在シドニー日本国総領事館(英語: Consulate-General of Japan in Sydney)は、オーストラリア最大の都市シドニーに設置されている日本の総領事館である。
2018年10月1日時点で管轄区域内の在留邦人数は3万5456人となっており、これは在外公館別で第10位、オセアニアでは最大規模である。
沿革
- 1881年6月6日、安藤太郎香港領事が上野景範外務大輔宛の「濠洲シトニー駐在領事新任ニ関スル件」を起草する
- 明治年間、イギリス帝国領ニューサウスウェールズ植民地に在シドニー日本帝国領事館が開設される
- 1901年1月1日、ニューサウスウェールズ州を含むオーストラリア大陸の英領6州が連邦を結成してオーストラリアが独立
- 1901年12月27日、シドニーの帝国領事館が在シドニー日本帝国総領事館に昇格する
- 1941年12月8日、大日本帝国が英領マレー(現・マレーシア西部)のマレー半島に上陸を開始すると共にアメリカ合衆国のハワイを奇襲して、米英両国に宣戦布告する
- 1941年12月9日、オーストラリアが大日本帝国に宣戦布告して両国の国交が断絶、在シドニー日本帝国総領事館を含む在オーストラリア帝国公館が閉鎖される
- 1945年8月15日、第二次世界大戦の敗戦により大日本帝国が崩壊
- 1952年4月28日、サンフランシスコ平和条約の発効により日本国が独立、オーストラリアも同条約締結国のうちの一国
- 1954年10月1日、在シドニー日本国総領事館が開設される
所在地
Level 12, 1 O'Connell Street, Sydney NSW 2000
管轄地域
ニューサウスウェールズ州、ノーザンテリトリー(北部準州)及び属地を管轄。
著名な在勤者
- 天谷直弘 - 資源エネルギー庁長官、通商産業審議官、電通総研初代所長
在ダーウィン日本国名誉総領事館
在ダーウィン日本国名誉総領事館(英語: Honorary Consulate-General of Japan in Darwin)は、日本がノーザンテリトリー準州の州都かつ最大都市ダーウィンに設置している名誉総領事館である。在シドニー日本国総領事館の所轄となっている。
- 名誉総領事
- 所在地
Charles Darwin Centre, Level 20, 19 Smith Street, Darwin, NT 0801
出典
関連項目
- 在オーストラリア日本国大使館、在パース日本国総領事館、在ブリスベン日本国総領事館、在メルボルン日本国総領事館、在ケアンズ領事事務所
- 日豪関係
- オーストラリア花嫁失踪騒ぎ
- 小野伸二 - 2013年4月23日、小原雅博総領事より在外公館長表彰を受ける
外部リンク
- 在シドニー日本国総領事館、同 (英語)
- 在シドニー日本国総領事館 (CGJSYD) - Facebook (英語)
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