木村 義雄(きむら よしお、1948年〈昭和23年〉4月17日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属。
厚生労働副大臣(第1次小泉第1次改造内閣)、衆議院災害対策特別委員長、衆議院議員(7期)、参議院議員(1期)、香川県議会議員(1期)等を務めた。
父は元衆議院議員の木村武千代。祖父は陸軍中将や衆議院議員を歴任した上原平太郎。叔父は元そごう会長の水島廣雄。
香川県大川郡津田町(現さぬき市)生まれ。東京学芸大学附属高等学校、中央大学商学部卒業。1972年、住友銀行(現三井住友銀行)に入行。1975年に退行し、父・木村武千代の秘書に転じる。1983年、香川県議会議員選挙に出馬し、初当選した。
父・武千代は1983年の第37回衆議院議員総選挙で落選し、病気を理由に次期衆院選への不出馬を表明したため、義雄が香川県議を任期途中で辞職し、1986年の第38回衆議院議員総選挙に旧香川1区から自由民主党公認で出馬し当選した。小選挙区比例代表並立制が導入された1996年の第41回衆議院議員総選挙以降は香川2区から出馬し、連続7期当選。2002年、第1次小泉第1次改造内閣で厚生労働副大臣に任命された。2006年、衆議院災害対策特別委員長に就任。
2009年の第45回衆議院議員総選挙では自民党公認(公明党推薦) で香川2区から出馬したが、選挙戦では終始民主党新人の玉木雄一郎にリードを許し、3万票あまり差の大差で敗れ、比例復活もできず落選した。
2010年の第22回参議院議員通常選挙に比例区から自民党公認で出馬したが、落選した(自民党は12議席獲得したが、木村の得票数は党内17位)。
2013年の第23回参議院議員通常選挙に比例区から自民党公認で、世界真光文明教団の支援を受けて立候補。同党は比例代表で18議席を獲得。木村は党内得票数17位で当選した。
2019年の任期満了時点で71歳であり、70歳定年制の党の規約があるにもかかわらず、ほかの6人と一緒に第25回参議院議員通常選挙で特例公認された。前回に続き比例区より出馬したが、得票数22位(特定枠含め24位)で落選。落選後二階派に入会し、幹事長特別補佐に就任した。
2022年1月31日、自民党は同年7月の第26回参議院議員通常選挙に木村を比例区から擁立すると発表した。開票の結果、得票数18位(特定枠含め20位)で落選。
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