水谷 瞬(みずたに しゅん、2001年3月9日 - )は、愛知県津島市出身のプロ野球選手(外野手)。右投右打。北海道日本ハムファイターズ所属。
小学4年生から「神島田クラブ」において軟式野球を始め、津島市立暁中学校時代は硬式野球の「愛知津島ボーイズ」で投手兼一塁手としてプレーする。
高校は島根県江津市の石見智翠館高等学校に進学。甲子園出場の経験は無いが、左翼手のレギュラーを掴んだ2年生の秋には、秋季中国大会進出を果たす。4番に座った3年生の春の春季島根大会を制し、春季中国大会に進出。1回戦の対宇部鴻城高校戦では、5打数3安打、1本塁打、2打点の活躍をする。3年生の夏の第100回選手権島根大会は、決勝戦で益田東高校に敗れ準優勝だった。高校通算21本塁打。
2018年10月25日に行われたプロ野球ドラフト会議において、福岡ソフトバンクホークスからドラフト5巡目指名され、11月13日、江津市内にて入団交渉を行い、契約金3500万円、年俸500万円(金額は推定)で契約合意に達し、12月6日、福岡市内のホテルで入団発表会見が行われた。背番号は59。
2019年は、主に三軍の試合に出場。打率.216、23打点、2本塁打の成績を残した。
2020年は、二軍公式戦では50試合に出場し、打率.250、4本塁打、15打点、5盗塁。三軍戦において17試合に出場し、打率.358、2本塁打、3打点の成績を残した。
2021年は、二軍公式戦では69試合に出場し、打率.276、4本塁打、29打点、8盗塁。三軍戦において32試合に出場し、打率.295、0本塁打、10打点、4盗塁の成績を残した。
2023年はオープン戦途中までは一軍メンバーだったものの、この年も開幕を二軍で迎えた。開幕直後は打撃不振に陥り、4月下旬には一時三軍降格も味わったものの、終盤には打撃の調子が上向き、二軍公式戦83試合の出場で、打率.259、4本塁打、35打点、1盗塁の成績だった。この年も一軍での出場は無く、11月8日に球団との契約更改交渉に臨んだが、条件提示について考える時間が欲しいとの理由で翌年の契約を保留した。18日に臨んだ2度目の交渉では、20万円増の推定年俸560万円でサインした。取材に対し、前回は金額面についての保留ではなく「いろいろ話をしたくて、前回は時間がなくなって保留の形になった」と改めて保留した理由を説明した。
2023年12月8日、現役ドラフトで北海道日本ハムファイターズに指名され、移籍することが決まった。
2024年の春季キャンプは第4クールから一軍に合流し、オープン戦3試合に出場するも7打数無安打で、開幕を二軍で迎えた。二軍戦13試合に出場して打率.286、4本塁打、12打点、特に14安打のうち8本が長打と好調な打撃を見せ、4月9日にソフトバンク時代も合わせて初の一軍昇格を果たした。4月11日、北九州市民球場で行われた古巣・ソフトバンク戦で6番・左翼手として一軍初スタメンを果たし、第2打席で左翼前にプロ初安打・初打点を記録した。
50メートル6秒の俊足と140メートル越えの飛距離も魅力の大型外野手。
ナイジェリア人の父と日本人の母とのハーフ。初心を思い出すという意味で、小学校6年生の時に祖父からオーダーメイドで作って貰ったグラブをお守りにしている。
「ジェッシー」というミドルネームを持つ。愛称はジェッシーを略した「ジェシー」、または目標とする選手から「スタントン」と呼ばれている。
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