ダニエル・ヴァス(Daniel Wass、1989年5月31日 - )は、デンマーク・グラッドサクセ出身のプロサッカー選手。デンマーク・スーペルリーガ・ブレンビー所属。デンマーク代表。ポジションはディフェンダー、ミッドフィールダー。
元サッカーデンマーク代表のニッキー・ビリー・ニールセンは従兄弟。
ブレンビーIFのアカデミーで育成され、2007–08シーズンにプロデビュー。2009年夏、より経験を積むためノルウェーのフレドリクスタFKにレンタル移籍。2010–11シーズンより右サイドバックのレギュラーに定着した。ウインターブレーク中、クラブとの契約を更新しないことを表明。これを受けSLベンフィカなどが獲得に乗り出していると噂された。2011年3月頃よりコーチのヘンリク・イェンセンの助言を受けてウイングにコンバートされた。
2011年5月、かねてより噂のあったSLベンフィカに移籍。契約は5年。しかし公式戦に出場しないまま、7月にエヴィアン・トノン・ガイヤールFCへのレンタル移籍が発表された。エヴィアンでは代表で共にプレーするのステファン・アンデルセン、クリスティアン・ポウルセン、トーマス・カーレンベルグとチームメイトになった。加入後数ヶ月はベルナール・カゾニ監督の信頼を得られず、ブリス・ジャ・ジェジェにポジション争いで後れをとった。10月のASサンテティエンヌ戦でようやく加入後初出場を果たすと、早速ヤニック・サグボのゴールをアシストした。2012年1月にパブロ・コレア新監督が就任すると、左サイドバックのレギュラーだったシドニー・ゴブが右サイドハーフにポジションを変更されたことで、新たに同ポジションのレギュラーに抜擢された。2012年6月、エヴィアンに完全移籍することが発表された。移籍金は250万ユーロ。2013-14シーズンには攻撃的MFとしてプレーし、チーム2位となる9ゴールを挙げた。
2015年6月、セルタ・デ・ビーゴと4年契約を結んだ。
2018年7月10日、バレンシアCFと2022年6月30日までの契約を結んだ。
2022年1月28日、アトレティコ・マドリードと2023年6月までの契約を締結したことが発表された。2月6日、FCバルセロナとのリーグ戦で移籍後初出場を果たしたが、試合中に右膝の靭帯を負傷したことで約2ヶ月の負傷離脱を強いられた。
2022年8月12日、移籍金175万ユーロで古巣ブレンビーIFに復帰したことが発表された。
各年代でデンマーク代表に選出され、2011年2月9日、イングランド代表との親善試合でA代表初キャップを刻んだ。2012年5月、UEFA EURO 2012に臨むデンマーク代表に招集されたが、グループステージで敗退した同代表での出番は訪れなかった。
2018年5月、2018 FIFAワールドカップに向けて発表されたデンマーク代表の候補メンバー35人には選ばれたが、23人に減った登録メンバーからは落選した。
ワールドカップ後のUEFA EURO 2020では、病欠したベスト16のウェールズ代表戦を除いた全試合に出場し、チームの大会ベスト4進出という躍進に貢献した。
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