビニコミック版が発売された。「推理ファイル」の単行本としては『地球の謎』『日本史の謎』1 - 4巻、丸伝次郎のみで『江戸の謎』『エジプトの謎』を執筆。特別編に登場したオリジナルキャラも登場する。
学年誌の休刊後は『週刊少年サンデーS』で劇場版のコミカライズを中心に連載中。
太田勝と江古田探偵団 → 太田勝・窪田一裕
山㟁、阿部・丸版と異なり、初期から服部平次や怪盗キッドなど原作のキャラが多く登場しており、特に少年探偵団の出番が多い。また、窃盗などの殺人以外の事件や、事件ではなくコナンたちが謎解きのイベントやゲーム感覚の暗号に挑戦する回もある。学年誌連載時には、劇場版第7作『迷宮の十字路』以降、映画の公開時期に合わせて題材などを似せたオリジナルストーリーを掲載していた。「推理ファイル」の単行本としては『恐竜の謎』『昆虫の謎』『人類の謎』を執筆。
2012年ごろから『ちゃお』にて『ナゾトキ姫は名探偵♥』(阿南まゆき)とのコラボレーション読切で名探偵コナンパートの作画を担当している。
学年誌の休刊後は掲載紙を『月刊コロコロイチバン!』に移して連載中。

犯人の犯沢さん

名探偵コナン 犯人の犯沢さん』(めいたんていコナン はんにんのはんざわさん)は、原作での犯人をパロディ化した「犯沢さん」が主人公のコメディ漫画。

日本史探偵コナン

日本史探偵コナン』(にほんしたんていコナン)はオールカラーの歴史漫画(学習漫画)シリーズ。

ゼロの日常

名探偵コナン ゼロの日常』(めいたんていコナン ゼロのティータイム)は安室透が主人公の漫画。

警察学校編

名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story』(めいたんていコナン けいさつがっこうへん ワイルドポリスストーリー)は、降谷零、松田陣平、伊達航、諸伏景光、萩原研二の警察学校時代を描いた漫画。

書誌情報

単行本

『名探偵コナン』(青山剛昌)は小学館・少年サンデーコミックスから発売されている。既刊105巻(2024年4月現在)。裏表紙では、鍵穴の中にキャラクターが描かれている。カバー折り返しでは、「青山剛昌の名探偵図鑑」と題した、作者である青山剛昌によって選定された「名探偵」の紹介文が掲載されている。ここでは名探偵の名前、職業、青山のお薦め作品、原作者の順に記載する。

特別編集コミックス

スーパーダイジェストブック(SDB)

少年サンデーブックス

イラスト集

廉価版

  • My First BIG 名探偵コナン 廉価版 (毎月刊行中)

アニメ

テレビアニメ

1996年1月8日から読売テレビ・日本テレビ系列で放送されているテレビアニメ作品。制作は読売テレビとトムス・エンタテインメント。日本テレビ系列における、全国同時ネット放送の30分レギュラーアニメ番組としては最長寿作品である。

劇場版アニメ

1997年4月19日から、2020年をのぞき毎年4月に公開されている劇場版アニメ作品。配給は東宝。これまでに27作品が公開されている。

作品リスト

OVA

週刊少年サンデーの『名探偵コナン応募者全員サービス』と、映画とリンクしたストーリーを収録した「MAGIC FILE」・「BONUS FILE」の2シリーズ、計17作のOVAが製作・発売されている。

テレビドラマ

2006年から読売テレビ・日本テレビ系列で放送されていたテレビドラマ作品。

放送されるエピソードは、全ての回で工藤新一が主人公となっている。

小説

挿画は#漫画ノベライズを除いて、小説オリジナルストーリーのノベライズとドラマ版のノベライズは青山のアシスタントでもある谷・阿部・山㟁のイラストが、#アニメノベライズはアニメのイラストが用いられている。また、アニメ版ノベライズはそれぞれのアニメエピソードに付け加えられた描写があり、ドラマ版ノベライズはアニメ版以上にその部分が多く、特に2011年〜2012年のドラマ版ノベライズは事件・人物名などはドラマと同じだが、物語は小説オリジナルの展開でドラマに出なかった原作やアニメの細部設定も描かれている。

小説オリジナル

  • 原作:青山剛昌、小説・挿絵:谷豊、小学館
    • 小説 名探偵コナン 甲州埋蔵金伝説(2005年4月6日、ISBN 4-09-121706-0)
    • 小説 名探偵コナン 殺人交響曲(シンフォニー)(2006年2月17日、ISBN 4-09-120308-6)
  • 原作:青山剛昌、小説:平良隆久 挿絵:阿部ゆたか
    • 小説 名探偵コナン 江神原の魔女(ウィッチ)(2008年7月11日、ISBN 978-4-09-121426-3)

ドラマノベライズ

  • 原作:青山剛昌、ドラマシナリオ:渡邉睦月、小説:平良隆久、挿絵:山㟁栄一、小学館
    • 小説 名探偵コナン 特別編 工藤新一への挑戦状〜さよならまでの序章(プロローグ)〜(2006年9月25日、ISBN 4-09-120689-1)
    • 小説 名探偵コナン 特別編 工藤新一の復活! 〜黒の組織との対決(コンフロンティション)〜(2007年12月12日、ISBN 978-4-091-21255-9)
  • 原作:青山剛昌、ドラマシナリオ:秦建日子、小説:平良隆久、挿絵:阿部ゆたか、小学館
    • 小説 名探偵コナン 特別編 工藤新一への挑戦状〜怪鳥伝説の謎〜(2011年4月15日、ISBN 978-4-09-122849-9)
    • 小説 名探偵コナン 特別編 工藤新一への挑戦状〜裁判所内殺人事件〜(2011年9月16日、ISBN 978-4-09-123319-6)
    • 小説 名探偵コナン 特別編 工藤新一への挑戦状〜恋愛数式殺人事件〜(2011年12月14日、ISBN 978-4-09-123446-9)
    • 小説 名探偵コナン 特別編 工藤新一への挑戦状〜対決!! 工藤新一vs服部平次〜(2012年4月12日、ISBN 978-4-09-123447-6)
    • 小説 名探偵コナン 特別編 工藤新一 京都新撰組殺人事件(2012年6月18日、ISBN 978-4-09-123752-1)

アニメノベライズ

映画ノベライズ

  • 監修:小学館集英社プロダクション、脚本:古内一成、小説:水稀しま、小学館
    • 名探偵コナン 11人目のストライカー(2012年4月12日、ISBN 978-4-092-30626-4)
    • 名探偵コナン 漆黒の追跡者(2013年1月9日、ISBN 978-4-092-30635-6)
    • 名探偵コナン 天空の難破船(2013年2月8日、ISBN 978-4-092-30636-3)
    • 名探偵コナン 沈黙の15分(2013年3月8日、ISBN 978-4-092-30638-7)
    • 名探偵コナン 戦慄の楽譜(2014年2月26日、ISBN 978-4-092-30646-2)
    • 名探偵コナン 異次元の狙撃手(2014年4月17日、ISBN 978-4-092-30647-9)
    • 名探偵コナン 銀翼の奇術師(2014年7月1日、ISBN 978-4-092-30650-9)
    • 名探偵コナン 水平線上の陰謀(2014年8月6日、ISBN 978-4-092-30773-5)
    • 名探偵コナン 迷宮の十字路(2015年1月21日、ISBN 978-4-092-30791-9)
    • 名探偵コナン 天国へのカウントダウン(2015年2月25日、ISBN 978-4-092-30796-4)
    • 名探偵コナン 瞳の中の暗殺者(2018年1月24日、ISBN 978-4-092-31209-8)
    • 名探偵コナン 世紀末の魔術師(2022年5月27日、ISBN 978-4-092-31417-7)
  • 監修:小学館集英社プロダクション、脚本:櫻井武晴、小説:水稀しま、小学館
    • 名探偵コナン 絶海の探偵(2013年4月18日、ISBN 978-4-092-30639-4)
    • 名探偵コナン 業火の向日葵(2015年4月16日、ISBN 978-4-092-30651-6)
    • 名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年4月14日、ISBN 978-4-092-30866-4)
    • 名探偵コナン ゼロの執行人(2018年4月11日、ISBN 978-4-092-31228-9)
    • 名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年4月16日、ISBN 978-4-092-31329-3)
    • 名探偵コナン 黒鉄の魚影(2023年4月14日、ISBN 978-4-092-31452-8)
  • 監修:小学館集英社プロダクション、脚本:柏原寛司、小説:水稀しま、小学館
    • 名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(2013年10月30日、ISBN 978-4-092-30642-4)
    • 名探偵コナン 紺碧の棺(2014年1月15日、ISBN 978-4-092-30645-5)
  • 監修:小学館集英社プロダクション、脚本:大倉崇裕、小説:水稀しま、小学館
    • 名探偵コナン から紅の恋歌(2017年4月13日、ISBN 978-4-092-31161-9)
    • 名探偵コナン 紺青の拳(2019年4月12日、ISBN 978-4-092-31288-3)
    • 名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年4月15日、ISBN 978-4-092-31411-5)
    • 名探偵コナン 100万ドルの五稜星(2024年4月12日、ISBN 978-4-092-31479-5)
  • 原作:モンキー・パンチ・青山剛昌、脚本:前川淳、小説:水稀しま、小学館
    • ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE(2013年12月5日、ISBN 978-4-092-30644-8)

TVSPノベライズ

「紅の修学旅行」「ブラックインパクト! 組織の手が届く瞬間」はTVSPとして放映されたが、原作漫画が存在するため、次節に記載する。

  • 監修:小学館集英社プロダクション、脚本:内田けんじ、小説:百瀬しのぶ、小学館
    • 名探偵コナン 江戸川コナン失踪事件 〜史上最悪の2日間〜(2014年12月24日、ISBN 978-4-092-30787-2)
  • 監修:小学館集英社プロダクション、脚本:柏原寛司、小説:水稀しま、小学館
    • 名探偵コナン コナンと海老蔵 歌舞伎十八番ミステリー(2016年1月27日、ISBN 978-4-092-30859-6)
    • 名探偵コナン エピソード“ONE” 小さくなった名探偵(2016年12月9日、ISBN 978-4-092-31133-6)
  • 監修:小学館集英社プロダクション、脚本:大倉崇裕、小説:水稀しま、小学館
    • 名探偵コナン 大怪獣ゴメラVS仮面ヤイバー(2020年1月24日、ISBN 978-4-092-31321-7)

漫画ノベライズ

  • 小説:土屋つかさ、原作・イラスト:青山剛昌、小学館
    • 小説 名探偵コナン CASE 1(2015年6月26日、ISBN 978-4-09-230826-8)
    • 小説 名探偵コナン CASE 2(2015年10月28日、ISBN 978-4-09-230845-9)
    • 小説 名探偵コナン CASE 3(2016年3月16日、ISBN 978-4-09-230864-0)
  • 小説:浜崎達也、原作・イラスト:青山剛昌
    • 小説 名探偵コナン CASE 4(2016年10月26日、ISBN 978-4-09-230895-4)
  • 小説:酒井匙、原作・イラスト:青山剛昌、小学館
    • 名探偵コナン 安室透セレクション ゼロの推理劇(2018年4月11日、ISBN 978-4-09-231230-2)
    • 名探偵コナン 怪盗キッドセレクション 月下の予告状(2019年4月12日、ISBN 978-4-09-231286-9)
    • 名探偵コナン 京極真セレクション 蹴撃の事件録(2019年6月28日、ISBN 978-4-09-231294-4)
    • 名探偵コナン 赤井秀一セレクション 赤と黒の攻防(2020年3月27日、ISBN 978-4-09-231326-2)
    • 名探偵コナン 赤井一家セレクション 緋色の推理記録(2020年3月27日、ISBN 978-4-09-231327-9)
    • 名探偵コナン 世良真純セレクション 異国帰りの転校生(2020年10月30日、ISBN 978-4-09-231348-4)
    • 名探偵コナン 赤井秀一緋色の回顧録セレクション 狙撃手の極秘任務(2021年4月9日、ISBN 978-4-09-231366-8)
    • 名探偵コナン 黒ずくめの組織セレクション 黒の策略(2021年10月29日、ISBN 978-4-09-231390-3)
    • 名探偵コナン 警察セレクション 命がけの刑事たち(2022年4月15日、ISBN 978-4-09-231414-6)
    • 名探偵コナン 安室透セレクション ゼロの裏事情(2022年7月15日、ISBN 978-4-09-231427-6)
    • 名探偵コナン 灰原哀セレクション 裏切りの代償(2023年4月14日、ISBN 978-4-09-231447-4)
    • 名探偵コナン 灰原哀セレクション 裏切り者と仲間達(2023年12月15日、ISBN 978-4-09-231473-3)
    • 名探偵コナン 服部平次セレクション 浪速の名探偵(2024年3月29日、ISBN 978-4-09-231480-1)
    • 名探偵コナン 怪盗キッドセレクション 月下の幻像(2024年4月12日、ISBN 978-4-09-231481-8)
  • 小説:水稀しま、原作・イラスト:青山剛昌、小学館
    • 名探偵コナン 紅の修学旅行(2019年1月11日、ISBN 978-4-092-31273-9)
    • 名探偵コナン ブラックインパクト! 組織の手が届く瞬間(2020年12月18日、ISBN 978-4-092-31355-2)

ゲーム

コンピュータゲーム

ゲームボーイ

  • 名探偵コナン 地下遊園地殺人事件(バンダイ、1996年12月27日発売)
  • 名探偵コナン 疑惑の豪華列車(バンダイ、1998年8月7日発売)
  • 名探偵コナン からくり寺院殺人事件(以下ゲームボーイカラー対応、バンプレスト、2000年2月24日発売)
  • 名探偵コナン 奇岩島秘宝伝説(バンプレスト、2000年3月31日発売)
  • 名探偵コナン 呪われた航路(バンプレスト、2001年6月1日発売)

ワンダースワン

  • 名探偵コナン 魔術師の挑戦状!(バンダイ、1999年8月5日発売)
  • 名探偵コナン 西の名探偵 最大の危機!?(バンダイ、2000年7月27日発売)
  • 名探偵コナン 夕暮れの皇女(バンダイ、2001年4月15日発売)

PlayStation

  • 名探偵コナン PlayStation the Best for Family(バンダイ、1998年11月18日発売)
  • 名探偵コナン 3人の名推理(バンダイ、2000年8月10日発売)
  • 名探偵コナン 最高の相棒(パートナー)(バンダイ、2002年4月25日発売)
  • SIMPLEキャラクター2000シリーズ Vol.11 名探偵コナン THE ボードゲーム(ディースリー・パブリッシャー企画開発・バンダイ発売、2002年8月29日発売)
  • 名探偵コナン トリックトリック vol.0 迷宮の十字路スペシャルディスク(バンダイ、非売品・体験版)
  • 名探偵コナン トリックトリック vol.1(バンダイ、2003年4月17日発売)

PlayStation 2

  • 名探偵コナン 大英帝国の遺産(バンダイ、2004年11月18日発売)

ゲームボーイアドバンス

  • 名探偵コナン 狙われた探偵(バンプレスト、2003年7月25日発売)
  • 名探偵コナン 暁のモニュメント(バンプレスト、2005年4月21日発売)

Wii

  • 名探偵コナン 追憶の幻想(ミラージュ)(マーベラスインタラクティブ、2007年5月17日発売)

ニンテンドーDS

  • 名探偵コナン 探偵力トレーナー(バンダイ、2007年4月5日発売)
  • 名探偵コナン 消えた博士とまちがいさがしの塔(バンダイ、2008年4月3日発売)
  • 名探偵コナン&金田一少年の事件簿 めぐりあう2人の名探偵(バンダイナムコゲームス、2009年2月4日発売)
  • 名探偵コナン 蒼き宝石の輪舞曲(ロンド)(バンダイナムコゲームス、2011年4月21日発売)
  • 名探偵コナン 過去からの前奏曲(プレリュード)(バンダイナムコゲームス、2012年4月19日発売)

PlayStation Portable

  • 名探偵コナン 過去からの前奏曲(プレリュード)(バンダイナムコゲームス、2012年4月19日発売)

ニンテンドー3DS

  • 名探偵コナン マリオネット交響曲(シンフォニー)(スパイク・チュンソフト開発・バンダイナムコゲームス発売、2013年4月25日発売)
  • 名探偵コナン ファントム狂詩曲(ラプソディ)(スパイク・チュンソフト開発・バンダイナムコゲームス発売、2014年4月17日発売)

Nintendo Switch

  • 名探偵コナン スケボーラン 怪盗キッドと神秘の秘宝(トムス・エンタテインメント、2019年4月11日発売)

アプリ

  • 名探偵コナン 洋館からの脱出(ディースリー・パブリッシャー、フォアキャスト、2009年3月18日配信)
  • 名探偵コナン 怪盗VS二人の探偵(ディースリー・パブリッシャー、フォアキャスト、2010年4月1日配信)
  • 名探偵コナン 脱出! 白銀の館(ディースリー・パブリッシャー、フォアキャスト、2011年6月30日配信)
  • 名探偵コナン 奈良旅情ミステリー万葉の旅人(サイバード、2011年7月8日配信)★
  • 名探偵コナン 高層のビスクドール(サイバード、2011年10月27日配信)★
  • 名探偵コナン 銀色の殺意(サイバード、不明)★
  • 名探偵コナン 陰謀のフィールド(サイバード、不明)★
  • 名探偵コナン 蒼き宝石の輪舞曲(バンダイナムコゲームス、iOS 2012年4月3日配信、Android 2013年3月26日)
  • 名探偵コナン神経衰弱ゲーム(小学館、Android 2012年8月7日配信)
  • 名探偵コナン推理ゲーム 〜謎解きシミュレーションゲーム〜(上記の★4作)(サイバード、iOS・Android 2012年9月12日配信)
  • 名探偵コナン ポーカー(サイバード、iOS 2013年8月27日配信)
  • 名探偵コナン 過去からの前奏曲(バンダイナムコゲームス、Android 2013年11月21日配信、iOS 2013年12月3日配信)
  • 名探偵コナンパズルゲーム 〜お絵かきロジック・クロスワード・スケルトン〜(サイバード、iOS 2013年11月25日配信)
  • 名探偵コナンクイズRPG 〜日本全国コナン君に挑戦〜(サイバード、iOS 2013年12月9日配信、Android 2014年2月19日配信)
  • 名探偵コナン×脱出ゲーム Cubic Room ツワロムの秘宝(サイバード、iOS 2014年2月11日配信、Android 2014年3月20日配信)
  • 名探偵コナン 脱出ゲーム からくり屋敷の謎(サイバード、iOS・Android 2015年1月29日配信)
  • 名探偵コナン ミステリータウン(サイバード、iOS・Android 2015年4月14日配信)
  • 名探偵コナン 怪盗キッド 宝探しゲーム(サイバード、iOS・Android 2015年8月3日配信)
  • 脱出ゲーム 名探偵コナン 〜ミステリーシアターの謎〜(サイバード、iOS・Android 2015年9月8日配信)
  • 名探偵コナン 仮想世界(バーチャルワールド)の名探偵(サイバード、iOS 2015年10月2日配信、Android 2016年4月11日配信)
  • 脱出ゲーム 名探偵コナン 〜深閑の迷宮〜(サイバード、iOS 2016年2月1日配信、Android 2016年2月9日配信)
  • 名探偵コナンパズル 盤上の連鎖(クロスチェイン)(サイバード、iOS・Android 2018年3月29日配信)
  • 名探偵コナンランナー 真実への先導者(コンダクター)(アンビション開発・ブシロード配信、iOS・Android 2019年4月10日配信)

パソコンゲーム

  • 特打ヒーローズ 名探偵コナン(ソースネクスト、2002年3月22日発売)
  • 特打ヒーローズ 名探偵コナン for KIDS(ソースネクスト、2002年11月8日発売)
  • 名探偵コナン IQ(ソースネクスト、2005年3月18日発売)
  • 特打ヒーローズ 名探偵コナン 脳〜THE BRAIN(ソースネクスト、2006年4月21日発売)

オンラインゲーム

  • 名探偵コナン 対戦ポーカー(WEBサンデー、2006年5月より以前配信)
  • 名探偵コナン 決死の脱出アトラクション(メディアファクトリー、2009年3月18日配信)
  • 名探偵コナン X人目の名探偵(プレイヤー)(サイバード、2014年8月12日配信)

その他(コンピュータゲーム)

  • 名探偵コナン(スーパーノートクラブ用、バンダイ、1997年発売)
  • 名探偵コナン エピソード2(スーパーノートクラブ用、バンダイ、1998年発売)
  • 名探偵コナン エピソード3(スーパーノートクラブ用、バンダイ、1999年発売)
  • ゲーム&カラオケカートリッジ 名探偵コナン(e-kara用、タカラ、2004年発売)
  • 名探偵コナン 推理アドベンチャー(スーパーテレビパソコン用、エポック社、2005年4月23日発売)
  • 名探偵コナン 完全推理! 数と図形の謎(ビーナ用、セガトイズ、2006年2月10日発売)

配信によるコラボレーション

名探偵コナンとしてのコラボ
ニンテンドー3DS用
  • パズドラクロス
  • モンスターハンターダブルクロス
アプリ用
  • パズドラW
  • 怪盗ロワイヤル
  • バーコードフットボーラー
  • クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ
  • 妖怪ウォッチ ぷにぷに
  • LINE レンジャー
  • ぷよぷよ!!クエスト
  • LINE ポコポコ
  • グランブルーファンタジー
  • 実況パワフルサッカー
  • 消滅都市2
  • LINE バブル2
  • 逆転オセロニア
  • ひなこい
週刊少年サンデーとしてのコラボ
  • パズル&ドラゴンズ
  • ユニゾンリーグ
  • パズドラレーダー
  • 妖怪ウォッチ ぷにぷに
各方面の人気キャラクターとしてのコラボ
  • 白猫テニス

攻略本

  • 名探偵コナン 疑惑の豪華列車 公式ガイドブック(小学館 1998年9月 ISBN 4-09-102651-6)
  • 名探偵コナン 公式ガイドブック 「同級生殺人事件」電脳推理ファイル(小学館 1998年12月 ISBN 4-09-102670-2)
  • 名探偵コナン 魔術師の挑戦状! 完全攻略本(小学館 1999年9月 ISBN 4-09-102811-X)
  • 名探偵コナン トレーディングカードゲーム 公式ガイドブック(小学館 2000年6月 ISBN 4-09-280043-6)
  • 名探偵コナン 3人の名推理 公式ガイドブック(小学館 2000年9月 ISBN 4-09-102860-8)
  • 名探偵コナン 呪われた航路 公式ガイドブック(小学館 2001年6月 ISBN 4-09-106003-X)
  • 名探偵コナン 狙われた探偵 GBA公式ガイドブック(小学館 2003年8月 ISBN 4-09-106118-4)
  • 名探偵コナン 大英帝国の遺産 公式ガイドブック(小学館 2004年12月 ISBN 4-09-106206-7)
  • 名探偵コナン 暁のモニュメント GBA公式ガイドブック(小学館 2005年6月 ISBN 4-09-106230-X)
  • 名探偵コナン ゲームが遊べるポストカードブック(小学館 2010年3月 ISBN 978-4-8401-3267-1)
  • 名探偵コナン 蒼き宝石の輪舞曲 公式ガイドブック(小学館 2011年6月 ISBN 978-4-09-106481-3)

アナログゲーム

トレーディングカードゲーム

  • Mischievous Elves 名探偵コナン(ハドソン、1999年発売)
  • 名探偵コナン カード探偵団(メディアファクトリー、2008年4月19日発売)
  • 名探偵コナン カード探偵団 mission 2 〜古の秘宝を探せ〜(メディアファクトリー、2008年12月25日発売)
  • サンデーVSマガジンTCG 名探偵対決デッキ/ブースターパック第1弾/ブースターパック第5弾(ブシロード、2008年7月26日発売)
  • フューチャーカード 神バディファイト アルティメットブースタークロス第1弾/トライアルデッキクロス 第1弾/トライアルデッキクロス 第2弾(ブシロード、2019年4月12日発売)
  • ヴァイスシュヴァルツブラウ 『名探偵コナン』スタートデッキ/『名探偵コナン』ブースターパック(ブシロード、2023年4月14日)
  • 名探偵コナンカードゲーム スターターデッキ 全5種(江戸川コナン/服部平次/怪盗キッド/赤井秀一/安室透)/拡張パック 探偵たちの切札(タカラトミー、2024年5月4日)

その他(アナログゲーム)

  • 名探偵コナン 超推理カードゲーム(カードゲーム、天田印刷加工、1997年発売)
  • 推理ボードゲームCLUE 名探偵コナン 消えた財宝の秘密(ボードゲーム、パルボックス、2004年2月発売)

体感型ゲーム

リアル脱出ゲーム

SCRAP主催のリアル脱出ゲームとコラボしたイベント「リアル脱出ゲーム×名探偵コナン」が2013年から全国各地で開催されている。

  • リアル脱出ゲーム×名探偵コナン 摩天楼からの脱出(2013年3月15日 - 6月30日・全国33都市+台湾)
  • リアル脱出ゲーム×名探偵コナン FILE.2 オリエント急行からの脱出(2014年3月21日 - 7月13日、2015年2月16日 - 3月15日・全国44都市)
  • リアル脱出ゲーム×名探偵コナン FILE.3 奇術城(マジシャンズキャッスル)からの脱出(2015年3月20日 - 6月28日・全国47都市)
  • リアル脱出ゲーム×名探偵コナン チョコレート殺人事件(2015年12月 - 2017年3月、2017年6月 -・アジトオブスクラップ下北沢ナゾビル、アジトオブスクラップ心斎橋OPA)
  • リアル脱出ゲーム×名探偵コナン FILE.4 黒き暗殺者(アサシン)からの脱出(2016年3月 - 11月・全国47都市)
  • リアル脱出ゲーム×名探偵コナン ロンドン警視庁(スコットランドヤード)からの脱出(2017年6月30日 - 11月25日・31都市)
  • リアル脱出ゲーム×名探偵コナン 公安最終試験 (プロジェクト・ゼロ) からの脱出(2018年6月29日 - 12月16日・32都市)
  • リアル脱出ゲーム×名探偵コナン 紺青の美術館(クルージングミュージアム)からの脱出(2019年6月28日 - 12月14日・31都市)
  • リアル脱出ゲーム×名探偵コナン 四重捜査網(クリミナル・カルテット)からの脱出(2021年3月10日 - 開催中・オンライン)
  • リアル脱出ゲーム×名探偵コナン 緋色の捜査網(ブラッド・タスクフォース)からの脱出(2021年8月12日 - 2022年1月16日・11都市)
  • リアル脱出ゲーム×名探偵コナン 追憶のハロウィンからの脱出(2022年7月21日 - 12月25日・21都市)
  • リアル脱出ゲーム×名探偵コナン 黒鉄の海中研究所(ラボラトリー・オルカ)からの脱出(2023年7月7日 - 12月30日・34都市)

ザ・エスケープ

「リアル脱出ゲーム×名探偵コナン」のUSJ版イベント「名探偵コナン・ザ・エスケープ」として2017年から毎年で開催されている。なお、2018年以降はその年に公開された劇場版名探偵コナンに関連した内容となっている。

  • 名探偵コナン・ザ・エスケープ 〜追憶の導火線(ファイア・コード)〜(2017年1月 - 5月)
  • 名探偵コナン・ザ・エスケープ 〜ゼロの序曲(プレリュード)〜(2018年1月-5月)
  • 名探偵コナン・ザ・エスケープ 〜紺青の序章(プロローグ)〜(2019年1月-9月)
  • 名探偵コナン・ザ・エスケープ 〜緋色の弾道〜(2020年1月21日 - 6月28日)
  • 名探偵コナン・ザ・エスケープ 〜ハロウィンの幻影〜(2022年3月4日 - 8月28日)
  • 名探偵コナン・ザ・エスケープ 〜黒鉄の序章(プロローグ)〜(2023年2月17日 - 7月2日)
  • 名探偵コナン・ザ・エスケープ 〜100万ドルの序章(プロローグ)〜(2024年3月1日 - 6月30日)

サンシャインシティ

2021年から毎年春季にサンシャインシティで、名探偵コナン×Sunshine Cityとして、イベントが開催されている。なお、イベント名の「天空都市」はサンシャインシティとルビが振られている。

  • 名探偵コナン 光と影の天空都市(サンシャインシティ)(2021年4月9日 - 6月13日)
  • 名探偵コナン 英雄集う天空都市(サンシャインシティ)(2022年4月8日 - 6月12日)
  • 名探偵コナン 祝祭の天空都市(サンシャインシティ)(2023年4月28日 - 7月9日)
  • 名探偵コナン 銀光の天空都市(サンシャインシティ)(2024年4月5日 - 6月9日)

その他(体験型ゲーム)

  • 名探偵コナン in ラグナシア 消えたコナンを捜せ!!(2007年6月 - 9月・ラグーナ蒲郡)
  • 名探偵コナン 少年探偵団の宝探し大作戦(タカラッシュ!、2009年3月 - ・全国各地(問題は各会場別、ストーリーは同一))
  • 名探偵コナン 大泥棒トレジャーキングからの挑戦状(タカラッシュ!、2010年5月 - ・全国各地(問題は各会場別、ストーリーは同一))
  • 名探偵コナン 怪盗キッドの不思議な予告状(タカラッシュ!、2011年 -、全国各地(問題は各会場別、ストーリーは同一))
  • 名探偵コナン in JOYPOLIS 〜20年目の邂逅(エンカウンター)〜 消えた名探偵の謎(PKシアター、2016年4月 - 5月・東京ジョイポリス)
  • 名探偵コナン 失われたゴールド・ウェストの財宝(タカラッシュ!、2017年・全国各地(問題は各会場別、ストーリーは同一))
  • 名探偵コナン 海神の楽園(オアシス)in ラグナシア 怪盗キッドの不可測な標的(ターゲット)(タカラッシュ!、2017年7月-9月・ラグーナテンボス)
  • 名探偵コナン 海神の万華鏡(カレイドスコープ)in ラグナシア(2019年7月6日 - 9月30日・ラグーナテンボス)
  • 名探偵コナン×リアル謎解きゲーム「爆弾遊戯への招待状」(2021年3月15日 - 7月4日・東京ジョイポリス)

舞台

ミステリーステージ 名探偵コナン 〜殺意の開演ベル〜
原作連載20周年特別企画の観客参加型の舞台演劇。高山みなみと山崎和佳奈が、それぞれコナンと蘭の声で出演した。
2014年6月4日から15日にかけて紀伊國屋サザンシアターにて、6月20日から22日にかけて松下IMPホールにてそれぞれ公演された。
名探偵コナン×ライブミステリー 〜洋上の迷宮(ラビリンス)〜
テレビ・劇場版20周年特別企画の観客参加型の舞台演劇。高山みなみがコナンの声で出演した。
2016年8月10日から21日にかけて紀伊國屋サザンシアターにて、9月16日から17日にかけて道新ホールにて、9月22日から25日にかけて松下IMPホールにてそれぞれ公演された。

イベント

コナン展

原作連載20周年を記念して2014年に3か所、2015年に4か所で開催された。また、テレビアニメ放映20周年を記念して2016年に、新たに4か所で開催された。

ルパン三世・名探偵コナンの世界展

『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』の公開を受けて、京都・東映太秦映画村にて2013年11月30日から2014年2月14日まで開催された。東映傘下である映画村で東宝配給の本作が特集されるという、異例の企画であった。ライバル同士と言われた2社のタッグは東映側からの提案から始まり、東宝側が快諾した。

名探偵コナン 科学捜査展 〜真実への推理 (アブダクション)〜

体験はイントロダクションから真相解明エリアまで事件を解明するコラボ。2018年に3か所、2019年に6か所、2020年に2か所で開催。

名探偵コナンに会えるまち

作者の青山剛昌の出身地、鳥取県東伯郡北栄町ではコナンを町のシンボルとして登用しており、町内各所にコナンのブロンズ像があるほか、青山剛昌ふるさと館も設置されている。また、北栄町役場で発行される住民票にはコナンのイラストや透かしが入っており、好評を博している(詳細は住基ネット巡りを参照)。

2010年に「コナン」が縁となって北栄町と滋賀県湖南市の交流が始まり、2011年7月2日に両市町は友好提携都市となった。

脚注

注釈

出典

参考文献

  • 少年サンデー特別編集プロジェクト編 編『コナンドリル』小学館、2003年5月。ASIN 4091794025。ISBN 9784091794024。OCLC 675320813。全国書誌番号:20410712。 

外部リンク

  • 漫画版
    • 名探偵コナン原作公式サイト(総合公式サイト)
    • WEBサンデー | 名探偵コナン(原作)
    • 名探偵コナン 犯人を追え!(小学館 ネットくん)(学年誌漫画版)
  • アニメ版
    • 読売テレビ - 名探偵コナン
    • 東京ムービー - 名探偵コナン at the Wayback Machine (archived 2007-04-22)
    • 小学館集英社プロダクション - 名探偵コナン
    • 劇場版オフィシャル - 名探偵コナン
    • 名探偵コナン DVD/Blu-ray公式サイト(DVD販売元:ビーイング運営)
  • テレビドラマ版
    • 木曜ミステリーシアター・名探偵コナン 工藤新一への挑戦状
    • 名探偵コナンドラマスペシャル 工藤新一 京都新撰組殺人事件
  • イベント
    • 連載30周年記念 名探偵コナン展
      • 【公式】連載30周年記念 名探偵コナン展 (@CONAN_ten) - X(旧Twitter)
  • その他
    • 名探偵コナン公式アプリ
      • 名探偵コナン公式アプリ (@conan_app) - X(旧Twitter)
    • 江戸川コナン (@conan_file) - X(旧Twitter)
    • 名探偵コナン (conan.portal) - Facebook
    • 名探偵コナン (@conan.official) - Instagram
    • 名探偵コナン検定
    • 青山剛昌ふるさと館
    • 名探偵コナンゼミ

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 名探偵コナン by Wikipedia (Historical)


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