『2018 FNS歌謡祭』(2018 エフエヌエスかようさい)は、フジテレビ系列で2018年12月5日 19:00 - 23:28(JST)・12月12日 19:00 - 23:28(JST)に生放送された通算47回目の『FNS歌謡祭』である。
平成最後の『FNS歌謡祭』となる。また、翌年に相葉雅紀・永島優美へ交代したことに伴い、2015年から4年連続で担当してきた森高千里・渡部建が務める『FNS歌謡祭』の司会はこの年が最後となった。
2015年 - 2017年に引き続き、4年連続で本年も当番組では2DAYSとして2回に分けて生放送されることが同年11月9日に番組ホームページで発表された。また、前年に引き続き、2週連続の放送となり、2週とも4時間28分(2週合計8時間56分)の大長編となる。第1夜は例年通りの形式でグランドプリンスホテル新高輪「飛天」より12月5日 19:00 - 23:28(JST)に、第2夜はフジテレビ特設スタジオより12月12日 19:00 - 23:28(JST、北海道文化放送・岩手めんこいテレビ・新潟総合テレビ・福井テレビ・東海テレビ・高知さんさんテレビ・サガテレビ・沖縄テレビは23:22飛び降り)に生放送された。
第1夜
下記のスペシャル企画を含めた16個のみどころが設けられていた。
第2夜
下記のスペシャル企画を含めた7個のみどころが設けられていた。
12月5日(第1夜)の平均視聴率は14.2%で昨年より上回った。また、瞬間最高視聴率は22:02(JST)、クリスマス&ウィンターソングメドレーとしてEXILEが「Lovers Again」を披露しているシーンで、18.3%だった(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)。
12月12日(第2夜)の平均視聴率は11.8%でこちらも昨年より上回った。また、瞬間最高視聴率は21:00・21:05(JST)、「平成のFNS歌謡祭 名共演集」を出演アーティストと共に振り返るシーンで、14.9%だった(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)。
また、昨年に引き続き、第1夜・第2夜どちらも当番組限定で司会の森高・渡部が出演するGoogleとのコラボCMが制作されて、番組の随所で放送された。
トップバッターでは、当番組では東京スカパラダイスオーケストラと関ジャニ∞がそれぞれ初めて担当して番組のオープニングメドレーの1曲目として「Paradise Has No Border」を披露した。大トリでは、平成最後の『FNS歌謡祭』の特別企画として総勢10組の出演アーティスト(下記参照)が担当して「時代」を披露した。
第1夜のステージの最多出演者は井上芳雄であり、6曲に参加していた。
番組前半では、昭和の名曲が出演アーティストのカバーによるメドレーで披露された。また、IZ*ONEが日本の音楽番組に初出演となりパフォーマンスが披露された。さらに、ミュージカル名作3作品『ライオンキング』『ナイツ・テイル-騎士物語-』『キンキーブーツ』のスペシャルパフォーマンスが披露された。
番組中盤では、中山美穂が「WAKU WAKUさせて」を音楽番組としては約23年ぶりに披露した。また、DA PUMPと氣志團のコラボレーションで「U.S.A.」と「One Night Carnival」がマッシュアップされた「O.N.C. 〜One Night Carnival 2018〜」が特別に披露された。さらに、嵐とゆずのコラボレーションで北川悠仁が作詞・作曲を手掛けた「夏疾風」が披露された。
番組後半では、番組恒例であるクリスマス&ウィンターソングメドレーが出演アーティストのカバー・コラボレーションで披露された。また、デビュー15周年を迎えたNEWSのFNS限定のスペシャルメドレーが披露された。
久保田利伸、劇団四季、シン&ふうか、SEKAI NO OWARI、髙橋真梨子、堂本剛(KinKi Kids)、中山美穂、浜崎あゆみ、藤井フミヤ、薬師丸ひろ子は事前収録での出演だった。
第1夜では、ジャニーズ事務所からはKinKi Kids、嵐、NEWS、関ジャニ∞、Hey! Say! JUMPの5組が出演した。
出演アーティストは全54組で、全75曲中28曲がコラボレーション(共演)で披露された。
トップバッターでは、番組恒例のクリスマスソングメドレーの1曲目としてKing & Princeが「赤鼻のトナカイ」を披露した。大トリでは、平成最後の『FNS歌謡祭』の特別企画「後世に歌い継ぎたい日本の名曲」として総勢14組の出演アーティスト(下記参照)が担当して「あの素晴しい愛をもう一度」を披露した。
第2夜のステージの最多出演者は山崎育三郎と中川晃教であり、それぞれ6曲に参加していた。
番組序盤では、第1夜に引き続き、番組恒例のクリスマスソングメドレーが出演アーティストのカバー・コラボレーションで披露された。
番組前半では、こちらも第1夜に引き続き、ミュージカル名作2作品『プリシラ』『ジャージー・ボーイズ』のスペシャルパフォーマンスが披露された。
番組中盤では、同年8月に急逝した漫画家のさくらももこの追悼企画として、『ちびまる子ちゃん』の歴代オープニングテーマ&エンディングテーマといった主題歌のスペシャルメドレーが出演アーティストのコラボレーションで披露された。また、ももいろクローバーZがユニバーサル・スタジオ・ジャパンのギネス世界記録のイリュージョン・クリスマスツリーや巨大なプロジェクションマッピングでパフォーマンスを披露した。
番組後半では、昨年に引き続き、「ミュージカル名曲メドレー」として『ドリームガールズ』『ロミオとジュリエット』『キューティ・ブロンド』『モーツァルト!』『オペラ座の怪人』『エリザベート』といった各作品の主題歌や挿入歌が出演アーティスト同士のカバー・コラボレーションのスペシャルメドレーで披露された。また、平成最後の『FNS歌謡祭』の特別企画「平成最後のスーパーアイドルソング」として、AKB48・乃木坂46・欅坂46・IZ*ONEの各メンバーがFNSスペシャルユニット・IZ4648を結成して、秋元康が『FNS歌謡祭』のために書き下ろした楽曲「必然性」を特別に披露。
番組終盤では、Toshlとジェジュンが尾崎豊の名曲をカバーしてメドレーで披露。
また、デビュー20周年を迎えたaikoとデビュー10周年を迎えた西野カナがそれぞれFNS限定のスペシャルメドレー、三浦大知が映画『ドラゴンボール超 ブロリー』の主題歌、V6がアニメ『ONE PIECE』のオープニングテーマなどを披露。
さらに、平成最後の『FNS歌謡祭』の特別企画として、過去に放送された歴代の平成の『FNS歌謡祭』(1989年〜2017年)で披露されたパフォーマンスの中で名シーンを一挙に振り返る「平成のFNS歌謡祭 名演集」、貴重なコラボレーション(共演)を出演アーティストと共に振り返る「平成のFNS歌謡祭 名共演集」が番組の随所で行われた。
aiko、IZ4648、神田沙也加、TARAKO、爆チュー問題、星野源、Mrs. GREEN APPLE、ももいろクローバーZは事前収録での出演だった。
第2夜では、ジャニーズ事務所からはV6、KAT-TUN、Kis-My-Ft2、Sexy Zone、King & Princeの5組が出演した。
出演アーティストは全51組で、全74曲中25曲がコラボレーション(共演)で披露された。
今年は、IZ*ONE、池森秀一、上坂すみれ、勝矢、神田沙也加、King & Prince、劇団四季、劇団4ドル50セント、けやき坂46、ジェジュン、ジェニーハイ、城田優、陣内孝則、シン&ふうか、DA PUMP、玉置成実、TARAKO、DIVA、中河内雅貴、中川晃教、爆チュー問題、濱田めぐみ、福井晶一、三浦春馬、Mrs. GREEN APPLE、宮野真守、矢崎広、ユナク、吉本坂46、LiSAの30組のアーティストが『FNS歌謡祭』に初出演した。
第1夜・第2夜のどちらにも出演したアーティストはIZ*ONE、AKB48、欅坂46、城田優、三浦大知、山崎育三郎の6組。
第1夜・第2夜合わせて、出演アーティストは100組・披露された楽曲は149曲・披露されたコラボレーション(共演)は53共演となった。
第1夜・第2夜合わせたステージの最多出演者は山崎育三郎であり、計8曲に参加していた。
大塚愛は2007年以来の11年ぶり、EXILE、Superfly、SEKAI NO OWARI、東京スカパラダイスオーケストラ、中山美穂、KAT-TUNは2015年以来の3年ぶりの『FNS歌謡祭』の出演となった。
メドレー企画「クリスマスソングメドレー」と「ミュージカル名作パフォーマンス」は、第1夜・第2夜のどちらも、それぞれ異なる楽曲や作品で披露された(下記参照)。
TOKIOは山口達也の不祥事による脱退で音楽活動を休止したため出演を辞退した。同年のうたの夏まつりに出演したAqoursは11月17日・18日に東京ドームで開催された4thライブと本番組の放送時期が近かったこともあり、体調面を考慮した形で出演を辞退した。翌年のFNS歌謡祭で返り咲きを果たしている。Sexy Zoneの松島聡とKing & Princeの岩橋玄樹はパニック障害で休養による活動休止中のため出演を辞退した。
乃木坂46の西野七瀬・衛藤美彩・斉藤優里・桜井玲香・井上小百合、モーニング娘。'18の飯窪春菜・佐藤優樹・森戸知沙希・加賀楓・譜久村聖、AKB48の竹内美宥・高橋朱里・宮崎美穂、HKT48の指原莉乃、欅坂46の米谷奈々未・長濱ねる・鈴本美愉・原田葵、NGT48の山口真帆・菅原りこ・長谷川玲奈・高倉萌香・太野彩香・加藤美南・荻野由佳・山田野絵・中村歩加・西村菜那子・小熊倫実・中井りか、けやき坂46の柿崎芽実・井口眞緒、関ジャニ∞の錦戸亮にとって、グループメンバーとして最後の『FNS歌謡祭』の出演となった。2024年3月4日に死去したTARAKO、2022年2月5日に活動休止した吉本坂46も、最初で最後の『FNS歌謡祭』の出演となった。
太文字は当年のNHK『第69回NHK紅白歌合戦』に出場。
※五十音順
太文字は当年のNHK『第69回NHK紅白歌合戦』に出場。
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