Aller au contenu principal

浅倉カンナ


浅倉カンナ


浅倉 カンナ(あさくら カンナ、1997年10月12日 - )は、日本の女性総合格闘家。千葉県柏市出身、THE BLACKBELT JAPAN所属。RIZIN女子スーパーアトム級ワールドグランプリ 2017優勝。

アメリカ老舗MMAサイト・SHERDOGの女子世界アトム級ランキングで10位にランキングされている(2023年3月27日時点)。キャリア最高位はSHERDOG世界ランク3位(2018-2020)。Fight Matrixで最高位、世界ランク3位(2018-2021)。

来歴・人物

父親の影響で幼い頃からレスリングを始め、小学校高学年から『東京ゴールドキッズ』に所属。『クリッパン国際大会38kg級』(13歳)で優勝するなど国際大会の経験も持つ。

高校に進学するも1年で高校とレスリングを辞め、別の高校に入り直し、次に何をしていいか分からず悩んでいた時期に、シュートボクシングのRENAの試合を見て憧れ、格闘家になることを決意。自身のやってきたレスリングを活かせる総合格闘技を選んだ。

2014年10月4日、17歳で総合格闘技プロデビュー戦を行い、VTJ 6thでNACHIと対戦し、3-0の判定勝ち。デビュー線を白星で飾った。試合後、「自分自身が1試合にかける想いと、勝った時の嬉しさがレスリングの時とはまるで違った」と話し、総合格闘技に夢中になることとなった。

その後、修斗・PANCRASE・DEEP JEWELSのリングで『女子高生ファイター』の異名を取り活躍。

RIZIN

2016年12月29日、19歳でRIZINデビュー。RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUNDでアリーシャ・ガルシア(米国)と対戦。徐々に劣勢となり、最終ラウンドにテイクダウンを奪って反撃するも、ポイントを奪い返すまでには至らず、0-3の判定負けを喫した。

2017年3月、プロ総合格闘技の活動に集中していたことで2度留年していた高校を卒業。

2017年4月16日、RIZIN 2017 in YOKOHAMA -SAKURA-でアレクサンドラ・トンシェバと対戦し、3R判定勝ち。RIZIN初勝利となった。

2017年8月26日、DEEP JEWELS 17で行われたRIZIN 女子スーパーアトム級トーナメント出場者決定戦で石岡沙織と対戦し、判定勝ちを収めトーナメントの出場権を獲得した。

2017年10月15日、RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 1st ROUND -秋の陣-で行われたRIZIN女子スーパーアトム級(-49㎏)トーナメントの1回戦でポーランドのアトム級ランキング1位 シルビア・ユスケビッチと対戦し、3-0の判定勝ちを収め、準決勝へ駒を進めた。

2017年12月31日、RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 Final ROUNDで行われた女子スーパーアトム級(-49㎏)トーナメントの準決勝で、1年前に浅倉に勝利したアリーシャ・ガルシアを1回戦で圧倒して勝ち上がってきた世界ランク6位のマリア・オリベイラ(ブラジル)と対戦。オリベイラをリフトして叩きつけるなどして優勢に試合を進め、マウントポジションを奪うとパウンドや関節技などを積極的に仕掛け、2Rに腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。番狂わせを起こして決勝戦に進出した。

同日、決勝戦で、普段は姉のような存在で格闘技を始めるきっかけにもなったSBフライ級王者のRENAと対戦。序盤はタックルを切られるも、タックルを繰り返してテイクダウンを奪うと、バックからのチョークスリーパーでRENAを絞め落として一本勝ち。トーナメント優勝を飾り、リング上で大泣きして感情を爆発させた。女子アトム級はこの時点で、InvictaとRIZINが世界最大の選手層を誇るため、RIZIN World GPでの優勝により、世界的権威のある老舗メディアサイトSHERDOG及びにFight Matrixの女子アトム級ランキングで、世界ランク3位となった。

2018年5月6日、RIZIN.10でメリッサ・カラジャニスと対戦し、3-0の判定勝ち。試合後、リングに上がって来たRENAの再戦要求を一時は保留したものの、RENAが1試合を挟んで勝利したことで受諾した。

2018年7月29日、RIZIN.11でSBフライ級王者のRENAと再戦。得意とするタックルを有効に決めてトップポジションから肘やパウンドを落とし、関節技も狙うなど優位に試合を進めて、3-0の判定勝ちを収めた。

2018年12月31日、RIZIN.14のRIZIN女子スーパーアトム級初代王座決定戦で世界ランク1位の浜崎朱加と対戦し、腕ひしぎ十字固めで一本負け。王座獲得ならず。

2019年3月9日、DEEP JEWELS 23でDEEP JEWELSアトム級王者の前澤智とノンタイトル戦で対戦し、フルマークの完勝で判定勝利を収めた。

2019年6月2日、RIZIN.16でレスリング世界選手権 3度優勝・全日本選手権8度優勝の山本美憂と対戦し、3R判定負けを喫した。

2019年8月18日、RIZIN.18で、のちのInvicta世界女子アトム級王者で世界ランク4位のアリーシャ・ザペテラと対戦し、打撃を中心に試合を組み立て、2-1の判定勝ちを収めた。

2019年12月29日、BELLATOR JAPANでジェイミー・ヒンショーと対戦し、3Rにアームロックで一本勝ちを収めた。

2020年8月9日、RIZIN.22 - STARTING OVER -で古瀬美月と対戦し、パウンド連打で1RKO勝ち。

2020年12月31日、RIZIN.26で、あいと対戦し、3R判定勝ち。

2021年3月21日、RIZIN.27で、RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチで王者・浜崎朱加と約2年3カ月ぶりに再戦し、後半追い上げるも、1-2の判定負けを喫し、王座獲得はならなかった。

2021年12月31日、RIZIN.31でDEEP JEWELSアトム級王者の大島沙緒里と対戦し、1-2の判定負けを喫した。

2022年4月17日、RIZIN.35で修斗女子世界スーパーアトム級王者のSARAMIと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。

2022年7月31日、RIZIN.37のスーパーアトム級ワールドグランプリ1回戦でパク・シウと対戦。劣勢な展開が続き、0-3の判定負けを喫して1回戦敗退となった。

2023年4月29日、RIZIN LANDMARK 5にて、ONEで王座戦2度経験者のV.V Meiと対戦し、3-0の判定勝ち。

人物

密着動画・公式出演番組

  • RIZIN公式YouTubeチャンネルより、浅倉カンナ 密着動画『RIZIN Preparation』(2022)
  • RIZIN公式YouTubeチャンネルより、浅倉カンナ✕武田光司の古座川町探訪『RIZIN OUTDOOR』前編(2021)
  • RIZIN公式YouTubeチャンネルより、浅倉カンナ✕武田光司の古座川町探訪『RIZIN OUTDOOR』後編(2021)
  • RIZIN公式YouTubeチャンネルより、浅倉カンナ✕武田光司のアウトドアトーク番組『RIZIN TALK』(2021)

戦績

総合格闘技

レスリング成績

  • 2011年3月『クリッパン国際大会38kg級』優勝、4月『ジュニアクイーンズカップ中学生の部 40kg級』準優勝
  • 2012年4月『ジュニアクイーンズカップカデット 43kg級』準優勝
  • 2013年4月『ジュニアクイーンズカップカデット 46kg級』準優勝、8月全国高校総体3位

(出典、日本レスリング協会公式サイト大会結果)

獲得タイトル

  • RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 女子スーパーアトム級トーナメント 優勝(2017年)

脚注

試合映像

補足映像

映像資料

外部リンク

  • RIZIN 選手データ
  • DEEP 選手データ
  • DEEP JEWELS 選手データ
  • パンクラス 選手データ
  • 修斗 選手データ
  • 浅倉カンナの戦績 - SHERDOG(英語)
  • 浅倉カンナ - YouTubeチャンネル
  • 浅倉カンナ (@a_kanna_) - X(旧Twitter)
  • 浅倉カンナ (@a_kanna_) - Instagram

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 浅倉カンナ by Wikipedia (Historical)