京極 高景(きょうごく たかかげ)は、江戸時代後期の大名。丹後国峰山藩10代藩主。官位は従五位下右近将監。
肥前国島原藩2代藩主・松平忠馮の六男として誕生。幼名は滝之進。
先代藩主・京極高鎮が天保5年(1834年)に死去したため、その養嗣子となって跡を継いだ。しかし、天保の大飢饉で多数の餓死者を出したうえ、天保の改革で商業的な悪影響を受けるなど、藩政は多難であった。嘉永2年(1849年)3月7日、長男・高富に家督を譲って隠居する。文久3年(1863年)7月20日、江戸で死去した。享年53。法号は成徳院行誉高景道完。墓所は京都府京丹後市峰山町吉原の安泰山常立寺。
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